Kオジサンの新・山歩きの記

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バスハイキング  花が一杯 夏の尾瀬ヶ原を歩く

2011-07-25 23:14:18 | バスハイキング

「夜行バスで行く!!はじめての尾瀬」と言うバスハイキングで名古屋から尾瀬へ行ってきました。
今回の参加者は36名。高齢の人が多かったですが、職場から直行して来たのか、ハイヒール姿で大きなバッグを提げてきたOL風の参加者もいました。
名古屋を定刻の20時30分に出発して途中、3箇所のサービスエリアでトイレ休憩しました。車内の照明は落としてくれたのですが、2時間寝ては休憩の繰り返しで、熟睡はできませんでした。


山ノ鼻に有った尾瀬の案内図。

鳩待峠登山口(5:15) ― 川上川(5:57) ― 山ノ鼻ビジターセンター(6:00) ― 
牛首分岐(6:41) ― ヨッピ橋(7:17) ― 竜宮十字路(7:42) ― 竜宮小屋(7:50) ― 
 竜宮十字路(7:55) ― 牛首分岐(8:20)  ― 山ノ鼻(8:49~9:05) ― 
山ノ鼻ビジターセンター(9:15) ― 川上川(9:18) ― 鳩待峠登山口(10:13)  


(05:11)
戸倉のホテルへ早朝4時に着き、洗顔やトイレを済ませて4時45分に出発する中型バスに乗り換えました。バスは鳩待峠に向かって出発しました。
鳩待峠へは大型バスが入れないので中型バスかタクシーで入る事になっていました。



(05:13)
鳩待峠に着くと、5時過ぎ早朝でしたが鳩待峠は人で一杯でした。
これから多くの人が出発して行くのでしよう。
凄い数の人でした。



スタートです。
ここが尾瀬ヶ原への入り口で、下りの木道を進みます。



間もなく山ノ鼻へとなります。
木道も水平状態となりました。



(06:07)
山ノ鼻を過ぎました。
ここが尾瀬ヶ原への入り口となります。



(06:18)
ガスっていて、周りは木道しか見えません。
遠くからホトトギスやカッコーの声が聞こえます。

長く続く木道。霧で周囲の景色は見えませんでした。
前方へ続く木道と周囲に咲く花だけが見えました。
姿は見えませんでしたが、周りから鳥の鳴き声が聞こえます。
「トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク」の声。前や後ろでは「ホーホケキョ」。遠くの方で「カッコー、カッコー」も聞こえました。

自然一杯の中で雰囲気を楽しむことが出来ました。





木道の焼印。
環境省が平成21年度に整備したものでしょう。
このほかに東電が整備したものも有りました。



霧の中の沼。
まるで自然のベールに包まれた。
そんな感じがしました。



(07:21)
ヨッピ橋の横に有った道標。



吊橋のヨッピ橋。



(07:42)
竜宮十字路の道標です。
山ノ鼻へ向かいます。


ガスが薄くなって現れてきた燧ケ岳。




(08:07)
山ノ鼻へ向かって木道を歩きます。
ガスが取れてきて至仏山もハッキリと見えだしました。



至仏山が近くなってきました。




もうすぐ、山ノ鼻。
至仏山が間近に望めます。



山ノ鼻に戻ってきました。




山ノ鼻のビジターセンターです。
ここでは尾瀬の自然を紹介していました。



(09:21)
山ノ鼻を過ぎて登りの木道に差し掛かったら強力さんとすれ違いました。
背丈より高い荷物を背負っていました。



すれ違った団体。
凄い人数でした。



(10:12)
登山口へ戻りました。
入山者のカウントメーターが設置してあり、入山者をカウントしてました。



(11:01)
賑わう鳩待峠。
これから向かう人。
戻って来た人でごった返してます。



沢山の花を愛でることが出来ました。





スタート時とゴール時のカウント。
25,000歩と、よく、歩きました。

こんな事。
尾瀬ヶ原の延々と続く木道には工事を実施した年の焼き印が押して有りました。当然、これらには費用が伴います。尾瀬を利用する人から環境維持協力費のような物を徴収しても良いのではと思いました。
竜宮のトイレの事です。私が済ませて出た時でした。
トイレを使った人が金を入れる徴収箱が壁に取り付けてありました。
透明のプラスチックの箱で下に100円硬貨が溜まっているのが見えました。私が入れたら「ガジャリ」と音がしました。私のすぐ前の男性は・・・・音がしなかった。
ボックス前を通過する場面を見てはいませんでしたが、恐らく硬貨を投入せずに通過したのだと思います。
トイレを利用して100円を払わない人がいる。このような現状では協力費は困難でしょう。


最後に
鳩待峠から山ノ鼻へ向かい、牛首、ヨッピ橋、竜宮を廻って鳩待峠へ戻りました。山ノ鼻からの帰りは、鳩待峠へ登って戻ることになります。
登って帰る道で、体力的に大丈夫か心配しましたが、集合時刻に間に合って戻れました。
急いで歩いて来た訳でなく、写真を270枚以上も撮影してきましたが、集合時間よりも早く戻れました。
ゆっくりと尾瀬ヶ原の景色を楽しむことが出来ました。

帰路、中型バスで尾瀬高原ホテルに戻り、大型バスに乗り換え老い神温泉に向かいました。その後、車内では簡単なお弁当とお茶が配られました。

バスツアーの良い所は目的地に直行し、帰路の足を心配する必要が無いことです。
尾瀬の木道ではクラブツーリズムとか読売旅行のワッペンを着けた人たちが隊列となって歩いていました。私たちのコースは鳩待峠を出て鳩待峠に戻る6時間フリーハイキングで、周囲の景色や鼻に目をやることが出来ました。あのように隊列で進むだけでは、景色を見るゆとりが無いのではないかと思いました。

温泉で汗を流した後は、寝るだけで、帰りの車内のほとんどの人が眠っていました。今回、早朝の尾瀬に着いて、霧のベールに包まれた神秘的な尾瀬を見ることが出来ました。木道を歩き、帰るときには至仏山がベールを脱ぎ、聳える美しい光景を目にすることが出来ました。早朝はガスっていたのですが、時間が経つにつれて雲が取れていきました。

はじめての尾瀬でしたが、機会を作り再度訊ねてみたいです。帰りのバスの車内で後ろの座席で夫婦の会話が聞こえました。
奥様から次は水芭蕉の時期に来たいネ。私も同感です。

これが尾瀬の魅力かもしれません。



コメント (2)
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飛越国境  人形山

2011-07-18 14:29:16 | アウトドア

岐阜県と富山県の境に有る人形山へ行ってきました。
この山は、昨年、隣の金剛堂山へ登った時、西側に形状の良い山が見えたました。それで、この5月頃に登ることを決めていましたが、土曜日の毎に、天候の悪く、7月にズレてしまいました。

登山口(8:48) ― 第1休憩所(9:52) ― 第1と第2休憩所の中間点(11:00)~(11:45) 

― 第1休憩所(11:57)~(12:52) ― 登山口(13:36) 

登山口から山頂まで3時間の道程ですが、この暑さと睡眠不足でパテてしまい、中間地点で登頂を断念しました。私はこれ以上進むと、体力的に帰ってこられなくなると思い、同行のWさん単独で山頂まで行って来ることを勧めましたが、Wさんは宮屋敷まで行って戻ってきました。

帰路、五箇山荘で温泉につかってきましたが、脱衣場に人形山のいわれが書いてありました。
昔、麓の里に老婆と二人の娘が暮らしていて、老婆が病にかかり、娘が山に祈願をすると、夢枕に川沿いの温泉を探せとのお告げがあり、その温泉のおかげで老婆は回復したそうな。
娘、二人は礼に山へ入ったが、帰ることが出来ず、雪の中で亡くなっていた。その二人の姿が初夏の頃に山肌に現れるようになり、人形(ひとがた)山と呼ばれるようになったそうな。


駐車場から登山道に進み、歩き始めました。


登山道の両側は杉林でしたが、高度を増すに連れて、ブナの大木が顔をみせ、葉を一杯に広げていました。



ブナの幹に落書きが残っていました。
木を傷めるのは残念なことです。
この画像の上の方にも落書きが有り、積雪期に悪戯されたのだと思います。



Wさんから借りた山頂の画像。宮屋敷から見た人形山山頂。



登山道の両側に咲いていた、名の解らない花。5弁と4弁の花弁を付けていました。



清楚なササユリ。


これからが盛のヨツバヒヨドリ。
南へ帰るアサギマダラに愛されることでしよう。


名前が解らない花。タマガワホトトギスの仲間?



整備された登山道を下ります。
路傍にササユリが咲いていました。




帰路。人形山を振り返る。


今回は途中撤退と、残念な結果となりました。一緒に行ったWさんに申し訳ない気持ちです。
人形山にはササユリやヤマアジサイ、ヨツバヒヨドリ、など沢山の花が有り、春にはイワウチワなのかイワカガミなのか、葉が有りました。
またの機会に行きたいと思います。


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「炎天下歩行  ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑯」 2011年7月6日(水) 晴

2011-07-06 23:31:59 | ぐるっと琵琶湖一周ウオーク

名古屋からバスで琵琶湖に向かい、湖畔のウオーキングを重ねています。16回の回数を重ねて琵琶湖を一周します。今日は雄琴港から瀬田唐橋の東の建部大社までの17kmを歩きました。今回は第16回目と言うことで1周が終了するのであり、30名の内16名が完歩でした。
今回のコースは琵琶湖を時計で表現しますと下の位置で6時~7時の方角に当たります。今回の参加者は30名でした。今回は女性が15名、男性も15名でした。
第16回で歩いた行程
雄琴港(11:00) ― 若宮神社(11:36) ― 七本柳の鳥居(12:10) ― 唐崎神社・唐崎の松(12:30~13:18)
 ―  陸上自衛隊大津駐屯地(13:47) ―
柳が崎湖畔公園(14:03) ― びわこ競艇場(14:29) ―
大津港(14:45~15:00) ―
なぎさのプロムナード(15:20) ― 膳所公園(16:02) ―
粟津の晴嵐の碑(15:32)  ―
瀬田の唐橋(16:52~17:02) ― 建部大社(17:14) 

第16回で歩いたコースの地図



(10:49)
雄琴港近くの広場です。
バスから降りてストレッチ体操を行い、これからのウオーキングに備えます。



ギラギラとした太陽が照りつける天候の下、雄琴港をスタートしました。




(11:17)
琵琶湖の南端の位置を歩きます。
大津市に入り、競輪場や競艇場が国道161号沿いに並んでいました。
また、陸上自衛隊の大津駐屯地も並んでいて、多くの車が通行する場所となっています。



(11:37)
下坂本の若宮神社へ来ました。
鳥居の奥にお社が有ります




ヤマハマリーナ琵琶湖です。
沢山のヨットが陸に挙げられています。



(11:45)
マリーナから望む対岸です。
遠くに近江富士が見えます



歩いて行く途中、川の中にカルガモの親子を見かけました。




(11:48)
雄琴港をスタートし、旧街道を歩きました。
この辺りは両側には旧家が並び、かつて街道で有ったこと感じさせます。
この街道は大津と敦賀を結ぶ道で、西近江路、北国海道、北国道 などとも呼ばれました。



酒井神社の境内には琵琶湖洪水石標が置かれています。
琵琶湖には多数の河川が流れ込んでいますが、琵琶湖から海へ流れ出るのは瀬田川1本だけです。洪水石標には大きな洪水が起きたときの水位が刻まれており、事前に洪水の危機を知らせるためのものです。明治29年(1896)9月の大洪水は、語りつがれています。
9月で台風が襲来した時か、秋の長雨が続いて溢れたのだろうか。




(12:01)
坂本城址へ来ました。



坂本城址に有った石柱と明智光秀の石造です。
この他に坂本城跡の配置図や坂本城の歴史を紹介する説明板。
明智光秀の経歴を紹介する石碑や明智光秀を唄った「男の意地」の石碑などが有りました。





坂本城址です。
明智光秀の石造が有ります。




(12:15)
湖岸を歩きます。
炎天下で、日除けに傘をさした人がいました。




大津市街を臨みます。
左の高い建物が大津プリンスホテルで、あのホテルの先まで歩きます。
砂浜のように見えるのは、水草が茂っているものです。




(12:20)
KKRホテルびわこマリーナです。
ヨットを陸に引き上げて有りました。



(12:32)
唐崎神社へ着ました。
ここで昼食です。
今日のお昼のお弁当。今回もレストラン明治亭の物です。



唐崎神社の門前にかぎやと言うみたらし団子屋さんが有りました。




(12:54)
かぎやで、団子を買いました。
ここはみたらし団子の発祥の地とされています。
おじいさんが団子を焼いていました。
試しにと1本買いました。




唐崎神社・唐崎の松
唐崎の松は唐崎神社の境内に有ります。
先代が枯れ死して3代目の松が植えられています。四方八方に枝を伸ばした立派な松です。
芭蕉はここで「唐先の松は花よりも 朧にて」と詠んでいます。



(13:18)
唐崎の松について説明してくれるリーダー。



琵琶湖ら柵が設けてありますが、琵琶湖疎水の取り入れ口です。
先に近江富士が見えます。




(14:45)
大津港までやってきました。
大津港は琵琶湖の遊覧船が発着する港になっています。





丁度、ミシガンが沖から入港してきました。



大津プリンスホテルが見えます。
この先、あのホテルの更に南側を目指します。



(15:09)
湖岸を歩きました。
この辺り、湖岸が公園として整備され美しい景観を保っています。




プリンスホテルを過ぎ、更に歩きますと、近江富士が霞んで見えました。




歩いてきたコースを振り返りました。
大津港に入港したミシガンが見えます。





(16:02)
膳所城址へ来ました。
ここ、城跡ですが公園になっています。



大学のボート部の艇庫が並んでいます。
その艇庫の横を歩きます。


大津湖岸なぎさ公園の辺りを歩いています。




琵琶湖から瀬田川に代わりました。
国道1号線の橋の下を通りぬけます。
瀬田川の屋形船が見えます。




(16:49)
瀬田の唐橋まで歩いてきました。




16回の回数を重ね、琵琶湖一周を達成した皆さんです。
皆さんの顔には充実感が浮かんでいます。
ウオーキングリーダーも一緒に入りました。




(17:14)
建部大社にゴールしました。
スタートの時は、ここで無事を祈願し、お祓いを受けました。
無事故でゴール出来たことを感謝します。





ウオーキングカウント
左が開始前で右がウオーキング後です。
右から左の数を引くと今日が31264歩です。
良く歩きました。
今回の歩行距離は主催者の資料では17キロとなっていますが、誤差が有るにしても、20キロは歩いていると思います。

アクシデント
ウオーキングは先頭がツアーリーダーで最後尾には添乗員が着きました。唐崎神社・唐崎の松で昼食を終えて、歩き始めましたが、後ろの方の人が、歩いて来ませんでした。
リーダーが最後尾に向かいましたら、男性が、足が攣って、歩けなくなって、添乗員が付き添い、救急車で病院へ向かいました。
結果的には、暑さから疲労が重なって、足が攣り、軽い熱中症にもなったとの事でした。
私たちはウオーキングを終えてからスーパー銭湯で汗を流し、さっぱりします。その男性は病院で点滴を受け、スーパー銭湯で合流して一緒のバスで帰ることが出来ました。
一緒に歩いた人たちは、男性の状態を心配していましたが、一緒に名古屋へ戻ることが出来て良かったです。

最後に
今回歩いたのは琵琶湖の南部でした。この辺り、マリーナが何箇所か有りヨットやモーターボートが陸にあげられていました。都会に近い場所でマリンスポーツに向き合えるから多くのマリーナが出来たのでしょう。こういう事は現地を歩いてみてわかる事です。
酒井神社で洪水の水位を示す石柱を見ました。明治の時に大洪水に見舞われ難儀した。このような歴史的事象を知ることが出来るのもウオーキングの面白さです。

今回16人の人が完歩しました。私は第6回と第13回が未踏です。今後、空白となっている6回と13回を歩き、完歩を目指します。

今回の経費
雄琴港~建部大社 6,700円

「秋さわやか   ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑥」 2011年9月7日(水) 晴
https://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/a41c13e63c315fae162c7a4c25b77544

 

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