Kオジサンの新・山歩きの記

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バスハイキング  ミズバショウの尾瀬 約4時間30分滞在    第一日  

2014-06-11 20:17:12 | バスハイキング

11年07月に尾瀬に行ったことがあります。その時はニッコウキスゲの時期でした。
雄大な尾瀬の景色。尾瀬へカミさんを連れて行きたいと思っていました。ミズバショウの時期の尾瀬へ行くバスツアーが有りましたので、どうかと声をかけるとOKが出ました。カミさんと一緒に尾瀬へ向かいました。
私は普段から山に登っています。でも、カミさんは平地なら歩けるのですが、山には登りません。山に登れるだろうかと少々の不安がありました。特に心配したのは尾瀬ヶ原を歩いた後に山の鼻から鳩待峠へ帰って来れるかと言うことです。それで、事前に市内の三井山に登り、テストしてみましたら、大丈夫だろうと見通しがつきました。


バスツアーはクラブ・ツーリズムのものでした。バスが岐阜をスタートして、那加で拾って行く形でした。全員で39名だと添乗員が話していましたが、那加で15人が乗車したので岐阜からは24名の乗車です。
女性の単独が2人。女性グループは4人と5人。男性1人と女性3人組。残りは夫婦の組でした。大部分はご夫婦で会話が少なく静かでしたが、女性同士のグループはうるさかったのです。普段喋ることが出来ないからか、この時ゾ、とばかりに色々のことを話していました。大きな声でお喋り、そして高笑い。もう少しボリュームを下げて話しをしてくれても、良いのではと思いました。

 

第一日は水上高原ホテルに行くだけです。途中、時間調整で、谷川岳ロープウェイで谷川岳へ登ることになっていました。しかし、今回は谷川岳ロープウエイが定期点検のため、榛名山ロープウエイで榛名山への登りとなりましたが、生憎の雨でした。
ロープウェイで山頂まで行き、戻って来る時間は1時間でした。山頂に上がりましたが、視界が悪くほとんどの人はすぐに降りて来ていました。これが谷川岳のロープウェイだったら、折角登っても視界が利かないので残念なことになっていたことでしょう。仮に晴れていたとするならば、雄大な谷川岳の景色。時間不足でもの足りなく感じたかも知れません。

岐阜駅(7:10) ― 新那加駅(7:35~7:50) ― 恵那峡SA   ― 梓川SA(11:17~11:35) ― 

横川SA(13:05~13:25)  ― 榛名山ロープウェイ(14:58~16:00) ― 水上高原ホテル200(17:45)
  
出発してからホテルに着くまでは10時間ほどの時間が掛かりました。途中、3箇所のサービスエリアで20分ほどの休憩を取り、榛名山が1時間です。お昼もバスの中で食べるという状況でしたので9時間はバスの中で揺られていたことになります。
明日の尾瀬が主目的ですから、長時間バスに乗っているのも我慢しなければなりませんでした。

尾瀬に向かって。

新那加駅へバスが近づいてきました。
クラブツーリズムのバスツアーでしたが、使用したバスは名鉄観光バスの車両です。
この時の時間は7時34分です。7時40分が集合時間でしたから、少し早くバスが来てしまいました。右側の歩いている男性は添乗員のKさんです。
バスから降りてきて、集まっていた参加者の点呼をしましたが、まだ、来ていない人がいました。
遅れてやって来たのはオバサンたち。5名のグループです。



梓川SAに到着です。
オプションで弁当を斡旋することになっていましたが、私は注文してなかったのです。SAで弁当を買い込みバスに乗車しました。
また、これから1時間半ほど走行すると言っていました。
同じ、名鉄観光のバスが並んでいますが、たまたま、一緒になっただけです。右側は愛知県の老人クラブで来た人たちでした。



バスの車窓から。
バスは長野自動車道を走行しています。
右側に見えたのは姨捨SAです。



バスの車窓から。
車窓から見える姨捨の風景です。
姨捨は日本三大車窓の1つに上げられる景色です。善光寺平の景色が広がり千曲川が見えます。高速道路からの景色でなく、鉄道からの景色が三大車窓となっています。鉄道と高速道路と違っても、楽しめる景色に変わりはありません。
下に見える鉄道の架線が篠ノ井線です。
ちなみに他の三大車窓は九州肥薩線の矢岳越えと根室本線の狩勝峠越えです。しかし、狩勝峠は新線に代わり、旧線のような景色が見えなくなったようです。




3回目の休憩地、横川SAにきました。




上り横川SAの屋内にキハ57の車体が展示してありました。表示のサボに急行「志賀」とあります。
ネットで調べましたら昭和38年頃の急行列車です。湯田中は私鉄の長野電鉄の駅で、乗り入れており、上野と湯田中を結んでいました。この列車はディーゼルカーですが電化が進み電車化されました。そして特急列車が走り出して廃止の道を辿りました。
東京と長野を結んだ急行はこの「志賀」の他に「妙高」「とがくし」「丸池」「信州」などが有りました。高速道路網が完備する前の時代の事であり、多くのスキーヤーを運びました。
横川から軽井沢にかけては碓氷峠が控えています。この線路には珍しいアブト式で歯車レールが設けて有りまして、そんな区間を喘ぎ喘ぎ登りました。今は長野新幹線が開通して、しなの鉄道となってしまいましたが、当時は、急行列車の黄金期だったのでしょう。
この「志賀」と言う急行が走っていた事知りませんでした。車体を見て調べ、知る事が出来ました。
多くの急行に山の名が着いていた事が面白いですし、「志賀」を知るきっかけになった事が発見です。



バスの車窓から。
関越自動車道を走行していますが、雨が降っています。
晴れていたなら前方に赤城山が見えたことでしょう。山頂部は見えませんが、長い裾野は判りました。



榛名山ロープウェイへ。

バスの車窓から。
榛名山ロープウェイに向かってカーブを登っていきます。



榛名山ロープウェイの山麓駅です。
小雨が降っていてガスが出ています。




回り込んで乗車場所に向かいます。
この段階で、遠くが霞んでいます。山頂に向かっても・・・・・。




2連結したゴンドラに乗り込みます。



ガラスに水滴が有り、ペアのゴンドラがボヤけています。




山頂駅に着いたら。
ガスっていて、全然見えません。




展望場所には双眼鏡が設置してあります。
前面が見えません。




晴れていれば、こんな状態で関東平野が見渡せることでしょう。




榛名山から降りてきてバスの中。
榛名山ロープウェイは団体料金で往復が760円です。谷川岳ロープウェイは往復で1,960円です。
通常ですと谷川岳ロープウェイへ行くのですが、定期点検で運航していなく、榛名山ロープウェイ行きとなりました。添乗員のKさんは、その差額をキャッシュバックで、1,000円づつ配りました。でも、私はクレジット払いでしたので、キャッシュバックは振込みとなり、貰えませんでした。帰ってから通帳を確認すれば戻されたことを確認できるのですが、皆が貰えても自分達は貰えなかったので、何か損したような気分でした。(笑)



水上高原ホテル 200(ツーハンドレツド)
バスの車窓から。
今夜、宿泊する水上高原ホテル 200(ツーハンドレッド)へ着きました。




立派な車寄せがあります。




玄関ドア。
このホテルはロッキングチェアがシンボルです。




鍵を受け取って部屋に向かいます。




客室に入りましたが、それ程広い部屋ではありません。



窓の外。
リゾート地らしくテニスコートが見えます。
このホテルにはゴルフ場が有りまして何台ものカートを見かけました。




部屋の衣装ロッカーに黒いビニール袋が有りました。
風呂に行く時にバスタオルや下着を入れて、持っていけました。ビニール袋が用意して有ったのは初めてです。このような配慮を嬉しく思いました。
お風呂では、履いて来たスリッパに洗濯バサミを付けて措くようになっていました。どのスリッパでも同じだと思うのですが、自分が部屋から履いて来たスリッパに印をして置き、そのスリッパで帰って来ると言うものです。
小さな配慮ですが、そんな心遣いを嬉しいと思いました。




1階のレストラン。
ここでバイキングの夕食です。




ホールの中は落ち着いた雰囲気でした。




切ったローストビーフをシェフが皿に乗せて渡してくれます。





料理に名札がついており、どんな料理かがわかります。
左はジャガイモとポーチエッグのベネディクトサラダ。右はスモークサーモンとアボガドのサラダです。




ムール貝のトマトパスタ。
このように料理が並んでいます。



持ち帰ってきたお料理です。




こちらはマタギ汁です。
マタギと言うと狩猟をしている人ですが、そんなマタギの料理をヒントにしたのでしょう。肉は豚肉でしたが、野菜がタップリで美味しかったです。



ず~と長時間バスに揺られていました。
そんな窮屈な状態から開放されるのが榛名山へのロープウェイでしたが、雨で眺望が利かず残念でした。

泊まったホテルは水上高原ホテル 200(ツーハンドレツド)です。もともと、予定されていた夕食はバイキングの食事でしたので期待していませんでした。。
でも、調理師が目の前でローストビーフを切ってくれた物でした。味が良く美味しかったです。
他の品物も、一品一品にどう言う品なのか表示してあり、何を食べているのかが判りました。
想像していた以上に美味しい夕食で良かったです。

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2 コメント

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バス旅行もいいですね (Mota)
2014-06-16 08:50:38
水芭蕉を見に再び尾瀬に行ってこられたんですね。
第1日目を見せてもらいましたが、Kオジサンさんと一緒にバスに乗っているような感じを受けましたよ。
この日は雨でちょっと残念だったことと思いますが明日の水芭蕉に期待しましょう。
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尾瀬へ (Kオジサン)
2014-06-16 20:57:53
バスで尾瀬に行ってきましたが、長時間バスに揺られていました。でも、自分で運転して行くとなると相当ハードですので、長時間バスに揺られるのも我慢しなければなりません。

生憎の雨でしたが、ザーザー降りではなかったので良しとしなければなりません。
それに曇り空でしたが、残雪の至仏山を眺めれて良かったです。


コメント有難うございました。
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