中央アルプスの将棊頭山へ登り、西駒山荘に宿泊しました。
その二日目です。
深夜から強い風の音がしました。それに雨も降っていました。
天気予報で天気が崩れるのは判っていました。
帰路、駒ケ岳ロープウェイで下山する予定で車を菅の台バスセンターの駐車場に停めていました。
計画していた桂小場登山口に下山するか、駒ケ岳ロープウェイで下山するか思案しました。
小屋の管理人からロープウエイが運行規制で動いていない聞き、桂小場登山口へ下山することにしました。
朝の内、降っていた雨は完全に止み、下山途中に晴れてきました。
朝、強風の雨の天候が嘘のようになりました。
西駒山荘 ― 分水嶺標識 ― 行者岩分岐 ― 胸突の頭 ― 七合目 ― 津島神社 ―
六合目 ― 胸突八丁 信大ルート分岐 ― 大樽避難小屋 ― 落雷事故現場 ―
白川分岐 ― 馬返し権兵衛峠分岐 ― 野田場 ― ぶどうの泉 ― 桂小場登山口駐車場
西駒山荘の朝食風景と朝食。
朝食はビュッフェスタイルとなっていました。
西駒山荘を紹介した雑誌記事です。
(09:52)
西駒山荘を出発します。
少しでも、天候が良く成ればと待機していて遅めの出発です。
山小屋のご主人は、何時まで居ても良いと言ってくれました。
下山時間を見越して10時出発の予定でした。
分水嶺標識の有る場所まで来ました。
この辺り、ハイマツ地帯で雨風が強かったです。
このような天候でも若い男性が短パンの姿で登ってきました。
小さく写っているのがその男性です。
歩いて来て、樹林帯に入りました。
少しは風を避けることが出来ました。
六合目です。
胸突八丁 信大ルート分岐です。
右に下山して行くと信大ルートです。
でも、道が悪く迷い易いので通行禁止となっていました。
行かないように表示してました。
大樽避難小屋まで来ました。
この辺りまで下山して来ると雨は止みました。
落雷事故現場です。
中学校の行事として取組んでいて事故が起きたのでしょう。
馬返し 権兵衛峠分岐
馬返し 権兵衛峠分岐。
振返りました。
右へ行くと権兵衛峠に向います。
高度が下がって来て歩き易くなってきました。
野田場に着きました。
樋から水が流れ出ていました。
ヤマジノホトトギスです。
九十九折れの道です。
この辺りは水平移動でした。
この辺りでお爺さんと孫の組に出会いました。
ソバナとフシグロセンノウです。
フシグロセンノウは花弁が1枚欠損しています。
高度が下がって来ると、オオバギボウシやツリフネソウなど、多くの花々を見かけました。
ぶどうの泉まで来ました。
谷筋の流れです。
ここらも樋が有り、喉を潤せます。
前方にフェンスが見えて来ました。
(14:50)
登山口まで下山してきました。
ここにも標柱が設置して有りました。
タクシーのお迎えを頼みました。
桂小場登山口まで迎えに来てくれたのです。
朝の内、降っていた雨は完全に止み、晴れてきました。
朝のアノ天候が嘘のように回復しました。
タクシーの車窓から。
前方が南アルプス。
雨上がりで空気が清涼となり視界が広がりました。
菅の台バスセンターの駐車場に着きました。
通常なら混雑しているのですが、ロープウェイが運行中止となり閑散としていました。
駐車場に停まっていたのは、私たちの車とアノ黒い車だけでした。
最後に
ロープウェイで下山するか、桂小場登山口に下山して来るかとなりました。
結果的には、ロープウェイが運行中止となっていたので、桂小場登山口に下山してタクシーで菅の台バスセンターの駐車場に戻るようにしたのが正解でした。
バスとロープウェイの往復乗車券を買っていました。
帰路の乗車しなかった切符を持ち、中央アルプス観光(株)自動車営業所で払い戻しを受けました。
二日間の天候は恵まれませんでした。
でも、千畳敷の遊歩道では沢山の花を愛でることが出来ました。ガスの中、雷鳥を見ることが出来ました。
晴れていれば、尚更良いのだが、夏の高い山を楽しむことが出来ました。
今回のリーダー、Yさんに努めて貰いました。下山途中のタクシーの電話予約をして貰いました。K女山には電話でロープウェイ会社と折衝して貰いました。
みんなの力で山に行ってこれたことが嬉しいです。
感謝します。