下山口のふるさと自然園に車をデポしておいて、ヘブンスそのはらへ向かいゴンドラとリフトを乗りついで、山上へ一気に駆け上がりました。そして神坂峠から富士見台、横川山、南沢山へ縦走しました。
長いコースを縦走しましたが、始めにロープウェイで上がりましたので、楽(ラク)をしました。
ゴンドラ山上駅(9:43) ― 展望台(9:49) ― 神坂峠(10:38) ― 神坂小屋(11:13) ―
富士見台(11:32~11:43) ― 横川の名水(12:13) ― 横川山(12:59~13:42)
― 南沢山(14:05) ― ふるさと自然園(15:50)
この富士見台へ02.07に来たことがあります。もう、10年近く歳月が経過していて、当時の印象が余り、残っていません。その時は岐阜県側から車で上がり、神坂峠から歩き始めて横川山で折り返しました。
今回は縦走して、ふるさと自然園へ降りました。
前回に登った時期は夏で今回は秋であり、季節が違うのですが、今回は空気が澄んでいて周りの山々がくっきりと見えました。
この富士見台からは100名山が23座も見えるのだそうです。南アルプス。中央アルプスの山々。特徴ある槍ヶ岳。乗鞍岳。御嶽山。雲の間から遠く白山が見えました。見えなかったのは伊吹山くらいです。
ゴンドラから見える山の紅葉はまだ、これからでしたが、南沢山から先は紅葉が既に落葉したものも有り、終期を迎えていましたが、山を下るにつれて色づいた葉を散見しました。
以前に登った記憶が薄れ、初めて登ったような印象でしたが、歩いていて所々、当時の印象を思いだしました。前回は遠くの山々を見る事が出来ませんでしたが、澄んだ秋の空気の中。今回は望むことが出来て、得した気分がしました。
ゴンドラが一気に高度を上げて行きます。
まだ、この辺りの紅葉は進んでいません。
左上に見えるのが中央高速です。
第3リフトで展望台を目指します。
定点カメラが待ちうけています。
林道を歩き始めました。
紅葉が既に終わった木も有ります。
恵那山の方向でヘリの爆音がしました。
ズームにするとヘリが見えました。訓練なのかSOSなのか。
何も無かったのなら、それで良かったのですが・・・・
目指す富士見台の山頂です。
ズームでアップしました。
槍ヶ岳。穂高岳。乗鞍岳。御嶽山が一緒に臨めます。
男性たちの奥には槍ヶ岳や穂高が見えました。
これから進む道。アップダウンが続きます。
雲の間から遠くに、白山が見えました。
先頭を歩く山たまごさん。
そして、続くKオジサン。
mayuサンが撮ってくれました。
草が生えてる、高原の歩き易い道を進みます。
空気が澄んでいて、遠くの山が良く見えます。
左の山が南木曽岳。
その右は兀岳や夏焼山。そして摺古木山。奥に連なる山が中央アルプスです。
赤い実を付けていました。
南沢山を過ぎると紅葉した木を目にすることが出来ました。
もうすぐふるさと自然園です。
高度が下がってきましたので、紅葉もチラホラ。
車をデポして置いた、ふるさと自然園に着きました。
紅葉が見頃です。
「ジオンと山歩記」さんが主宰する高島トレイルの縦走シリーズに参加しました。
滋賀県、京都府と福井県の間に1000メートル足らずの山が連なっていますが、そこが高島トレイルです。中央分水嶺となり、日本海と太平洋へ水が流れる分け目となっています。
今回のメンバーは9人。岐阜県組4名。滋賀県組3名。愛知県組1名。そして福井県組1名と言うメンバーでした。
この高島トレイルの縦走シリーズは「ジオンと山歩記」の企画で09.12.02に愛発からスタートして、回を重ね、今回が8回目でフィニッシュを迎えました。
ナベクボ峠登山口(7:49) ― ナベクボ峠(8:22)~(8:27) ― 三国峠(8:52)~(9:02)
― 地蔵峠(9:59)~(10:07) ― カベヨシ818(11:10) ― 岩谷峠(12:13) ―
分岐(13:07) ― 三国岳(13:12)~(14:03) ― 丹波越分岐(14:46) ― 桑原橋(15:42)
まず、先に下山口の桑原橋に車をデポしてからナベクボ峠の登山口へ向かって、出発しました。
前回、終了した登山口から入り、その続きを再開します。
ナベクボ峠まで細い道を進みます。かつては京と若狭の交流が盛んであった峠です。
ナベクボ峠からはアップダウンが続きます。
快適な上り坂あったり、急な下り坂ありで変化に富んでいます。
高度があがってくると、遠くには「おにゅう峠」が見えました。晩秋の柔らかい日差しの中を進みます。
昼食を岩谷峠の上あたりで取る予定でしたが、シートを広げれる場所や眺望の良い場所が無く、三国岳(さんごくだけ)まで行って食べることと成りました。
結果的に遅い時間の昼食だったのですが、食べてから更に登るのではなく、あとは山を下るだけでしたので、体に負担が掛から無かったと思います。
昼食後は桑原橋へ下るだけでした。少しヘロヘロになっていましたが、どうにか桑原橋まで辿り着けました。
乱丸さん提供のGPS軌跡図。
桑原橋のトイレ横に高島トレイルのルート図がありました。
黄色い線が今回、踏破したコースです。
今回、踏破したポイントです。
支度をしてこれから出発です。
これから歩くコースの確認です。 ナベクボ峠にて。
GPSの扱い方について、情報交換です。
ミレさんからの差し入れです。オレンジとマスカット。
マスカットの皮が薄く、皮ごと食べれました。
冷えていて、一層、美味しかったです。
「おにゅう峠前にあの峠を歩いてきました。
コースの途中に琵琶湖が望めました。
ぼんやりと竹生島が見えました。
今回も多くの食料が持ち寄られた昼食となりました。大人数の食事は賑やかで楽しいものです。
また、コースの縦走は大人数だから、下山口に車をデポしておいて、実現するものであります。それが大人数の良さであります。
たまごカレーうどんです。
美味しかったです。
秋の柔らかい日差しを浴びながら遅めのランチとなりました。
ここからは山を下るだけで、結果的によかっです。
ゴールに向かって歩きます。
ゴールの桑原橋のトイレ。
まだ、新しく清潔なトイレでした。
このようなトイレの整備に力を入れている高島市の姿勢がうかがえます。
時間的にコースの標準時間よりも早く歩くことが出来ました。
これは先頭で引っ張ってくれた「ジオン」さんと「ミレ」さんのお陰です。
長距離を歩きましたが、秋の山を楽しむことが出来ました。
完全踏破し、ゴールした皆さん。
高島トレイルの縦走シリーズは合計8回の開催となりましたが、都合が悪く参加できなかったりした人もいます。全てのコースを繋ぎ、繋ぎ歩き、完歩してゴールで迎えました。
2年近い期間を掛けての完歩です。このコースを踏破して、彼らの脳裏に去来するものが有ることでしょう。
私はこの高島トレイルの縦走シリーズで第Ⅱ回。第Ⅳ回。第Ⅵ回。第Ⅶ回に参加しました。
それぞれのコースごとの面白さが有りますが、特に第Ⅱ回に黒河峠から石庭までが印象に残っています。花が有る時期であり、緩やかな草原風のコースからの眺望も良く琵琶湖の竹生島が見えたりしました。
久し振りに名鉄バスのハイキングツアーに行ってきました。
北八ヶ岳の丸山に登り、白駒池を周回するコースです。前から行きたいと思っていたコースです。
今回のコース
麦草峠(11:16) ― 白駒池方面分岐(11:21) ― 丸山山頂(12:13) ―
高見石小屋(12:29) ― 高見石(12:34)~(12:37) ― 高見石小屋(12:42) ―
白駒荘分岐(13:14) ― 青苔荘(13:34) ― 白駒池キャンプ場分岐(13:46) ―
白駒池駐車場(13:55)
名鉄バスセンターに着くと、既に何人かの人が列を作っていました。
聞き耳を立てて聴いた訳ではありませんが、「○○さん、帯状疱疹に罹って1ヶ月家から出なかったの。そうしたら、体力が落ちてまって・・・・」
こうしてバスで出掛ける事が出来るのは、元気な高齢者ばかりです。
今日は5台のバスが出ました。隣席に座った人は、「土曜日に申し込んであったけど、月曜日に変更しました」と話していました。
天候が回復し、日にちを変更した人が多かったのでしょう。
バスが高度を上げるにつれて、紅葉が鮮やかになりました。
今回のコースは星が1つと星が2つのコースです。体力のない人は白駒池駐車場までバスに乗り、池の周りを歩く。体力のある人は麦草峠から丸山を目指して、白駒池へ降り、池を周回して駐車場に戻ると言うものです。2星ですが、3星に近い、コースだと説明が有りました。
ほとんどの人が2星コースで下車しましたが、5.6人の人がそのままバスに乗り、白駒池駐車場へ向かいました。
添乗員から今日のコースはお昼を食べるのに適した場所が無く、ウオーキングの前にハスの車内で食べると良いと勧められ、事前に済ませました。
歩き始め、なだらかな勾配を南へ歩きました。雨の後で道がぬかるんでいます。
先へ進むと勾配がきつくなり、ゴロゴロの石が目立ってきましたが、程なく丸山の山頂に達しました。樹が繁り、周囲の眺望は利きません。
先に進み、高見石小屋のすぐ近くに高見石がありました。
小学生が学校行事できていました。専属のカメラマンが随行してきていましたので、修学旅行で、卒業アルバムの制作だったかもしれません。
大きな岩の連続で、慎重に乗り越えるとその先は眺望が開け、これから降りて行く白駒池が見下ろせました。
白駒池まで来ると穏やかな表情の池の姿が有りました。葉が落ち、冬の前の様子です。
紅葉の盛りが過ぎて、紅葉した木は目に入りませんでした。
少なかった紅葉の1つ。
白駒池駐車場に到着すると5台のバスが待っていました。
今日のお土産はきのこの詰め合わせ。3種類のきのこが袋に入っていました。
1号車に乗ることが出来ました。
私が乗った時は、満席に近い状態で、残り4.5人が乗って、発車しました。
別に急いでコースを歩いた訳ではありませんでしたが、1号車で向かい、1号車で戻る事が出来ました。
アクシデント。
バスは、順調に走って来たのですが、飯田インターを過ぎると、事故発生の表示が出ていて、飯田山本インターで下されてしまいました。
事故発生で、飯田インターと中津川インターの間が通行止めとなりました。予期せぬ事態となってしまいました。どうすることもできないので、下の国道153号線をバスは走りました。
右横のご婦人がこんな事を喋っていました。「高速って、こうゆう時に有難味が分かるのネ」。私も同感でした。
陽が落ち、暗くなってきました。
このような状況でドライバーは走り続け、途中では平谷村の道の駅と猿投グリーロードで休憩時間を摂ってくれました。
行程は国道153号線。猿投グリーン道路。名古屋瀬戸道路。東名高速。名二環と通りました。道路の状況を熟知しているからこのような場面に遭遇しても適切に判断が出来たのでしょう。
大幅に遅れましたが、19時50分に名鉄バスセンターに戻ることが出来ました。私たち1号車がこの時間です。後方の4号車5号車となるとどうなったことやらと思いました。
最後は運転手と添乗員がバスの外に出て、挨拶をし、皆を見送ってくれました。
好印象でした。
晩秋の北八ヶ岳。
丸山の山頂では針葉樹が多く紅葉を目することは出来ませんでしたが、蓼科高原からバスが高度を上げて行くにつれ、車窓から移り変わる紅葉のを楽しむことが出来ました。
白駒池の景色を楽しみながら木道を周回しました。池は紅葉の盛りを過ぎていて、池の周りの美しい紅葉を目にすることはできませんでした。池はこれから冬を迎えると言った感じで、穏やかな姿でした。
帰路に思わぬアクシデントに遭遇しましたが、これも思い出の1つとなるでしょう。
おまけ
友人の山たまごさんが2008年10月3日(金)
ニュウ 2352m/を岳行ノートに綴っています。
http://www.geocities.jp/tokaigakko/page-160.nyu.html
紅葉の最盛期ならこんな景色です。
名古屋からバスで琵琶湖に向かいます。琵琶湖を16回分のコースに分け、回数を重ねて琵琶湖の周囲を歩きます。第1回は瀬田の唐橋からでした。ここをスタートし、逆時計周りにぐるっと1周して、再び出発点に戻ります。
今日は第13回のコースです。琵琶湖周航の歌資料館から萩の浜水泳場までの16.5kmを取りこぼしていましたので歩きました。
今回の参加者は42名でした。いずれも、年配の方が多く参加していました。
前日まで雨が降り、朝のうちは曇っていましたが、歩く頃には好天となり、空気が澄んで対岸の景色がよく見えました。
第13回で歩いた行程
今津 琵琶湖周航の歌資料館(10:30) ― 今津港 ― 二ツ石(10:53) ― 竹生島遥拝所跡
― 水鳥観察センター(11:07) ― 森浜遺跡(11:24) ― 藤本太郎兵衛像 ―
六ツ崎浜オートキャンプ場(12:09) ― 道の駅しんあさひ風車村(12:25~13:10) ―
船木大橋(14:00) ― 近江白浜水泳場(15:18) ― 萩の浜水泳場(15:42)
第13回のコース地図
(10:29)
琵琶湖周航の歌資料館の裏の駐車場でウオーキングの開始に先立ち、ストレッチ体操をしました。
(10:38)
歩き始めです。
前方は観光船乗り場の今津港です。
今津港に観光船が停泊しています。
(10:40)
今津の街の中を歩いています。
琵琶湖の湖岸です。
ここにも魞(エリ)が有りました。
沖に竹生島が見えます。
松並木に沿ってウオーキングを続けます。
(10:51)
二ツ石大明神の鳥居です。
鳥居の所に二ツ石が有りますが、本当の二ツ石は湖の中に有り、渇水すると姿を現すと説明に書いてあります。
(10:56)
竹生島遥拝所跡です。
リーダーが説明してくれます。竹生島に向かって手を合わせる男性が居ました。
今なら船で島へ渡れますが、それが困難な時代は、ここからお参りしました。
沖に竹生島が見えます。
(10:58)
木津港跡です。
灯台が見えます。
湖岸の道。
遊歩道のように整備してあります。
丸で歓迎しているようなコスモス。
ミンナ、同じ方向を向いています。
沢山のカモなど水鳥が羽根を休めていました。
それでも、私たちの隊列が近づくと人の気配を感じてワッと飛び立ちました。
(11:07)
前方の建物が水鳥観察センターです。
野鳥を観察できるように大きなガラスの窓になっています。
時間の関係で建物の横を通過しました。
森浜遺跡の説明板が設置してありました。
弥生後期から古墳時代にかけての遺跡と有ります。
沖を行く工事の台船。
2隻のタグボートが曳航しています。
どこの現場に向かうのだろう。
外ヶ浜辺りを歩いています。
広い草地で、広がって歩けます。
(12:21)
藤本太郎兵衛像が有るところへ来ました。
琵琶湖の度重なる氾濫。
太郎兵衛が3代に亘って瀬田川の改修に尽くしました。
道の駅しんあさひ風車村の風車の横を歩いていきます。
しんあさひ風車村にて昼食となります。
(12:27)
風車村の池に架かる橋を歩き、弁当業者が来ている方へ向かいます。
今日のお弁当。
今回も明治亭のお弁当。
綺麗な箱に入っていて開けるのが楽しみでした。
ゴッホの絵に出てくるような跳ね橋。
道の駅で生えていたゲンノショウコです。
(13:16)
雨の後で、空気が澄んでおり、対岸が良く見えます。
対岸は長浜です。白い建物が見えますが、あれはホテルです。
長浜城がその近くです。
伊吹山が見えますが、石灰岩の採取で山肌が傷つけられています。
生水川船溜まりです。
人、琵琶湖、水鳥。
琵琶湖がラムサール条約の登録湿地に指定されました。
その啓発看板です。
(13:53)
湖北方面を望みました。
竹生島が見えます。
安曇川が琵琶湖へ注いでいます。
野鳥が集まる楽園と成っていました。
(14:09)
安曇川に架かる船木大橋を渡っています。
前方には湖南の景色が広がっています。
(15:18)
白浜の沖。
双胴のヨットが沖に浮かんでいます。
(15:26)
白浜を歩いています。
(15:27)
湖岸で白浜を歩いて来ました。
弧を描く浜です。
先ほどの双胴のヨットの場所から歩いて来ました。
(15:27)
双胴のヨットの方角をズームで撮影しました。
(15:29)
萩の浜を歩いています。
(15:37)
ゴッホの絵に出てくるような跳ね橋を模した橋です。
跳ね橋の間から双胴のヨットが確認できます。
あの場所からこれだけ歩いて来ました。
16回の回数をかさね、今回で完歩となりました。
参加者の皆さんの拍手に迎えられてゴールテープを切ります。
(15:45)
最後に整理体操を行い、今日のウオーキングを終わりにします。
今回の歩行カウント。
スタート時を撮影するのを忘れていて、少し歩き始めてからの撮影でした。
それにしても2万5千歩は歩いています。
最後に
16回と言う回数を重ね、琵琶湖一周を成し遂げました。
1年半と言う期間で季節の移り変わりを感じました。また、大きな琵琶湖で自然の豊富さを感じました。いろいろの場所で歴史を知ることが出来ました。そう言うのもウオーキングの面白さでした。
一周を成し遂げて充実感、達成感に浸っています。
今回の経費
今津港~萩の浜水泳場 6,900円