「夜行バスで行く!!はじめての尾瀬」と言うバスハイキングで名古屋から尾瀬へ行ってきました。
今回の参加者は36名。高齢の人が多かったですが、職場から直行して来たのか、ハイヒール姿で大きなバッグを提げてきたOL風の参加者もいました。
名古屋を定刻の20時30分に出発して途中、3箇所のサービスエリアでトイレ休憩しました。車内の照明は落としてくれたのですが、2時間寝ては休憩の繰り返しで、熟睡はできませんでした。
山ノ鼻に有った尾瀬の案内図。
鳩待峠登山口(5:15) ― 川上川(5:57) ― 山ノ鼻ビジターセンター(6:00) ―
牛首分岐(6:41) ― ヨッピ橋(7:17) ― 竜宮十字路(7:42) ― 竜宮小屋(7:50) ―
竜宮十字路(7:55) ― 牛首分岐(8:20) ― 山ノ鼻(8:49~9:05) ―
山ノ鼻ビジターセンター(9:15) ― 川上川(9:18) ― 鳩待峠登山口(10:13)
(05:11)
戸倉のホテルへ早朝4時に着き、洗顔やトイレを済ませて4時45分に出発する中型バスに乗り換えました。バスは鳩待峠に向かって出発しました。
鳩待峠へは大型バスが入れないので中型バスかタクシーで入る事になっていました。
(05:13)
鳩待峠に着くと、5時過ぎ早朝でしたが鳩待峠は人で一杯でした。
これから多くの人が出発して行くのでしよう。
凄い数の人でした。
スタートです。
ここが尾瀬ヶ原への入り口で、下りの木道を進みます。
間もなく山ノ鼻へとなります。
木道も水平状態となりました。
(06:07)
山ノ鼻を過ぎました。
ここが尾瀬ヶ原への入り口となります。
(06:18)
ガスっていて、周りは木道しか見えません。
遠くからホトトギスやカッコーの声が聞こえます。
長く続く木道。霧で周囲の景色は見えませんでした。
前方へ続く木道と周囲に咲く花だけが見えました。
姿は見えませんでしたが、周りから鳥の鳴き声が聞こえます。
「トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク」の声。前や後ろでは「ホーホケキョ」。遠くの方で「カッコー、カッコー」も聞こえました。
自然一杯の中で雰囲気を楽しむことが出来ました。
木道の焼印。
環境省が平成21年度に整備したものでしょう。
このほかに東電が整備したものも有りました。
霧の中の沼。
まるで自然のベールに包まれた。
そんな感じがしました。
(07:21)
ヨッピ橋の横に有った道標。
吊橋のヨッピ橋。
(07:42)
竜宮十字路の道標です。
山ノ鼻へ向かいます。
ガスが薄くなって現れてきた燧ケ岳。
(08:07)
山ノ鼻へ向かって木道を歩きます。
ガスが取れてきて至仏山もハッキリと見えだしました。
至仏山が近くなってきました。
もうすぐ、山ノ鼻。
至仏山が間近に望めます。
山ノ鼻に戻ってきました。
山ノ鼻のビジターセンターです。
ここでは尾瀬の自然を紹介していました。
(09:21)
山ノ鼻を過ぎて登りの木道に差し掛かったら強力さんとすれ違いました。
背丈より高い荷物を背負っていました。
すれ違った団体。
凄い人数でした。
(10:12)
登山口へ戻りました。
入山者のカウントメーターが設置してあり、入山者をカウントしてました。
(11:01)
賑わう鳩待峠。
これから向かう人。
戻って来た人でごった返してます。
沢山の花を愛でることが出来ました。
スタート時とゴール時のカウント。
25,000歩と、よく、歩きました。
こんな事。
尾瀬ヶ原の延々と続く木道には工事を実施した年の焼き印が押して有りました。当然、これらには費用が伴います。尾瀬を利用する人から環境維持協力費のような物を徴収しても良いのではと思いました。
竜宮のトイレの事です。私が済ませて出た時でした。
トイレを使った人が金を入れる徴収箱が壁に取り付けてありました。
透明のプラスチックの箱で下に100円硬貨が溜まっているのが見えました。私が入れたら「ガジャリ」と音がしました。私のすぐ前の男性は・・・・音がしなかった。
ボックス前を通過する場面を見てはいませんでしたが、恐らく硬貨を投入せずに通過したのだと思います。
トイレを利用して100円を払わない人がいる。このような現状では協力費は困難でしょう。
最後に
鳩待峠から山ノ鼻へ向かい、牛首、ヨッピ橋、竜宮を廻って鳩待峠へ戻りました。山ノ鼻からの帰りは、鳩待峠へ登って戻ることになります。
登って帰る道で、体力的に大丈夫か心配しましたが、集合時刻に間に合って戻れました。
急いで歩いて来た訳でなく、写真を270枚以上も撮影してきましたが、集合時間よりも早く戻れました。
ゆっくりと尾瀬ヶ原の景色を楽しむことが出来ました。
帰路、中型バスで尾瀬高原ホテルに戻り、大型バスに乗り換え老い神温泉に向かいました。その後、車内では簡単なお弁当とお茶が配られました。
バスツアーの良い所は目的地に直行し、帰路の足を心配する必要が無いことです。
尾瀬の木道ではクラブツーリズムとか読売旅行のワッペンを着けた人たちが隊列となって歩いていました。私たちのコースは鳩待峠を出て鳩待峠に戻る6時間フリーハイキングで、周囲の景色や鼻に目をやることが出来ました。あのように隊列で進むだけでは、景色を見るゆとりが無いのではないかと思いました。
温泉で汗を流した後は、寝るだけで、帰りの車内のほとんどの人が眠っていました。今回、早朝の尾瀬に着いて、霧のベールに包まれた神秘的な尾瀬を見ることが出来ました。木道を歩き、帰るときには至仏山がベールを脱ぎ、聳える美しい光景を目にすることが出来ました。早朝はガスっていたのですが、時間が経つにつれて雲が取れていきました。
はじめての尾瀬でしたが、機会を作り再度訊ねてみたいです。帰りのバスの車内で後ろの座席で夫婦の会話が聞こえました。
奥様から次は水芭蕉の時期に来たいネ。私も同感です。
これが尾瀬の魅力かもしれません。