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kオジサンの中山道旅日記 その14 JR宮ノ越駅からJR木曽平沢駅 まで

2018-08-29 23:48:30 | Kオジサンの中山道旅日記 

8月29日(水) 晴 JR宮ノ越駅からJR木曽平沢駅まで

前回の続きです。第14回で、JR宮ノ越駅からJR木曽平沢駅までを歩きました。奈良井駅までのつもりでいましたが、時間的にはまだ早かったし、奈良井駅から木曽平沢駅までは距離が短かったので、木曽平沢駅まで歩きました。木曽平沢駅まで歩いても、列車の時間までに1時間ほど有りました。
ビールが呑みたいと思い、駅近くの処へ行ったら、ここには無かったです。有る場所を教えて貰ったのですが、これがず~と先のコンビ二。トボトボと歩き、買いに行って来ました。そんな状況でも、歩いて汗をかいた後の味は格別でした。

鳥居峠を越える時、ツリフネソウを見かけました。そんな事柄にも秋の訪れを感じました。

JR宮ノ越駅 ― 葵橋  ― 巴渕  ― 山吹橋  ― 山吹トンネル ― 吉田橋 ― 
吉田洞門 ― 鷲鳥橋 ― 大壁画 ― 獅岩橋 ― 薮原信号 ― 中央線ガード下
 ― 薮原一里塚跡 ― 薮原宿高札場跡 ― 薮原宿本陣跡 ― 飛騨街道分岐点
 ― 御鷹匠役所跡 ― 石畳道分岐
 ― 展望台 ― 御嶽神社 ― 子産の栃 ― 
鳥居峠 ― 峠の茶屋 ― 鳥居峠一里塚 ― 
鎮神社 ― 奈良井宿高札場跡  ― 
JR奈良井駅 ― 奈良井川橋歩道橋  ― 第3仲仙道踏切 
― JR木曽平沢駅



松本行きの普通列車の運転席です。
ワンマン列車です。1両目の後ろの扉から乗車し、前の扉から下車します。





列車の運行時刻表。
1827Mは列車番号です。
赤字の「2」は2両編成を表し、最高時速が「95」キロまでとなっています。
停車時間が45秒となっています。  



車窓から見えた寝覚めの床。
ほんの一瞬でした。



(09:16)
宮ノ越駅に着いた松本行き普通列車です。
この駅で下車したのは私だけでした。




宮ノ越駅。
無人駅でひっそりとしています。




(09:32)
葵橋の上から上流を望みました。
木曽川が、大分細くなってきています。





(09:41)
巴橋に来ました。
あずま屋が有って、良いロケーションです。
中央線の橋梁があり、列車が走ると好いシーンとなるのですが、列車は来そうに有りません。





巴渕です。




石碑や説明板が設置して有ります。




秋を感じさせるコスモス。
路傍に咲いていました。




(09:50)
国道19号線の山吹橋です。
国道横の歩道を歩きますが、車がビュンビュン走ります。




19号線の歩道を薮原宿に向かって歩きます。
今日のKオジサンの後ろ姿です。




(10:02)
前方に見えるのは山吹トンネルです。
山吹トンネルは比較的、新しいトンネルのようです。
この場所。左側に旧道が有ります。旧19号線ですが、金網で通行止めになっていました。
遠くから金網が見えたので、そちらに向かわなかったのです。でも、実際は人がすり抜けれる隙間が有ったようです。
ゴミの不法投棄防止のためにネットで立ち入り禁止にしたのでしょう
仕方なく、車が往来するトンネル内を歩きました。

2012年10月にウオーキングした時のブログです。
https://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/0a7f79d5bc4d38301993774bbccfc66c
この時は旧19号線を歩く事が出来ました。






吉田洞門です。
左側は細くなった木曽川です。
車が往来するトンネルの中を歩かなくて好いです。





(10:33)
大きな壁画。
鳥居峠が描かれています。
この場所。
道路の南側に名古屋から150キロの標識が立っていました。



木曽川第1橋梁。
中央線と国道19号線が並行しています。





(10:49)
国道から別れ薮原駅の方向に向かいます。
この道路。長野県道26号線で、上高地に向えます。




一里塚の石碑と説明板です。





D51が静態保存して有ります。


薮原宿

(11:03)
薮原宿に入ってきました。





薮原宿の高札場跡。
赤いポストが印象的です。





店先の洋ナシ。
5個で200円と安いです。
買いたいのです。でも、歩く途中なので買うのを控えました。





(11:11)
鳥居峠方面から歩いて来た男性とすれ違いました。
言葉を交わすと、茨城から来たと言っていました。
奈良井宿から鳥居峠を越えてきて、薮原まで歩くと言っていました。





本陣跡の標柱と説明板。





こちらは尾張藩の鷹匠役所跡です。
かつて、この辺りは尾張藩が治めていました。
鷹狩りの説明が有ります。


鳥居峠入口

(11:43)
道を歩いて来て、鳥居峠へ向う入口に来ました。
ここから九十九折れの坂道となりました。





左に向かうと円山公園。そして展望台となっている東屋。
右は鳥居峠に向かいます。



展望台

展望台になっている東屋。
ここから薮原の宿が見下ろせました。

ここで、昼食を取っていると、二人の外国人が登ってきました。
カタコトの単語を並べての会話です。
オーストラリアから来たご夫婦でした。
薄い英語の小冊子。ガイドブックになったものを見せてくれました。
そして「馬籠」「大妻籠」「木曽福島」「奈良井」「木曽平沢」を指し示しました。この部分は漢字でした。
5日間と言っていましたので、これらの場所で泊まったのでしょう。
馬籠宿は日本人が多く訪れ、喧騒な雰囲気です。
それに大妻籠は妻籠宿に比べると落ち着いた感じがします。
大妻籠から木曽福島。木曽福島から奈良井の間は距離が離れています。
公共交通機関を使ったのでしょう。

馬籠峠や鳥居峠を踏破する。
街道歩きの雰囲気を味わえるコースです。
日本人は、ここを余り歩かないですが、お二人はこのコースの良さを知っています。
5日間で、後は東京に戻るといっていました。

私が持っていた鵜沼宿の通行手形をプレゼントと言ってあげました。
一期一会の出合でした。






(12:29)
御嶽神社の鳥居が見えます。





歩いていて、御嶽神社を過ぎた辺りでツリフネソウを見かけました。
ツリフネソウの登場に秋を感じます。


鳥居峠

(12:36)
鳥居峠に設置してあった峠のコース案内図。
御嶽神社のあたりが鳥居峠だと思い込んでいましたが、この案内図の有る辺り。
木祖村と塩尻市の境が鳥居峠だと判りました。





峠から少し下りてくると鳥居峠一里塚が有りました。
この一里塚の説明板も中学生に寄って書かれています。





草の生えている道です。
蛇が出てきそうで、嫌な道でした。





(12:48)
峠から大分下ってきました。
坂道を登って来る男性とすれ違いました。
言葉を交わすと松本から来た男性でした。
奈良井から薮原まで歩くと言っていました。




この辺りは石畳の道となりました。





(13:09)
坂道を降りて来ました。
鎮神社の前に来ました。



奈良井宿

奈良井宿の中へ入って来ました。
平日だからなのか、訪れている人が少なく感じます。




奈良井会館。
ここは奈良井宿の観光案内所です。
まだ、時間が有りましたので、木曽平沢まで歩くのに、どれ程時間が掛るか聞きました。





(13:25)
奈良井宿の東の端まで歩いてきました。





駅近くに設置して有った奈良井宿の案内板。
奈良井宿は伝建群に指定されています。


JR奈良井駅

(13:29)
奈良井駅まで歩いてきました。
この駅。委託を受けているのでしょう。
女性が担当していました。




(13:31)
13時32分発の中津川行き普通列車が入線して来ました。




奈良井川歩道橋から下流方面を眺めました。
これまでと違い、川の流れが逆となりました。




(13:45)
奈良井川の堤防を歩きます。


木曽平沢

(14:04)
木曽平沢の街に入って来ました。
この街。
ほとんどが漆器のお店です。

乗車予定の電車は15時10分です。
まだ、列車の時間には1時間余りあります。
ビールが呑みたいと思いました。
八百屋のような店に入ったら、この辺り酒屋は全くないと言っていた。
ビールが手に入るのは国道沿いに有るセブンイレブンだと教えてくれました。
それで、片道20分ほど掛けて行って来ました。

木曽平沢駅

(15:03)
木曽平沢駅に来ました。
閑散とした駅です。

木曽平沢駅の向こう駅は贄川駅です。
木曽平沢駅発が15時10分で、贄川駅発が15時05分となっていました。
ビールを求めて贄川方面まで歩いたのですが、贄川駅15時05分発の次は16時10分でした。
普通列車の本数が少なく思うように行動が出来ませんでした。




歩き出す前と歩いた後です。
20キロを歩きました。



(15:09)
15時10分発の中津川行きが来ます。

感想
歩く途中、茨城から来た人。松本から来た人とすれ違いました。そして、オーストラリア人夫婦とも一緒になりました。前回は中山道踏破のアメリカ人。今回は木曽路の美味しい所だけを味わうオーストラリア人でした。上手に好いところを見て歩いていると思いました。オーストラリア人との触れ合い。もう少し、突っ込んで話をすれば良かったと思う点が有りました。
一期一会の出合い。
こう言うのも、街道歩きの面白さでしょう。


今日の経費
JR那加駅からJR宮ノ越駅までとJR木曽平沢駅からJR那加駅まで。
青春18キップ 2,370円
カップ麺 108円
お握り  120円
ガリガリ君 75円
缶ビール 267円
               合計 2,940円


kオジサンの中山道旅日記  その15
9月3日(月) 晴 JR木曽平沢駅からJR洗馬駅まで  へ

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眺望の良い山  富士見台 (1,739m)

2018-08-23 23:27:59 | かがみの山歩会

山歩会の8月例会でした。もともとは早朝の5時半に市内の某所に集合して奥飛騨の西穂独標へ行くことになっていました。定刻に到着したバス。エンジンが掛っていて、時々ガガッと言う異音がしていました。バスに異常が有ったのです。何でも、パワステのオイルが漏れているとか・・・・でした。それで、30分余まりしてからピンチヒッターのバスが到着しました。
でも、出発が大幅に遅れてしまいました。それでバスはキャッセルとなりました。
折角、集まった。台風が接近していて、午後からは崩れて来ると言う予報でした。でも、日中は別に影響が無い状況でした。それで、代わりに何処の山へ行こうかとなり、相談した結果が岐阜長野県境の富士見台に行く事となりました。
3台の車に分乗し、萬岳荘のところから山頂を目指しました。


この先に萬岳荘が有ると言う場所からです。
山登りの開始です。



登り始めたところに指示標識が有りました。
1.1kmと表示しています。




登り易いコースを上がって行きます。





ササが風で波打っています。
遠くから見ると、丸で、ベルベットのような感じがします。




山頂が見えてきました。
この場所の左側。
神坂小屋が有りました。



山頂が見えます。
アソコを目指します。




山頂に到着です。
でも、風が強かった。




風が強いので雲が飛ばされるのでしょう。
眺望が良いです。
もともと、富士見台は眺望が良い山です。
ここからは、100名山が20山とも30山とも言われ、数多くの100名山が望めます。
でも、富士見台と言う名が付いていながら、富士山は見えません。

左が御嶽山、そして右側に見えるのが乗鞍岳です。
更に、空気が澄んで来ると、槍ヶ岳や穂高岳も見えるのでしょう。
左側には白山が見えるハズです、




こちらは東側です。
伊那谷の飯田方面。
下の町並みは見えますが、南アルプスの山々はイマイチです。




北東の方角です。
仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳。
それに塩見岳や赤石岳の方角ですが、同定が出来ません。





ランチタイムを過ごし、下山を始めました。
右手に恵那山が見えますが、雲に隠れたり出たりしていました。



黄色い花。
花の名が判りません。




萬岳荘の見える所まで下山してきました。





私たちが下山してきたら、到着したマイクロバスです。
若い人が数人です。
山頂に向かっていきました。
このバス。
ヘブンス展望台と萬岳荘を結んでいるものでした。
園原からゴンドラで上ってきて、手軽に富士見台に行く事が出来ます。


感想
今日は、急遽目的地を変更するハメになりました。
あのまま、現地に向かい、故障したら、帰るに帰って来れない。
そんな状況に陥ったかも知れません。
それに、ロープウェイで登ったは、ストップして下山して来る事が出来ない。
そんな状態にもなったかも知れません。
それよりも、ロープウェイの山麓駅に着いたは、ロープウェイは動いていない。
酷い状態になった可能性が有ります。
目的地を替えてよかったのかも知れない。



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kオジサンの中山道旅日記 その13 JR上松駅からJR宮ノ越駅 まで

2018-08-22 23:11:35 | Kオジサンの中山道旅日記 

8月22日(水) 晴 JR上松駅からJR宮ノ越駅まで

暑い時期ですので街道歩きを控えていました。少し秋めいてきましたので、街道歩きを再開しました。第13回で、JR上松駅からJR宮ノ越駅までを歩きました。当初の計画ではJR薮原駅まで行こうと思っていましたが、暑すぎましたし、足が痛くなりましたので、JR宮ノ越駅までに留めました。
途中、中山道の中間点が有りました。2月から歩き始めて回を重ね、漸く半分まで歩きました。

JR上松駅 ― 十王橋  ― 笹沢  ― 中央線ガード下  ― 赤い橋「かけはし」 
― 明治天皇聖蹟碑― 木曽の桟跡 ― 沓掛一里塚 ― 沓掛馬頭観音堂 ― 板敷野
 ― 中央線ガード下 ― 御嶽山遥拝所 ― 元橋 ― 沼田野 ― 中平 ― 塩渕
 ― 塩渕一里塚 ― JR木曽福島駅 ― 八沢町 ― 上ノ段の家並 ― 
福島宿高札場 ― 福島関所  ― 関町 ― 木曽大橋 ― 出尻下 ― 出尻一里塚  
― 手習天神  ― 正沢川金網の橋  ― 中山道中間点石碑  ― 第5中仙道踏切 ― 
宮ノ越一里塚 ― 明治天皇御膳水 ― 宮ノ越宿脇本陣跡 ― 宮ノ越宿本陣 ― 
義仲館
 ― JR宮ノ越駅 

JR中津川駅

(07:36)
7時40分発のワンマン列車の松本行きです。
中津川駅に着くと反対側のホームで待っていました、
もう、高校が始まったのか高校生が多く乗っていました。





下に木曽川と国道19号線。
中山道が国道へ出てくる場所です。
あの止まれの処から国道に出ました。
横断歩道は無いですが、ガードレールは切れています。

アノ場所。
第11回で6月17日に歩いたところです。


JR上松駅

(08:51)
上松駅に着きました。
ここから前回の続きを再開します。



十王橋

(08:59)
上松駅で降りて旧19号線を歩き、上松宿を外してしまいました。
それで本陣や脇本陣のあるところには向かいませんでした。
この十王橋。
十王堂が有って十王橋と呼ばれるようになったようです。
ポケットパークの一角のようになっています。




秋の七草の桔梗。
珍しい白い桔梗も咲いていました。





(09:09)
国道19号線は、かつては、この手前を右に折れていましたが、新しくバイパスが出来、先に進むに連れて右にカーブして行く新しい道路に変わりました。桟バイパスです。
2012年8月に歩いた時は、まだ工事中でした。




(09:10)
外国人男性とすれ違いました。
「ウフェアー  ユー  フロム」と声を掛けたら、「アメリカ」と言う返事が返ってきました。
スマホを見ながら歩いています。
Googleを頼りに歩いているのでしょう。


この男性を8月26日16時頃。
私の自宅の近く。各務原市那加新加納町の手前で見かけました。
彼と会ったのが22日の朝です。
22日水曜日。23日木曜日。24日金曜日。25日土曜日。そして26日の日曜日です。
出会ってから5日間。凄いペースで歩いています。
テント泊なのだろうか。
この調子なら、今日は岐阜市までは行ったでしょう。
この先、恐らく4日ほどで京都へ到達するのでしょう。




旧国道19号線です。
コンクリートの塊とガードレールで歩道を確保しています。
タマタマ通った黄色い車。
この車以外。時どき走る程度でした。




赤い橋が見えてきました。
あの橋を渡ると桟温泉へ行けます。
それに、赤い橋を渡った所に明治天皇聖蹟と彫られた石碑や正岡子規の歌碑が有りました。
赤い橋には「かけはし」と書かれた銘板が着いていました。


木曽の桟

(09:51)
赤い「かけはし」から見える木曽の桟。
国道や国鉄の工事に寄って、残っているのが僅かな部分となっています。
あの石垣の箇所が桟です。
石の隙間に丸太を入れ板を渡した桟。
旅人の松明で燃えてしまった事もあるようです。
道幅が狭く、通過するのに難儀したようです。
「木曽の桟、太田の渡し、碓氷峠が無くば良い」と言われた中山道の三大難所でした。



旧国道19号線から離れて坂を登ります。
この場所の右側。
沓掛の一里塚が有ります。


沓掛 一里塚

(09:42)
坂の下に沓掛の一里塚が有ります。
元々の中山道が沓掛観音の前を通っており、一里塚もそちらに有ったようです。




細い草道の坂を登りました。
中央線に沿ったう中山道。
先の方に保線区員のような姿の人が居ます。
通過する時に声を掛けましたが、列車が正確に走行しているか、見張り番みたいなものだとと言っていました。




草道から一旦、国道19号に出て、国道から中央線の下を通過して、御嶽遥拝所に向う道をたどります。


道の駅 木曽福島

(09:58)
道は中央線の上となっています。
高い場所ですので、下の道の駅が良く見えます。
道の駅 木曽福島の全景が見下ろせます。
観光バスや大型トラックが停車しています。
それに左上には御嶽山が顔を見せています。




歩いていて、アルペンホルンの音色が聞こえました。
そして、しばらくして演奏が終わりました。
ステージのような場所から現れた人たち。
アルペンホルンを分解して持って来ています。
この時は、どんな人たちだろうと思いました。
それが・・・・・・。
後で判りました。



(10:34)
木曽川を堰き止めるダム。
地図には寝覚発電所木曽川取水ダム管理所が載っていますので、その発電所の取水ダムなのでしょう。
右側は旧国道19号線です。
新しい国道19号線が出来、こちらは旧国道となっています。




一旦旧国道に出て、住宅地の中を通ります。




住宅地の中を通過中、こんな案内説明板を目にしました。
この地図では木曽福島町となっていますが、ネットで検索したら、日義村や開田村と合併して新しく木曽町となったのを知りました。


JR福島駅

(10:55)
歩く道を間違え、下の方を通過しました。
木曽福島駅に出ようと思いましたが、この駅は高い場所に有ります。
それで、何段も有るコンクリートの階段を登りました。



木曽福島の八沢町の一角。
民家の表をガラス張りにして、福島宿や福島関所を解説した場所がありました。
ここは元々は商家だったのかも知れない。
この場所の前にLPガスのトラックが停まっていて邪魔していました。




木曽路を通った参勤交代の大名・著名人。




木曽福島の町並み。




(11:18)
福島宿の上の段。
下の方は大火にあいましたが、上の段は残りました。
ここの右側。
ビストロ松島亭とか肥田亭と言う店が並んでいます。





福島宿の高札場。





高札の中の1枚。
福島宿から上松宿、宮ノ越宿への荷駄の値が書かれています。
ここの高札も成瀬隼人正と竹腰山城守の名が併記して有ります。




この先に福島関所が有ります。


福島関所

福島関所の西の門です。




関所の隙間から関所を眺めました。
丸に一の家紋は関所を守る山村氏の家紋です。
ここは資料館になっていますが、先を急ぎますので、見学は後日にします。




(11:39)
19号線が旧19号線とバイパスとなった新国道19号。
新しい国道はトンネルから出てきて、新旧一緒になります。
左は木曽川。
細い川になってきました。





細い草道。
こんなのも中山道なのです。
右に登って行きます。



出尻 一里塚

(12:17)
登ってきて、あったのが出尻の一里塚です。




出尻の一里塚の説明板です。
中学生が書いています。
ユネスコ協会と有ります。
中学校の先生が指導して制作したものでしょう。




秋の七草。
女郎花です。




(12:37)
正沢川という川です。
網目の鉄板で出来た橋です。
この橋を渡り、右に向かいます。




細い草道となりました。
両側に雑草が繁り、マムシが出てこないかと、ヒヤヒヤでした。


中山道中間点

中山道の中間点まで来ました。
これまで歩いて来て、やっと半分かと言う感じです。





中間点を過ぎてから男性とすれ違いました。
男性と言葉を交わしました。
彼は名古屋から来ていると話し、今日は薮原駅から木曽福島駅まで歩くと言っていました。


帰路、この男性と一緒の列車となりました。
木曽福島駅から乗ったのでしょうが、私も木曽福島からの乗りましたのです。
でも、気が着きませんでした。
中津川駅が近付いてから、すれ違った男性だと気が着き、挨拶しました。



(13:11)
原野駅から発車して来る普通列車です。
踏切りは第5仲仙道踏切りと表示しています。
十幾つから始まった数字。
数が大分、減ってきました。
それだけ中央線と中山道が交差していると言えます。
それに踏切りでない箇所で、ガード下を抜けてきたところが何箇所も有りました。


宮ノ越 一里塚

宮ノ越 一里塚に来ました。




ここでも中学生が制作した説明板が設置して有ります。
こちらは日義中学校の生徒が書いています。
このように中学生が説明板に取り組むのは歴史に興味が沸き、好い事です。




一里塚の横に白花キツネノカミソリが咲いています。
沓掛観音でも白花キツネノカミソリを見かけました。
この辺りは白花が多いのかもしれない。



宮ノ越宿 本陣

(13:42)
宮ノ越宿の本陣に来ました。
明治天皇御小休之跡の石碑が有ります。





こちらが本陣跡です。




宮ノ越宿の本陣。
説明板です。



本陣の中へ入らせて貰いました。
殿様の居る場所で、一段高くなっています。





本陣の門へ出てくると男性が撮影していました。
男性は小田井宿に寄ってきたが、誰も居なかったと話していました。
青春18キップで京都から来たと言っていました。


義仲館

(14:03)
義仲が挙兵したのが、この地であります。
義仲館の前に木曽義仲と巴御前の像が有ります。


JR宮ノ越駅

(14:09)
薮原駅に向うのを断念し、宮ノ越駅に来ました。
中津川方面に向う列車は15時33分です。
その前に14時32分の列車が有りますが、木曽福島止まりです。
この宮ノ越駅の近くにはコンビ二は勿論、商店が全く有りませんでした。
ビールが呑みたいと思いましたし、ここで1時間半も待っていても仕方が無いと思い、木曽福島行きの列車に乗りました。




歩き出す前と歩いた後です。
20キロ近くを歩きました。



木曽福島行きの普通列車が入線してきます。
左の男性は、先ほど本陣で一緒になった男性です。



JR木曽福島駅

(14:47)
木曽福島駅に着きました。
次に中津川方面へ向う列車は15時48分で1時間程の時間が有ります。
それで、駅の近くをブラブラしてみました。




D51蒸気機関車が有りました。
福井機関区、糸魚川機関区を経て木曽福島機関区に来ました。
昭和17年に製造されて181万キロ余りを走りました。
静態保存で余生を過ごしています。




木曽福島駅の前で演奏されるアルペンホルンです。
「木曽音楽祭」のPRでした。
午前中、道の駅 木曽福島でやっていたコンサート。
あの時のグループだと判りました。




(15:44)
15時48分発の中津川行きが入線してきました。


恵那山

木曽路歩きを重ねてきて、何度も恵那山の姿を見た。
恵那山は瑞浪辺りから見え出した。
歩く行程で、その度に見える姿が変わった。
今回は中津川駅が近付き、車窓から見えてきた恵那山。
宮ノ越駅から座席に腰掛けれたが、窓際に女性が座っていた。
恵那山を撮影しようとした時、窓際の方が良いでしようと、席を譲ってくれた。
女性は仲間の女性達と火打山と雨飾山の間の山に行って来たと話した。
山の名を聞いて忘れてしまった。山小屋で泊まるのでなく、麓で泊まり下から出発して戻ってくる日帰り山行だと言っていた。それでも条件が悪く途中で断念しても戻ったとか。
花が多い山だったと言っていた。
反対側の座席に仲間が居たのだろう。3人の女性のグループだったと思う。
女性は青春18キップを使っての山行だと言い、私も18キップですとなった。
大津から来たと言っていた。
長野と新潟県境の山。
現地へ向うのに1日。山に登るのに1日。そして帰路で1日。
18キップを使って上手な山行だと思った。
恵那山を撮るのに心掛けたが、撮ってみたら木曽川も写っていた。


感想
ようやく、秋めいてきて、街道歩きを再開しました。
再開しても、まだ、半分の行程です。
この先。
続けれるか否か分かりませんが、やっていこうと思っています。




今日の経費
JR那加駅からJR上松駅までとJR宮ノ越駅からJR那加駅まで。
青春18キップ 2,370円
カップ麺 108円
お握り  138円
ガリガリ君 73円
アクエリアス 84円
缶ビール 267円
ピーナツ   97円
               合計 3,137円


kオジサンの中山道旅日記  その14
8月29日(水) 晴 JR宮ノ越駅からJR木曽平沢駅まで  へ

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北アルプス   五 龍 岳 (2,814.0m)    (第二日)

2018-08-02 23:02:15 | 弐水会

二日目は五龍岳に登ることになっていまして早朝、4時に山荘の玄関に集合でした。
3時頃に目が覚めていました。山荘の廊下に灯りはついていましたが、仕度をするのに部屋の照明をつけようとしたのですが、つかなかったです。エンジンを動かして発電しているのでしょう。それで、最低限の電源になっていたのだと思います。
準備をして玄関へ出ました。玄関の辺りは真っ暗で、ヘッドランプが頼りでした。
漆黒の闇から段々と変化していく。
そんな状況の中、山頂を目指しました。

巨大な三角形
弐水会で2016年に唐松山荘に泊まり唐松岳に登りました。2017年は一の越山荘に泊まり立山の縦走で雄山、大汝山、真砂岳、別山へと辿りました。そして、2018年は五龍山荘に泊まり五龍岳に登りました。
アノ時、唐松岳から五龍岳が見えましたし、今年は五龍から唐松が望めます。
昨年、立山から唐松や五龍はガスで全く見えませんでした。でも、今年は五龍の頂上から唐松も立山も見えました。
こうして登って、三山の頂上に立つ事が出来ました。言うならば3年間で巨大な三角形を描けたのです。
山頂に立って眺望が利くか利かないかは運、不運が有ります。
今回、槍ヶ岳や富士山を望めたのは、回顧でき、ラッキーな事だったと思いました。


五龍山荘の玄関

(03:50)
山荘の前は真っ暗です。
4時が集合時間でしたが、集合時間前に揃いました。
出発します。




歩き始めると、空の色が変わってきました。





(04:10)
こちらは北方で唐松岳の方向です。
右が東方で、空が白くなって来ました。
右下の灯りは五龍山荘のものです。
前方の山の山頂近くの灯り。
アノ灯りは唐松山荘の光です。




(04:24)
時間が経ち明るくなってきました。
上と同じ唐松山荘方面です。
わずかな光ですが、あの光が唐松山荘である事が分かります。




岩場を登って行きます。




(04:38)
明るくなっていく東方。




(04:40)
朝の光に映える五龍岳。




(04:44)
道が険しくなってきました。






(05:01)
一点の光が、大きな光へと変わって行きます。
そして、周囲全体が明るくなって行きます。







(05:01)
こちらは五龍の西側。
立山方面です。
一番右は剱岳。
左が立山で、右に雄山、大汝山、真砂岳、別山と順番に並んでいます。





(05:03)
アノ場所が山頂です。
頂上を目指します。


五龍岳頂上

(05:09)
頂上に到達しました。
東方から朝日が射します。
Tサンが「弐水会バンザイ」と唱え、皆が唱和しました。
頂上に到達して、朝日を拝み、感激の瞬間でした。

この場所に立てる幸せ。
グッと来るものがありました。




(05:17)
南の方角です。
鹿島槍ヶ岳方面。
左が北峰で右が南峰です。
そして、その右に槍ヶ岳が見えます。





(05:22)
下山です。
山頂に5時15分頃まで居て、下山を始めました。




岩の割れ目から顔を出している花です。
チシマギキョウではなかろうか。
こんな条件の悪い場所で良く咲くなと言う感じがします。




(05:35)
下山して行きます。




オバちゃん4人組です。
新潟県の燕市から来たと言っていました。

4人の仲間同士。
下山して来て、山荘の前でハイタッチしていました。
山に登ったという達成感でしょう。




(06:25)
五龍山荘が目前の所まで下山して来ました。




山荘へ戻って来ました。





(06:26)
山荘から振返りました。
今、登ってきた五龍岳が望めます。



山小屋の朝食

山荘での朝食です。
食堂には私達だけしか居ません。
他のグループは朝食を終えていたのでしょう。
私たちが最後の朝食だと思いました。


下山を開始

(07:14)
五龍山荘を出発します。





(07:22)
白岳の山頂付近です。






朝、五龍へ登る時に見えた唐松。
あの時より、真近かに見え、どっしりとした感じがします。
唐松岳に向う道筋がハッキリと判ります。




白岳を過ぎました。
これからが本格的な下り道になります。




左の花。
至仏山で見かけたジョウシュウアズマギクに似ています。図鑑にはミヤマアズマギクとなつています。アズマギクに間違いが無いでしょう。
右の花。ミヤマタンポポだろうか。





(07:30)
下山していて、眼を右に向けました。
早朝に登ってきた五龍岳。そして五龍山荘が見えます。





岩場のところを通過して行きます。
この先、下山して行くコースが見えます。





眼を遠方に転ずれば・・・・。
八ヶ岳方面。
その右側に頭を出した富士山。
その右が南アルプス。
遠方の山々の展望が広がります。




(08:06)
再び、鎖の場所に差し掛かりました。
上の鎖場と下の鎖場と呼べば良いのだろうか。
こちらは下の鎖場です。





(08:23)
これから進んで行く登山道がハッキリ見えます。
下って、また登る。
そう言う場所です。





(10:03)
前方に小山が見えます。
中遠見山です。





(10:13)
後ろを振返りました。
左の山が五龍岳です。
雲の右側。アノ場所が山荘の場所です。




こちらは鹿島槍ヶ岳です。
朝、見かけたときの姿は北峰と南峰が見えましたが、正面から望むと、単独峰の形となっています。
巨大な雪渓です。
雪解けのザーザーと言う音が下から上がって来ていました。




(10:37)
またまた、小高い山に差し掛かります。
アノ山が小遠見山です。
山頂に居る人が確認できました。
山頂へ寄らずに迂回路を辿りました。





小遠見山と五龍岳へ向うのと分かれるポイント。
ここまで下山して来ました。




(10:55)
比較的、歩き易い場所まで来ました。
この辺り。
小遠見山までは、比較的イージーに登る事が出来ます。




ブナ林か。
良い雰囲気の場所です。




(11:57)
リフトの頂上駅が見える場所まで下山して来ました。




二人でリフトに乗りました。




(12:14)
リフトを降り、ゴンドラのアルプス平駅に向かいます。
この辺りは高山植物園になっています。





(12:26)
テレキャビンに乗りました。
ゴンドラが一気に下って行きます。
暑くなってきました。
下界へ下りてきた。
そんな気がしました。


道の駅 白馬

下山して来て最初に寄ったのが、「龍神の湯」。白馬龍神温泉です。
この温泉、オープンしてまだ日が浅いのか新しかったです。
ここで山に登った時の汗を流しました。
温泉に浸かって道の駅で昼食を取る。
そして、バスが15時に道の駅を出発すると知らされました。
出発まで約2時間有ります。
温泉にじっくり浸りたい人は温泉でゆっくりする。
早く昼食にありつきたい人は、サッサと温泉を切り上げて道の駅に向かう。
自由に行動できる時間帯となりました。

道の駅白馬で遅めの昼食でした。
皆が蕎麦を一斉に注文したのでしょう。
食券の自動販売機では、どれも売り切れを現していました。
そんな状況であっても、しばらくしてから蕎麦の注文が可能となりました。
蕎麦を打っていて、打った在庫が切れたのかも知れません。



感想
高い山に登った後には充実感や満足感に浸れます。
今回の五龍岳。
長い遠見尾根を辿りました。キツい思いをして登るとそんな感情が一層高まります。
色々の花を愛でる事が出来ました。
それに、山行中に見えた山々。
東方の妙高や雨飾山を同定できませんでしたが、富士山や槍ヶ岳が見えたのが良かったです。
山頂から日本海の海岸線も見えました。
ここの位置が、もう直ぐ日本海だと知りました。
登ってみて、色々の事を知れる事が面白いです。



最後に
10年07月05日
に名鉄のバスハイキングに参加して小遠見山に登りました。
そして15年8月10日に「各務原歩こう会」の8月例会で小遠見山へ登りました。
北アルプスの山    小 遠 見 山 (2,007.0m)  - Kオジサンの新・山歩きの記 (goo.ne.jp)
ハイキングで行けるのは小遠見山までで、それより先は本格的な山登りとなります。
過去2回のハイキングで小遠見山まで登り、今回。本格的な山登りで五龍岳へ行ってくることが出来ました。
3度目の正直。そんな感じがします。


各務原からバスで4時間余りで行ける北アルプス。
地の利に恵まれ、有り難いたいと思います。
また、今回のように1泊の山行に骨折って貰える。
会長がバスの予約や山小屋の手配をして貰えました。
会長は昭和13年4月生まれで80歳になります。
今回のように連れて来て貰えて感謝です。
それに、荷が多過ぎて疲れた人の荷を持つ人が居ました。また、足が攣った人のサポートをする人も居ました。
弐水会は良い会です。

 

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北アルプス   五 龍 岳 (2,814.0m)    (第一日)

2018-08-01 23:52:04 | 弐水会

弐水会で五龍岳に行ってきました。弐水会では、毎年8月に山小屋に泊まって山に登るのが恒例となっています。今年は北アルプスの五龍岳に出かけました。

2010年7月に名鉄バスバスハイキング小遠見山に登りました。https://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/9d08fd562610366ae099a6c7af8ee181

そして、2015年8月に各務原歩こう会でも小遠見山に登りました。https://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/6bcdc687cc14bec61f4ea4e4dabcfc5d 
ゴンドラとリフトを繋ぎ、小遠見山までは比較的簡単に登ることができますが、五龍岳へは本格的な山登りの格好をして登らなくてはなりません。
歩こう会で登り、小遠見で昼食を取っていた時に、何人もの若者が下山して来ました。
あの時、何時か五龍岳に登ってみたいと思いました。
今年は、会長が五龍岳に決定してくれて、五龍に向かうのが実現しました。憧れていた五龍ですが、長くてアップダウンの有る遠見尾根。登りたい思いとは裏腹に、現実は厳しさを感じました。
それでも、何とか山小屋まで到達できました。



(04:46)
各務原市総合体育館の南側。
ここから5人が乗車して5時に出発するのですが、定刻前に揃いました。
市内数箇所ででピックアップして中央高速で向かいます。





(09:31)
バスがエスカルプラザに着きました。
ゴンドラに乗る前に準備体操です。




次々と降下して来るゴンドラ。
ここでターンして再び上昇して行きます。
4人~5人程がゴンドラに乗り込みます。




テレキャビンとおみ駅を出たゴンドラ。
上昇して行きます。
背中の方角には白馬村が広がりました。




(10:08)
ゴンドラに揺られ、アルプス平駅に着きました。
ここからは、アルプス展望リフトに乗り換えました。
アルプス平駅からリフト乗場へ向うのに高山植物園を通ります。
オオバギボウシやヤナギランを見ました。






(10:17)
リフトの乗場。
ここまで乗って来ました。




(10:19)
三角錐のケルン。
石段の先に地蔵の頭が見えます。




地蔵の頭を過ぎた辺り。
ガスっていて、山の姿が見えません。





歩いて来て振返りました。
地蔵の頭が見下ろせます。





(11:18)
木道を進みます。




(11:44)
指示標識の有る場所。
左に向かうと小遠見山で、右に向えば小遠見を迂回して進みます。
五龍岳6kmと現しています。





小遠見山まで、もう直ぐです。




(11:47)
小遠見山の山頂に到着しました。
ここでランチタイムです。





(12:15)
12時15分に小遠見山を出発しました。
ここから、本格的な登山となります。注意を喚起する表示板が設置して有ります。

左側の画像ですが、前方に見えるのは中遠見山です。
この先、登っては下りの繰り返しでした。
低く垂れ込めたガスで鹿島槍の姿が隠れていて雪渓だけが見えます。






(12:38)
中遠見山に来ました。
ここには遭難した若者のケルンが有りました。





(13:06)
隊列の姿がよく判る場所で声を掛けましたら、振り返ってくれました。
でも、この画像。
ピンボケでした。





登山道の横に池が有りました。
池の中にオタマジャクシ。
このオタマジャクシ。モリアオガエルのオタマジャクシかも知れません。





珍しい花を見かけましたが、何と言う名の花か判りません。




(14:14)
前方に開けた場所が見えます。
休憩に持って来いの場所です。

この場所、西遠見です。
残雪が有りまして池が出来ていました。




リンドウとアキノキリンソウ。
このコース。
タマガワホトトギス。ゴゼンタチバナ。カラマツソウ。チングルマ。イワカガミ。マイヅルソウ。ダイモンジソウ。フウロ。等々。
花の名が判らないものも有りました。
とに角、花が多かったです。





(15:11)
細い尾根道。
慎重に進みます。



木製階段を登る箇所も有ります。






(15:29)
残雪があるシラタケ沢。
下部は見えても上部は見えません。
残雪の上を横切るサルが見えました。
大型のサルでボスザルかも知れません。
悠々と横断していました。

別の画像でしたが、遠くなのですが、肉眼で確認できてもカメラには上手く映らない。




鎖を伝って登る岩場の箇所も有ります。




(16:01)
登り切って後ろを振返ります。
歩いて来たコースが眼下に見えます。




五龍山荘が見え出しました。
でも、白岳を越えなくてはなりません。





(16:31)
白岳の山頂辺りを通過しています。





下に五龍山荘が見え出しました。





(16:35)
五龍山荘はもう直ぐです。




ガスの中の五龍山荘。




(16:40)
五龍山荘に到着です。




五龍山荘の食堂です。
私たちが到着したときには夕食が始まっていました。
私たちの到着が遅く、3回目のグループとなりました。





山荘の廊下。
部屋にザックを入れます。




(17:16)
私たちの夕食となるまで、まだ時間が有ります。
外のテーブルで、ビールで乾杯しました。




(17:21)
時計が現す気温を撮らせて貰いました。
19.3度を現しています。
この時間で19.3度でしたが、17度ほどに下がりました。





トウヤクリンドウとコマクサ。
山荘の近くに咲いていました。




(18:06)
夕食タイムです。
私たちのグループが最後となり、この時間。夕食を取っていたのは私達だけでした。
小屋の手作りカレーです。
御代わりが出来ました。





夕食後、外に出てみました。
ガスが取れ、五龍岳が見え出しました。





(18:50)
陽が沈みます。
太陽の左側。
剣岳で、その左が立山でした。





(19:26)
間も無く消灯となります。
7.5畳の部屋に男が6人です。

今回のメンバーは男性が12名。女性が9名でした。
男性は6人と6人に分かれ、女性は5人と4人に分かれました。女性に聞いたら5人の部屋の方が少し広かったそうです。
部屋には「唐松」「白岳」「鹿島」「五竜」のプレートが架かっていました。
自分が泊まった部屋が何と言う名の部屋だったか、確認していませんでした。
定員の白い札が下がっています。
「唐松」と「白岳」は16人となっています。「鹿島」は22人で「五竜」は20人となっています。
これは最大限の人数なのでしょう。我々は余裕で寝れましたが、すし詰め状態となると、1枚のフトンで2人が寝るような事になるのかも知れません。



最後に
小遠見山の指示標識では五龍岳まで、5時間と現していました。私達は小遠見山を12時15分に出発して五龍山荘に着いたのが16時40分でした。小遠見から山荘まで4時間半ほどかかっています。ここから更に山頂を目指すとなると1時間は必要です。指示標識の時間が標準だとすると、標準よりも時間を要しています。
別にこの時間に拘る必要は無いと思います。
気温が高く、悪条件での山登りでした。そんな中でも、良く登ったと思います。

Kさんが2リットルのペットボトルを入れてきて、キツくなり他の人が荷を引き受けるという事が有りました。それにK女は足が攣りました。そんなK女にHさんがサポートで付きました。今回の山行。弐水会のメンバーだけでなく、ゲスト参加の人も居ました。そんな状況下でもチームワーク良く、まとまって登る事が出来たと思いました。

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