Kオジサンの新・山歩きの記

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南飛騨の山  梁 谷 山  (1,213.6m)

2016-11-10 23:08:15 | 山遊すずらん会

山遊すずらん会の11月例会で下呂市金山町の梁谷山に登りました。
梁谷山は金山町の奥地で岩屋ダムの上流に位置します。全山が照葉樹に覆われた山です。梁谷山は中央分水嶺に近く、日本海側に多いブナ(シロブナ)と太平洋側に多いイヌブナ(クロブナ)が見れます。日本のように狭い国に2種類のブナが有るのは珍しく、しかも1つの山で2種類のブナを見れる山は非常に珍しいのだそうです。

今回は廣江先生に参加して貰えました。廣江先生に参加して貰えると色々と自然観察の話が聞けます。今回の山は、紅葉した山でした。色々のカエデが紅葉していまして、教えて貰いました。葉の写真を撮りましたが、色々のカエデが有り、ゴチャゴチャになってしまって、正確に覚える事が出来ませんでした。メモを取り、画像と一致させて学ばなければと思います。

登山口辺りは紅葉していましたが、高度が増すに連れて落葉しており、山頂辺りは幹と枝だけになっていました。あと、1週間もすると、落葉して冬の姿となってしまうでしょう。



マイクロバスが梁谷山林道を進んで行きます。
林道の周りは紅葉しています、




梁谷山の登山口です。
これから登りますが、コースの説明を聞いています。





登山口に設けられた梁谷山登山道案内図です。
今回は南尾根ルートから登りブナの木ルートで下山する周回をしました。





登り始めました。




左は南尾根コースを登り始めたところです。
右は南尾根コースとブナの木コースの分岐。指示標識です。




梁谷山を形成する岩体は濃飛流紋岩だと説明を受けました。
流紋岩と聞いて龍紋岩と想像してしまいました。蛇紋岩と言うのを耳にした事が有ったからです。




紅葉した林の中を登ります。





誰かが見つけて「先生、これ何ですか~」と質問が出ました。
これはケンポナシと言うモノだと、説明でした。
枝の先に甘味があるのだそうです。
昔、甘味に飢えていた時期、口にしたのだそうです。

ピンボケでスミマセン。




これはシロモジです。
葉にU字型の切れ込みが入っています。




山頂方面です。
落葉して視界が広がっています。





小鹿の涙に向かっていますが上ったのが、一旦下がってしまいます。





小鹿の涙へ来ました。
滝の上部が紅葉しています。




滝の水量が少なくなっていて、滝には見えません。





クネクネした道を登って来ましたが、この先。南尾根に出ます。





南尾根に出て、大きな木があります。
この木は、確かシロヤシオだったのでは、と言うことでした。
尾根に出るヘアピンカーブの場所です。春、シロヤシオの時期に来ると確認できます。





眺望が広がる場所に出ました。
噴煙を上げる御嶽山が見えます。
写真に撮ると、ハッキリ見えませんが、肉眼では御嶽の左に乗鞍岳。そして穂高岳。槍ヶ岳。笠ヶ岳が確認できました。
それに、アレが野口五郎岳ではないかと言っていました。





南尾根の指示標識が有ります。




山頂が近い所まで、あがって来ました。




今日のKオジサンの後ろ姿。





シロモジの黄色い落ち葉。
天然のジュウタンです。




かがみこんで撮影する廣江先生。
何を撮っているのでしょう。




ブナの落ち葉に変りました。




ブナの木コースと南尾根の分岐点です。
ここを左に折れれば山頂です。
もう、山頂が見えています。






山頂に到達です。
先に来ている人が居ましたが、同じグループの人で岳見岩に向かわなかった人達でした。





山頂へ到達しました。




岳見岩に寄ってきた本隊の到着です。




本体が到着して、ランチタイムとなりました。
三角点。方位盤と双眼鏡が設置して有ります。
設置してから歳月が経ち、土が流れ出て基礎が露出しています。
以前に来た時、双眼鏡にカバーが被せて有りました。今では双眼鏡が故障しています。



山頂から東方の眺望です。
先ほど見えた御嶽山が山頂に着た時には、見えなくなっています。




下山を始めました。
帰路はブナの木コースで下山します。




前方にブナの大木が見えます。





良い雰囲気の所を下って行きます。





頭上のシロモジ。
何の木か、シッカリ見ずに「先生、これ何の木」と聞いてしまいました。
良く見れば、何の木か判るものでした。





廣江先生が説明しています。





イヌブナの葉をとり、説明してくれました。
ブナの葉の特徴は、側脈の端が鋸状の凹部に入ることです。ブナは側脈の数が9本か10本で、イヌブナは14本から15本で、イヌブナの方が多いです。
話しを聞いて、葉の表面の凹凸が樋のような役目となって雨水を流しやすくしているのではと思いました。





サワグルミの大きな木が有りました。
これが実だと言って、前から見本のように廻ってきました。




大きな岩の陰。
木の実のようなものの殻が転がっています。
リスの巣だったのではと想像しました。



黄葉したモミジ。




下から見上げたヤマモミジです。少しピンボケでした。
右はヤマモミジの木ですが、モミジの中では巨木です。





バスが見える所まで下山して来ました。
朝、何台か居た車が居なくなっていして、バスが残って居るだけでした。



トイレ

飛騨金山の森キャンプ場のトイレです。
梁谷山の登山口にトイレが有りますが、工事現場に有るようなトイレで、お世辞にも綺麗なトイレとは言えません。それに、県道から梁谷山林道に入ってから少し進んだ所に、新しくログハウスタイプのトイレが設けられました。それでも人数が多い時は困ります。
私たちは、このトイレを往路と復路で使用させてもらいました。


岩屋ダム

復路に岩屋ダムに寄りました。
岩屋ダムは発電や利水に利用されて居ます。
この場所までは、滅多に来る事が無いので、バスに停まってもらいました。





巨大なダム湖ですが、東仙峡金山湖と名付けられています。




ダムの説明板です。
ボタンを押すと、ダムの説明がスピーカーから流れて来ました。




ダムの堰堤です。
湖側ですが、ロックフィルダムで大きな岩が見えます。




こちらは放水口側です。
左のコンクリートのスロープが放水路です。
下には変電設備なのか、そのような施設が見え高圧線の鉄塔も見えます。


感想
梁谷山に春と秋。合わせて5~6回は来ています。山と向き合って、山はその都度、違った顔を見せてくれます。今回は廣江先生から生の話を聞く事が出来ました。
ウリハダカエデ、エンコウカエデ、コミネカエデとミネカエデ。ウリハダカエデはその名の通り、幹の肌がウリのようなカエデです。エンコウカエデは援交と覚えました。色々と教えてもらいましたが、カエデの名とどのような葉だったか一致しませんでした。
知らない事を色々と知る。そこに面白さが有ると思います。
それに、御嶽山の眺望。途中で姿を見る事が出来ましたが、山頂に着いた時は隠れていました。ものは考えようです。途中で見れて良かったです。



コメント (2)
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城跡の山  祐 向 山 (374.3m)  

2016-11-09 23:54:33 | 弐水会

弐水会の11月例会に参加しました。今月の山は本巣市の祐向山です。普通に読めば「ゆうこうやま」ですが、地元では「いこうやま」と呼んでいるようです。
この祐向山へは04年03月に文殊の森から登りました。あの時は文殊の森から登り、祐向山山頂へのピストンでした。もう、10年以上前の事であり記憶が薄くなっています。今回は南側の八幡神社から祐向山へ登り、文殊の森へ下山して来る馬蹄形のコースを逆時計回りに歩きました。前回に登ってから時間が経ち、初めて登る山のように新鮮に感じました。(実際、八幡神社から祐向山への箇所は初めて歩きました。)
祐向山は城跡です。その南には掛洞城址が有ります。文殊の森には山口城址が有り、その南に中ノ城址があります。この一帯が要塞のような場所だったのでしょう。それに城跡と言うより、砦跡の場所ではないかと思います。祐向山山頂の木に説明プレートが結び付けられていまして、斉藤道三が居住したと書かれています。戦国の時代。鎧姿の武者がこの道を上り下りしたのかと思うとロマンが膨らみます。

カメラ画像の記録タイムから行程したものです。
八幡神社(9:33) ― 監視哨跡(9:57~10:02) ― 大平山(10:16) ― №31鉄塔下(10:51) ― 
掛洞城址(11:22)  ― 祐向山頂(11:39~11:45) ― 望郷の展望台(12:07~12:42)  ― 
山口城址(13:11~13:15)  ― 鳥が鳴く展望台(13:22~13:27)  ― 四季の展望台(13:38)
  ― 文殊の森駐車場(14:10)  

前日は雨でした。塵が取り除かれて綺麗な空気となり、遠望が利きました。冠雪した中央アルプスや南アルプスが望めたのはラッキーでした。


大平山で、木に結び付けられていたコース図です。
下の八幡神社から登って来るコースを辿りました。



後方のお宮さんが八幡神社です。
文殊の森へ車をデポしに行った人が戻ってきました。
これから登ります。



神社の左横から登り始めました。
竹藪のような中を歩きます。
登り始めは道がキツいです。



少し進み、勾配が緩くなってきました。




しばらくして、着いたのが監視哨跡です。
説明には昭和7年に監視哨が出来たと書かれています。
電話が引かれ、麓と交信していましたと説明に有ります。
今日のような便利な電話でなく、クランクのレバーを廻し電話交換手を呼び出すような電話だと思います。耳に当てるのは朝顔形型の受話機。喋るのも朝顔型の送信機で2個のベルの見えるタイプ。そのような電話機だったのではと思います。

B29は潮岬を目指して飛んで来たとか申します。そのまま北に飛び続け、琵琶湖で機首を東に向け伊吹山の上空を通過しました。この監視哨で姿を見た数分後には名古屋方面が真っ赤になったのではないかと想像します。



祐向山に向かう登山道です。
道はハッキリしていますが、手づくりプレートが下がっており、有り難いです。



祐向山への道。
この辺は起伏が無く、歩き易いです。




途中で、眺望が開けた所にきました。
あの山が山頂なのかは判りませんが、あの方向に向かっていきます。



こちらの眺望の開けた場所は西側のセメント工場が見下ろせる場所でした。
工場の向こう側には石灰岩を採掘している所も見えます。





尾根道を歩きます。
筆境になっていて、右は天然林。左は人工林です。




このコースは高圧線の巡視路でも有ります。




道にはコシダが生えていますが、登山道はハッキリしています。




眺望の利く所に出ました。
左の枝先。岐阜駅前の2本のタワービルが確認できます。
その枝の下。塀が有る建物は岐阜刑務所です。
中の枝先。名古屋駅前の高層ビル群です。この高層ビル群。ドンドン数が増えています。



祐向山への手づくりプレートが下がって居ます。




沢山のドングリが落ちています。
この場所以外でも、沢山のドングリを見かけました。
熊に与えたいと思うほど沢山のドングリが有りました。



歩いて来て、右は登っている所ですが、左側には自然の石を利用したような場所が有りました。
石垣のように見えました。
登った先に掛洞城址が有りました。
自然石を活用して砦にしたのではないかと思いました。



掛洞城址には、こんな表示がして有りました。




木に地図も貼り付けて有ります。



祐向山頂に到着です。
04年の時の記憶が薄くなって居ますが、あの時の山頂は、もう少し明るかったように思えます。
10年の歳月が経ち、木が生長してしまいました。




祐向山頂に有ったプレート。
このプレートが好いのは取り付けた人の名が書かれていないところです。



山頂は城址であり、こんな表示も有りました。



祐向山頂から歩いて来て、望郷の展望台へ来ました。
望郷の展望台は南側の眺望が開けています。
ここでお昼を取ることになりました。
周りの視界が利かない祐向山頂よりも、この場所の方が良いです。




望郷の展望台からの展望です。
画像ではハッキリしませんが、伊勢湾の海岸だろうと思えるような所まで見えました。




望郷の展望台を後にして山口城址へ向かいます。




季節はずれのスミレを見つけました。




山口城址へ向かう鞍部の場所。
ここからは眺望が広がります。




鞍部からの眺望です。
岐阜市のツインタワー。それに名古屋駅の高層群が見えます。
ツインビルの先に小高い丘が見えました。知多半島なのだろうか。渥美半島なのだろうかと言う事が話題になりました。




鞍部に柿の木が有り、実を着けていました。
食べれるかと言うことになり、誰かが食べてみて渋柿である事を確認しました。




鞍部を後にします。




これから山口城址に向かって階段を登ります。




この辺は緩い階段ですが、途中から急な階段に変りました。




山口城址に着きました。




山口城址。
説明板が設けて有ります。




山口城址は広場のような平らな場所でした。
城址を後にします。




城址から降りていく階段の道。
降りていくので好いですが、登るとなると息が切れそうな登り階段です。




展望台に上がりました。
この展望台。麓の案内地図には鳥が鳴く展望台と書かれています。近くに中ノ城跡広場が有り、ここ、祐向山を捉えたサイトには中ノ城展望台と表示したものもあります。




展望台からの眺望です。
画像では判り難いですが、中央や南アルプスが冠雪を被っているのが見えました。




展望台から下って行きます。






下った来る途中、山口城址の石柱が有りました。
ここから、四季の展望台を目指します。




四季の展望台からの眺望です。
眼下に流れる根尾川が見えます。




四季の展望台から降りてきて管理道路へ出ました。
あの頂が山口城址だと思います。




管理道路を下って行きます。
駐車場はもう直ぐです。




文殊の森の駐車所に下山して来ました。
ここには車が2台出歩して有りました。
八幡神社に残っている車を取りに行って貰いました。




今回は14名の参加者でした。女性が多いと華やいだ雰囲気になります。
04年は文殊の森からのピストンでして、今回こうして馬蹄形のコースを歩き、山の全体像をつかめました。点々とする城址を辿る事が出来ました。04年に登った時、祐向山が城址だという事を知っていました。しかし、今回は祐向山以外にも城址が有る事を知りました。このような事はあの手づくりプレートが有ったからです。八幡神社からの登山口が判り難かったです。文殊の森は生活環境保全林として整備されましたが、本巣市がこの一体を総合的に整備してくれたらと思います。

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ウオーキング 中山道 往来(ウオーク)   石畳を歩けば、江戸時代の旅人気分

2016-11-05 23:38:14 | ウオーキング

中山道の細久手宿から御嵩宿までを歩きました。キッカケは名鉄駅に置いてあったパンフレットです。瑞浪市と御嵩町が共催する中山道をウォークすると言うイベントです。瑞浪市の細久手宿はJRの駅から離れており、シャトルバスで駅と宿場町を結んでくれますので、助かります。
この機会に中山道を歩いてみようと思いました。


名鉄の駅に置いてあったパンフです。
名鉄が協力だから駅に置いてあったのでしょう。瑞浪まで、JRで出かけました。担当者がJRに協力を求めなかったのだろうか。細久手宿に近いのが瑞浪駅です。JRもタイアップで協力しても良さそうと思います。


瑞浪駅へ

JR那加駅です。
下呂行きの普通列車が入線してきました。




美濃太田駅です。
名古屋行きの特急が出て行き、その後に多治見行きの普通列車が入線してきました。




多治見駅です。
中津川行きの快速が入ってきました。
快速と言っても、多治見までで、ここからは各駅に停車します。




中央線の線路です。
新線と旧線で線路が着いたり離れたりします。
もうすぐ、土岐市駅です。




瑞浪駅に着きました。




瑞浪駅の南側です。
スタッフが居て、シャトルバスの乗り場が北側に有る事を案内していました。




駅前のパン屋。
サンエトワールと言う店です。
左側のフランスデニッシュを買いました。美味しい味でした。




女性の4人組。
この人達も中山道往来に参加する人達です。


細久手宿へ

バスが停まっていますが、スクールバスです。
ここで、シャトルバスの到着を待ちました。




しばらくして、現れたシャトルバス。
御嵩町のマイクロバスです。
役場の人が添乗していました。




細久手宿が近付いてきました。
既にウォークは始まっています。


細久手宿にて

細久手宿スタートの受付です。
ここで、チェックを受けました。




急いで出発する必要は無いので、ゆっくりとしたスタートにしました。
歩く前に、五平餅を買います。




列に並んで買い求めましたが、前の人が4個とか8個と大量に買い込み、少し待たされました。




買ったのは1個です。
この場で食べれるようにトレーに乗せてくれました。




細久手宿の説明板が設置して有ります。



細久手宿から御嵩宿までのコース図です。
中山道御嵩宿・細久手宿ウオーキング実行委員会作成のパンフから引用しました。


これからウオーキングを開始します。

細久手宿の大黒屋。
旅籠ですが、今も営んでいる宿屋です。




大黒屋の中にお邪魔しました。
現在も旧中山道をウオーキングしている人が泊まるようです。
中を見せて貰いましたが、京都の寺田屋と同じような印象がしました。
ここに泊まれば、江戸時代の旅人気分に浸れる事でしょう。




(10:07)
幼児も歩いています。
気分が高まって走り出しました。
家族、一緒に歩けるのが嬉しかったのでしょう。



民家の庭先のモミジ。
紅葉が始まっています。




民家の入口にカカシが立っています。
無料で豚汁がいただけます。





この人達もこれから歩く人達です。
先ほど買った五平餅を食べています。
それに、豚汁を戴いています。




豚汁のお接待。
私も戴きました。
美味しかったです。




おウチの中を拝見しました。
壁の芸術。伊勢型紙です。




細久手宿を出ました。
手作りのカカシが見送ってくれます。




前を歩く人達。
曲がった道が、旧街道らしい道です。





街道の所々に中山道往来の幟旗が立っています。




平岩地区へ来ました。
左に行くと松野湖。直進が旧中山道です。



平岩地区へ来ました。




平岩地区の小沢商店です。
この店は映画。「キツツキと雨」に登場した店です。
このキツツキと雨には役所広司や小栗瞬が出演していました。




街道沿いの民家。
軒に柿が吊るされています。
こんな所にも秋を感じます。




干し柿が有った民家の先。
アスファルト道から山道に変りました。
この辺りから登り坂となりました。




坂道を登って行きます。
アスファルトの道から地道で、旧街道らしい道に変りました。



今日のKオジサンの後ろ姿。




ボツボツと反対方向から歩いて来る人達と出会うようになりました。




スポーツ少年団の子供たちです。




ご夫婦が木の枝に触って居ました。
近寄って、見せて貰ったらムカゴを取っていたのです。




鴨ノ巣の一里塚です。
左右の塚が残っている一里塚は珍しいと思います。




(10:56)
鴨ノ巣一里塚の説明板です。





反対方向から歩く人が来ます。
路には一杯に朴葉が落ちています。




反対方向から来る人達。
坂を登ってきます。
このあたりの道は道に草が生えています。
伸びた芝生のような感触です。




中山道の遠景。
街道を歩く人達です。




津橋公民館です。
おもてなしの場所になっています。




お接待で、お茶をいただきました。





反対方向から人が歩いてきます。
街道を歩く気分が味わえる所です。



誰かが戯れた跡です。




竹やぶが美しい場所です。




反対方向から歩いて来た人達。
親子の組でした。
ファミリーでウォークです。



お休み処。
現代の茶店と言った所でしょうか。
たて笛を演奏していました。




(12:06)
こちらもお休み処です。



この場所は、木賃宿が有った場所なのでしょう。
表示が出ています。




これから、謡坂を下って行きます。
江戸時代の頃のモノと言うより、今の時期になって整備されたものだと思います。
それでも、石畳が江戸時代の旅人気分を高めてくれます。




この先、坂道を下ってあの場所まで下りていきます。




牛の鼻欠け坂。
この坂を牛が登り下りしたと思うと、ロマンが広がります。




歩いて来て、この辺たり。
前にも後ろにも、人が居ません。
このような状態になると心細くなります。



昔の道の雰囲気の有るところを歩きます。
それでも、前後には人が居ませんでした。




道端にコスモスが咲いています。




和泉式部廟所。
パンフに、彼女は旅の途中で病に倒れたと有ります。




柿が色付いています。




昔の街道的な道から、旧国道沿いの道に変りました。




さらに進むと、御嵩町の町に入ってきました。
直線の道路で無いので、旧街道的ナ雰囲気か有ります。




御嶽宿に来ました。





こちらは商家竹屋と言う家屋です。
今で言う総合商社的な所です。




御嶽宿の町並みです。




中山道みたけ館です。




これから館内に入ります。
1階が図書館。2階が資料館となっています。




館内の2階が資料館で、「きちん宿」の部分を再現しています。
列車の時間の事が有り、見学はこれまでに留めました。




中山道の通りに出ると人だかりが有りました。
ここは御嵩宿わいわい館です。
乗って残そう名鉄広見線の幟旗が見えます。
広見線の廃止の声が出て来ているのでしょう。



(13:51)
名鉄御嵩駅に来ました。




御嵩駅の南側。
ゴールで、ゴールテープを切るようテープを張ってくれています。




ゴールして貰える完歩証が並んでいます。
いかにも、手づくりと言う感じがします。




御嵩駅の内部です。
乗車券の自動販売機が有りました。
普段は、駅員が居ないのでしょう。




これから乗るワンマンの電車。
1時間に2本の列車が有りました。




沿道の各所にカカシが立てて有りました。
手作りのカカシです。
このイベントを少しでも、盛り上げようとしている取り組みが感じられました。


感想
中山道往来。瑞浪市と御嵩町の共催でした。名鉄の駅でパンフを手に入れて、カミさんに一緒に行かないかと言いましたら、膝が痛いから辞めとくと言われました。
このイベント。誰かが言っていました。今回で5回目のようです。細久手宿から御嵩宿まで歩きました。距離にして、11.8キロとなっています。石畳の坂を通って、江戸時代の旅人はこのような旅の気分を味わったのだろうかと、旅人気分に浸りました。それでも、牛の鼻欠け坂を過ぎた辺りでは、前後に誰も居ない状態になりました。その時はイベントでありながら視界に人が居なくて心細くなりました。それを思うと、当時の旅人はさぞかし、心細い思いをしたことだと思います。
大黒屋の内部を見せてもらったり、お接待を受けたりしました。
昔の街道を歩き、往時を想像してのウオーキング。
面白かったです。




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