Kオジサンの新・山歩きの記

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中仙道 木曽11宿ウォーク⑤ JR須原駅 ⇒ 寝覚の床 12年7月21日

2012-07-24 20:33:15 | 中山道 木曽11宿ウオーク

名古屋からバスで出かけ、10回のコースに分けて木曽路を南から北へウオーキングしています。
今回は第5回で、参加者は34名でした。
名古屋を出発する時から小雨が降っていました。ウオーキング中は降った止んだりの空模様で、傘を差してのウオーキングとなりました。
前回、ウオーキングを終えた須原駅からスタートしてから木曽川の橋を渡り、中山道とは別で対岸を歩きました。
この道は中部北陸自然歩道になっている道でした。木曽川を渡りドライブイン木曽に来て、お昼となりました。その後、再び中仙道に戻り、上松の街中に入りました。
最後は寝覚の床まで下りてからストレッチ体操で体をほぐし、本日のウオーキングが終わりました。


JR須原駅(10:46) ― 桃山発電所裏側(12:02) ― ドライブイン木曽(12:13~12:45)  ― 
JR倉本駅(13:12) ― 萩原の一里塚跡(14:01) ―  小野の滝(14:11~14:13) ― 
桂の大木(14:40) ― 寝覚の床(14:53~15:06) ― レストハウス木曽(15:10)




今回、歩いたコース。
出典。学研、木曽路をゆく。児玉幸多監修。


須原駅の横に有った幸田露伴の碑。
水が流れているのは水舟です。須原宿にはこのような水舟が何箇所も有りました。



須原駅の駅舎の中。
委託された人が居て、切符の販売をしていました。
列車ダイヤは2時間に1本ほどでした。
それでも、お年寄りや高校生には貴重な足となっているでしょう。



ストレッチ体操をやってウオーキングに備えます。



前方は木曽川。
これから対岸へ渡ります。



ウオーキング。
この時は雨が止んでいました。



この道は林道ですが、中部北陸自然歩道になっていました。



桃山発電所の裏側に着ました。
発電所の外観は西洋の中世の城をイメージしています。



対岸を特急しなのが走ります。
遠くから見ていると、模型列車のような感じがします。
丁度、お昼の時刻になりました。
近頃、各地で非常災害放送設備の整備が進みました。ここで聞こえてきたのは「木曽節」のチャイムでした。
さすが、木曽節の本場へ来たと言う印象がしました。


ドライブイン木曽に到着です。
ここでお昼となりました。


おにぎり弁当です。
1個分を茶碗にでも測ってから握ったのだと思います。
おかずでは、シャケが美味しかったです。



私たちは、ドライブイン木曽の庇の下で食べましたが、多くの人達はバスの中で食べていました。



屋号
第3回の三留野宿でも見かけましたが、玄関に屋号の表札が掲げてある家が何軒かありました。
米屋とか麹屋と言うものを見かけました。「あらや」と言う屋号があり、玄関先にいたご主人に聞いたら、本家と分家の関係で新屋で「あらや」と言うのだと教えて貰いました。




路傍に咲いていたハンゲショウ。



風越山の湧き水。和水。
飲んでみましたが、美味しかったです。



釣り橋が有りまして、渡るのでなく、雰囲気を楽しむため橋の真ん中に行ってみました。
橋が揺れ、気持ち的には良い感じがしませんでした。
 

 
小野の滝に来ました。
滝は中央線のすぐ横に有りました。
中央線が複線電化のときに増設した工事跡がわかります。



雨で水量があり、迫力が有りました。



石畳の道を歩きます。



桂の大木です。
上松の町は21日と22日がお祭りだと地元の人が話してくれました。



蕎麦の越前屋。
老舗のそば屋です。



臨川寺に到着です。
ここから寝覚の床へ降りていきます。



上から寝覚の床を見下ろします。
中央線の電線が邪魔です。



寝覚の床です。



ストレッチ体操をやつて、今日のウオーキングが終わりです。




今日の歩数です。
沢山歩きました。

 
最後に
雨が降ったり止んだりの生憎の空模様でした。
それでも、全員が13.2キロを歩き通す事が出来ました。
お昼のチャイムで、木曽節だったのが面白いと思いました。

 

 

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爽やかな高原歩き 車山高原から八島湿原へ

2012-07-22 09:44:15 | 各務原歩こう会

7月19日、「各務原歩こう会」で車山ビジターセンターから車山へ登り、車山乗越、蝶々深山、物見岩を経て八島湿原、八島ビジターセンターまで歩きました。

車山ビジターセンター(10:10) ― 八島湿原分岐(11:20) ― 車山山頂(11:44)~(12:24)
 ― 八島湿原分岐(12:42) ― 車山乗越(12:46) ― 蝶々深山(13:09)~(13:18)  ― 
物見石(13:39)~(13:44) ― 奥霧小屋(14:30) ― 八島ヶ原湿原(14:58) ― 
八島ビジターセンター (15:07)

車山へは2本のリフトで簡単に登れます。
この日は天候も良く、多くの人が訪れていました。私たちは登山道を下から登りました。
車山山頂から八島湿原を目指しましたが、夏休みに入る前の平日で混雑はしていませんでした。
それでも千葉や横浜、クラブツーリズムの人達が訪れていて人気が伺えました。



車山高原の駐車場。こんなバスで行きました。



駐車場のすぐ近くがリフトの乗場でした。
リフトがスタートした途端、カメラで待ち構えていました。
山頂に着く頃には写真が出き上がって、勧められます。



ビジターセンターから全員がスタートしました。



車山山頂に向かう途中。
ニッコウキスゲが群落になっています。
ソーラーシステムを使った防除柵が有り、柵の中は保護されています。



ニッコウキスゲの群落に向かって、皆が一斉にシャッターを切ります。



車山へ向かう途中、二人の男性がパトロールしていました。
車山ビジターセンターの腕章を付けていました。電流柵の点検をしていたのでした。


自然保護と環境協力費
今まで知らなかったのですが、鹿がニッコウキスゲを喰ってしまうのです。
防除柵に電気を流して保護していました。

バスで車山へ向かう途中の大門街道で道路に小鹿の死体が横たわっていました。
バスが急に左に進路を変えたのです。何だろうと思ったら、小鹿が死体が道路に有りました。
鹿は夜行性で夜、車に跳ねられた事でしょう。当たった車の方も気の毒です。

夜、青くランランとした目を光らせて赤外線カメラに反応する鹿たち。
群れになって横行するシーンが想像できます。

帰りに八島ヶ原湿原の木道を歩きました。
このような防除柵を設けたり、木道の補修に経費が伴います。
ここは国立公園なっていますが、環境保全協力費のような形で入山者から100円か200円徴収してはどうかと思います。
ただ、徴収するにも、設備的なことも有るでしょうし、手間が掛かってしまいます。
山のトイレで志納するするように、登山口に自由に入れる料金箱でもあればと思います。




電気柵の左側は鹿から保護されていますが、右側は食い荒らされてチラホラです。


 
ニッコウキスゲをアップで。



高度を上げてくると、雲の中に富士山の頭が見えました。



リフトでスイスイと登れますが、私たちは、下からじっくりと登りました。
奥に見えるのが蓼科山で、中央は白樺湖。


 
気象レーダーのドームが見えてきました。
すぐに、車山の山頂です。



車山の山頂に着きました。
富士山は雲の中でしたが、乗鞍岳や御嶽山。北アルプスの槍ヶ岳が確認できました。




車山はリフトで上がって来れますので、沢山の人が来ていました。



♪頭~を雲の上に出し・・・・・♪
男性4人グループで笠を被った男性が草笛を奏でていました。
さっき、登って来る時は雲が出ていました。
本来なら、一番右の編笠岳の右に見えるのですが、完全に隠れてしまいました。





下山開始です。
これから、下りあの道の左の方へ歩いて行きます。

木道を歩きます。
この先の高いところが蝶々深山です。




蝶々深山に到着しました。
団体で多くの人が訪れていました。




雰囲気の良い道。
物見石を目指します。


 
お盆のような八島ヶ原湿原。
ここを下り、八島ビジターセンターを目指します。




八島ヶ原湿原の横の木道を歩きます。




木道を歩いていて、綺麗な景色に歩みが止まり、シャッターを押します。




八島湿原の標識のがある場所まで来ました。



お疲れ様でした。
八島ビジターセンターに着きました。



車山高原から八島湿原までに会えた花たち。
最後のレンゲツツジ、1輪見る事が出来ました。
ヨツバヒヨドリ、アザミはこれから本番となります。



車山山頂に咲いていた名の判らない花。



4年前に今回と同じコースを歩き、再び 霧ヶ峰に来ました。
カミさんは山へは付き合ってくれませんが、今回と同じコースを08.07.17に歩きました。
山道を登ることが出来ないので、車山高原駐車場に車を停めてリフトで一旦、車山山頂まで上がってから、蝶々深山を経由して八島ビジターセンターの 駐車場まで歩きました。
車山山頂へリフトで上がっただけで、あとは今回と同じコースを歩きました。
帰りは、諏訪からタクシーを呼んで車山高原駐車場へ戻りました。八島ビジターセンターの 駐車場にタクシーは常駐していなかったのです。
お迎え料金が掛かったのか、偉く高い料金でした。
木道を歩いていて福島から来たご夫婦と言葉を交わしました。
お互いに抜きつ抜かれつだったのですが、私はワレモコウを知りませんでした。
道脇に咲いていた花がワレモコウだと教えて貰ったことがきっかけでした。
その時、シャッターを押して貰ったのが下の写真です。



08.07.17
木道を歩き、蝶々深山を目指しました。




08.07.17
福島からのご夫婦です。
歩道の左側にニッコウキスゲの群落が広がります。



08.07.17
歩道の両側にニッコウキスゲが見えました。



08.07.17
福島からのご夫婦にシャッターを押して貰いました。



08.07.17
物見石を過ぎて、八島湿原を目指しました。


最後に
あれから4年が経ちました。
以前、歩いたコースを再び歩き思い出に浸ることが出来ました。
過去の画像を引っ張り出して見てみるとニッコウキスゲの減少。
環境破壊が進んでいると思わずにいられません。

車山ビジターセンターをスタートしてから車山へ登り、車山乗越、蝶々深山、物見岩を経て八島湿原、八島ビジターセンターまで歩きました。
このようなコースを辿れるのも、バスのおかげです。

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奥越の名峰  大長山(オオチョウザン)(1,671.4m) & 赤兎山(アカウサギヤマ)(1,628.7m)

2012-07-12 21:59:43 | 水曜会

水曜会で福井県勝山市の大長山と赤兎山へ行ってきました。先に大長山に登り、その後に赤兎山に登りました。
登山口(8:18) ― 小原峠(9:02)~(9:13) ―  苅安山(9:43) ―  大長山山頂(10:42)~(11:03)

 ―  苅安山 ― 小原峠(12:10) ― 大舟分岐(12:42) ― 赤兎山山頂(12:55)~(13:09)


   ― 大舟分岐 ― 小原峠(13:39)~(14:15) ― 登山口(14:48) 

 

赤兎山へは03.07.26に登りました。もう、9年も前のこととなります。
一度登った山でも月日が流れ印象が薄くなっていて、断片的な記憶となっていました。
前回の印象が残っているのは登山口にソーラーの入山者カウントメーターが有ったのとオオバギボウシが咲いていた事くらいで、初めて登る山のような新鮮な気分がしました。
それに、小原林道の登り始めにゲートがあって入山料300円を払いました。
前回はこんなことは無かったです。その点でも歳月が経ったと感じました。
入山料で300円払いましたが、勝山市の温泉。「水芭蕉」の100円の割引券を貰いました。帰りに温泉に浸かり、汗を流して来ましたので実質的には200円となります。
地域環境保護協力金と言うのだそうです。以前に来た時はどうだったか覚えていませんが、トラロープで駐車場の区画割がして有りました。そのようなためのお金なら利用者として当然払うべきでしょうね。

前回は赤兎山に登っただけで、大長山には行ってません。それで、余計に新鮮に感じられたのかも知れません。


乱丸さんから頂いたGPS軌跡図。

大長山へ
登山口から40分ほど登り、小原峠から大長山を目指しました。
峠にあった指示標識には大長山まで2.4キロとなっていました。アップダウンがあり険しい箇所もありました。ブナ林が現れ、高度が増すに連れてササユリが顔を見せだしました。まだ、つぼみの花もあり次の土,日曜日頃には一番好いのではないでしょうか。
ニッコウキスゲとササユリが一緒に見れました。



登山口。ここから登山開始です。


登山口から入ると、すぐにソーラーのカウントメーターがありました。。
春の時期に設置して、冬を迎える前には撤去するのでしょう。
このメーターがあれば正確な入山者をカウントできることでしょう。データー的に、今年最高の入山者だ、と言うような日が在るのでしょうね。


サンカヨウは花の時期が終わり、結実していました。
何本かのサンカヨウで群落を形成していました。


小原峠に有ったプレート。
ここで小休止してから大長山を目指します。



再び、この小原峠に戻ってきます。
貴重品だけ携えて歩き、ザックはここへ残していきました。


大長山への道。
アップダウンの繰り返し。
立派なブナ林が迎えてくれました。


大長山の顔が見えてきました。
山頂まで、まだまだ有ります。


ササユリとニッコウキスゲ。
両方ともユリ科。と言うことは親戚同士ですね。


ゴゼンタチバナの群落。
花の中心が少し黒くなっていました。
花期の終わりを感じさせます。



あの頂の先が山頂です。
もう、一息です。


アップで。


残雪の白山と雲の中の別山が見えだしました。



白山をアップで。


最後の急な登りです。


大長山の山頂に到着しました。
向こうに残雪の白山が見えます。


山頂に有ったプレート。
山に登る前に、コツコツと彫ったことでしょう。


白山をアップで見ると、工事で出来た砂防堤が見えます。
砂防新道があの辺りに・・・・


秋の頃のような雲。

赤兎山へ
私たちは大長山から下山して赤兎山を目指しました。
大抵の登山者は登山口から小原峠を経由して赤兎山を目指します。
大長山に登ってから赤兎山に向かったのは私たち以外には、2人組だけでした。
正午過ぎに赤兎山を目指しましたので、赤兎山から降りて来るグループばかりでした。
赤兎山は人気がある山で、平日なのに、何組かのグループが来ていました。
幾組かのグループとのすれ違い。
滋賀県湖南市からは26人のグループが来ていました。


赤兎山へ向かう道。
ブナの林が向かえてくれます。


大きなブナもありました。


リュウキンカと思ったら、葉が違うからリュウキンカでは無いと言われました。


登山道で振り返ると今、登ってきた大長山が見えます。
好い姿をした山です。


赤兎山の山頂。
赤兎山の非難小屋でランチの予定でしたが、空の雲行きが怪しくなり、小原峠で遅めのランチをすることになりました。時間が無いので、非難小屋まで行くことは止めました。

 
非難小屋まで行かないのだから、せめてカメラに収めておこうとシャッターを押します。


非難小屋方向の風景です。



小原峠まで降りて来て、遅いランチとなりました。


豪華なランチ。
サラダやデザートが並びました。


登山口へ降りてきました。
気が付かなかったのですが、登る時にここでしっかりと雑草の種を除去していかなければいけなかった。


私たちが最後に下山してきましたので、私たち以外の車は残っていませんでした。


白山の眺望。
6月6日に鳴谷山から白山を眺めました。
6月30日には人形山から白山の北側を眺め。
そして、7月11日に大長山から白山の南側を眺めました。
白山を眺望する角度によって残雪の多少はありますが、季節の進行により、残雪が減少して行くのを感じました。
季節の進行とともに姿を変える白山。
春の顔の白山。
夏の顔の白山。
色々の顔をした白山が眺められ、良かったです。


今回は大長山と赤兎山のダブル登山でした。
山を始めたばかりの人が赤兎山へ登ったなら、花が有り、山の魅力にハマりそうな良い山です。
特に、ニッコウキスゲが咲く頃は駐車場の車が溢れるほどになるようです。


一緒に行った人のHPやブログ。
ジオンさん。「ジオンと山歩記」
http://www.ogaki-tv.ne.jp/~koike/

山たまごさん。「山たまごの東海岳行」
http://www.geocities.jp/tokaigakko/

ミレさん。「山おんな 岩おんな」
http://mire79.whitesnow.jp/

乱丸さん。「乱丸お出かけ」
http://ranmaru100.web.fc2.com/

あさひさん。「今夜も本をまくらに」
http://blog.goo.ne.jp/seikiti-y

yakoさん。「月が昇れば」
http://tukinobo.exblog.jp/

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一宮友歩会 第39回例会  河川探訪シリーズ 堀川編Part2  堀川沿いを歩く  

2012-07-09 19:31:27 | 一宮友歩会

一宮友歩会の例会で今回は名古屋の中心部から北東へ堀川沿い歩くコースでした。
名古屋城の築城に際し、開削された堀川沿いを歩き、歴史の深さを感じました。
今回はビール工場の見学が計画され、見学の後には出来立てのビールを試飲することが出来ました。

 松重閘門公園 ― 洲崎神社(9:45~10:06) ― 浅間神社(10:30) ― 清正像前(10:55)
 ― 下水道科学館(11:38~12:26) ― 黒川樋門(13:17) ― 天神橋(13:38) ― 
アサヒビール名古屋工場(14:17~15:50) ― 新守山駅(16:11) 



今回のコース地図。

集合時間に遅刻しちゃいました。
名鉄名古屋駅の南の山王駅に9時集合となっていました。
名鉄名古屋駅に着いたのが9時。山王駅は名鉄名古屋駅のすぐ隣の駅ですが、普通電車しか停まらない駅です。
名鉄名古屋駅で下車しましたが、普通電車が来る気配は全く有りませんでした。
これではいかんと、駅の外に出てタクシープールへ行くとすぐに乗車できたのですが、先へ進む信号は発車直後に変わり、ちっとも進めません。
それに、信号から右に向かって欲しいのですが、右折が出来ず左へ向かいロータリーから右へ行く。これだけでも5分以上ロスしました。
松重閘門が山王駅の西方に位置すると思い込んでいましたので、タクシーを駅の西付近でウロウロと運転させてしまいました。

タクシーを松重閘門付近へ来て下車しました。
もう、出発した後でどの方向に向かったかも分かりませんでした。近くに工事現場があって、そこの人に集団が通らなかったかと聞いても、気が付かなかったとの返事でした。
ここから北へ向かうのだからと国道19号線方面に行き、ガソリンスタンドでウオーキングの集団が通らなかったかと聞いても、見かけなかったとの事でした。
確か、堀川沿いを歩くことになっていたと、引き返し堀川沿いの道を北へ向かいました。
途中に有ったガソリンスタンドでウオーキングの集団が通らなかったかと聞くと、通ったとの返事を聞き、やっと尻尾を捕まえた。そんな気がしました。
そこから向かうこと5分余りで前方にウオーキングのグループを発見し、ヤレヤレの気分でした。

ネットで時刻表を見誤ったのだと後から、気が付きました。
松重閘門は両側に塔が立っている姿をしている事は知っていましたが、事前に地図で位置を確認しておけば、こんなことにならずに済んだと思います。


ウオーキングのグループ発見。
やっと、追いつく事が出来ました。



洲崎神社で由来などを聞きました。



都会の真ん中を流れる堀川。掘川沿いを歩きます。
先に見えるのは納屋橋。



岸辺にテーブルが出され、デートコースのような場所。



桜橋まで歩いてきました。
向こうに見えるのは名古屋駅のビル群。
桜通りの銀杏並木も見えます。


普段、じっくり見ることの無い桜橋をしっかりと見ました。
ブロンズでしょうか、桜がレリーフになっています。
装飾のライト。重厚な名盤。すべてが目新しく見えます。


四間道へ来て、屋根の屋根神様を見上げます。



屋根神様のアップと子守地蔵。



黒いトタン。その先には蔵。
古い城下町の雰囲気を感じる地域でした。



両側に名古屋城の石垣。
ここから丸の内に進みます。



名古屋城のお濠沿いを歩きます。



下水道科学館に到着しました。



下水道科学館で昼食を摂ります。



下水道科学館の屋外に各市のマンホール蓋が展示して有りました。
下田市は黒船。山鹿市は山鹿灯篭。佐賀市はムツゴロウ。飯田市は信州りんご。
下関市はフグ。そして高松市は那須与一。
各市のシンボルが蓋のデザインとなっていました。



下水科学館の館内を見学しました。



記念スタンプのコーナーがあり、記念にスタンプを押していきます。




黒川沿いを歩きます。
上は名古屋高速の黒川出入り口です。


黒川で広くなった場所が有りました。ここでは舟がターンするため広くなっていたのだそうです。
この場所はポケット公園化されていました。



御用水跡街園を歩きます。
両側に並べられている石は名古屋市電に使われていて、撤去後に活用したものだそうです。
こんなことを知る事が出来るのも、ウオーキングの効果でしよう。


黒川樋門の上を通過します。



矢田川の天神緑地へ来ました。
ここで説明を聞きました。
普段は矢田川沿いの道路を車で走ります。このような機会でないと緑地を歩く機会は有りません。


三階橋の名前の由来
矢田川の天神橋緑地へ降りた時、三階橋の名前の由来を聞きました。1階が矢田川の下を流れる堀川の伏越(ふせこし)(実際には矢田川の下なので、地下です)、2階が矢田川、
その上にかかる橋が3階になるので三階橋と言う名が付いたと説明を受けました。
 伏越(ふせこし)は暗渠です。中で竿の操作が出来ないので中に鎖があり、その鎖を伝って船が行き来したのだそうです。
当時、舟で大量の物資を運ぶことが出来たのですが、犬山から石を運んだりした貴重な交通機関でした。

 


アサヒビール名古屋工場に到着です。

ビール工場の見学。
今回のウオーキングの最後にビール工場の見学が予定されていました。
工場に着いたときには団体見学者のバスが数台停まっていました。
広い工場内を案内嬢の引率により、回りました。
工場の外には大きな発行熟成タンクが並んでいます。
工場内に入り仕込からパッケージングし、出荷するまでの説明がありました。
工場の生産行程で缶ビールが流れるところを見たかったのですが、土曜日でお休みでした。
それに、工場内の撮影は禁止となって、撮影が出来ませんでした。
最後にホールで試飲をさせて貰いました。つまみ付きでグラス3杯までとなっていて、まず、スパードライを味わってみました。
工場で出来たばかりのビールは美味でした。
お代りに「ベル・ビュークリーク」と言う珍しい商品を味わってみました。
ベルギービールでチェリーが入っていて甘酸っぱく爽やかな感じがするビールでした。


見学者のバスが数台停まっていました。
この中には子ども会として来ていました。何で子供会がビール工場へと思いまししたが、見学の後の試飲はソフトドリンクを飲んでいました。


広い敷地内に林立する発酵熟成タンクと案内嬢。
名古屋工場全体の熟成タンクの数や熟成タンクの容積を説明してくれました。


いよいよ工場の中に入ります。
ここから先は撮影が禁止となりました。



工場からでてきて、大きな熟成タンクが目に留まります。



ホールに案内して貰い、これから試飲です。



女性はスーパードライ。
男性はベル・ビュークリークをグラスに注いでくれました。



工場で出来たばかりのスーパードライの味を楽しみました。
出来立てで、美味しかったです。


新守山駅へ戻りました。



素敵なオバアちゃん。
今回はカミさんと一緒に参加しました。
参加者の中に女性同士で、カミさんと話が盛り上がった女性がいました。
赤いスポーツウェアに娘さんから譲られたと言うELLEのリュックが似合っていました。
皮膚が弱く、1年ぶりに参加したとの事でした。
ご主人を亡くされた後、60歳からピアノと琵琶を始めたそうです。
私は傍で聞いていただけですが、女性とカミさんは色々とお喋りしていました。
カミさんは今回で2回目の参加でした。新しく知人が出来ました。また、逢えるといいですね。

新守山駅のプラットーホームにて。


感想
名古屋の中心部を歩いたウオーキングでした。
日頃歩くことの無いコースで四間道や屋根神様など名古屋城の城下町らしい雰囲気の所を歩けました。
朝、アクシデントがあり追いつくことが出来ました。
朝の内パラ付いていた雨も上がり順調に終えることが出来ました。

 

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飛越国境の山  人形山 (1,726m)

2012-07-02 14:32:43 | アウトドア

岐阜県と富山県の県境に人形山と言う山があります。登山口は富山県南砺市の五箇山です。
この山には、姉妹が病の祖母の治癒を願い雪山に入ったが戻らず、春に人の形をした残雪が現れると言う悲しい伝説があります。
登山口の駐車場には三河と石川。岐阜のナンバーがあり、富山が6~7台が並んでいました。富山県の地元の人たちに人気のある山だと思いました。
花が多い山なので、人気が有るのでしよう。
ここへは昨年7月に訪れましたが、コンディションが悪く途中で登るのを断念しました。
今回のメンバーはAさん。Eさん。Wさん。そして私の4名です。
Aさんは過去に人形山に登ったことがあるので、分岐から三ヶ辻山に向かうことになっていました。

中根平登山口(8:41) ― 第1休憩所(9:30)~(9:38) ―  第2休憩所(10:10)~(10:15)  

 ― 宮屋敷跡(10:48)~(10:52)  ― 梯子坂  ― 人形山三ヶ辻山分岐(11:49)~(11:53)  ― 

人形山山頂(12:18)~(13:00) ― 人形山三ヶ辻山分岐(13:30)~(13:35) ― 梯子坂 ― 

宮屋敷跡(14:18)~(14:30)  ―  第2休憩所(14:54) ― 第1休憩所(15:20)~(15:25)

 ― 中根平登山口(16:08) 

車で向かう林道の途中にササユリが咲いていて、オオバギボウシやホタルブクロも顔を見せました。
花のデパート。
マイヅルソウ。ゴゼンタチバナ。バイカオウレン。
ツバメオモト。ハクサンチドリ。サンカヨウにツクバネソウ。などなど、登山道沿いに咲いている花が次々に現れ、花の競演です。
ショウジョウバカマは花の時期が終わっていましたが、まだ咲いているのもありました。
三ヶ辻山に向かったAさんはカタクリを見たと言っていました。
春の花で目にしなかったのはニリンソウとヒトリシズカくらいです。
まるで、春の花のデパートと言った感じがする山でした。
長い間、雪に閉じ込められていて、雪が溶け出し花の時期が一斉にスタートするのでしょう。
とにかく、春の花の多い山でした。

上手に写せた写真。下手な写真。沢山の花が在ることを強調したく貼り付けました。
上手く写せなかった花が有りますし、エンレイソウ等写し漏らしたものが有ります。
撮影してみて、改めて花の撮影が難しいと感じました。


山の花をマラソンのレースに例えると、もうゴールして終わった物。
今、ようやくスタートラインに立った物。
色々ですね。
普通の山を5~6人のレースと仮定すると、この人形山は10人以上の大混戦です。
とても多くの花に合えた山でした。


登山口からのスタートです。


道の脇にはササユリが歓迎してくれました。


第1休憩所でイップクです。


第2休憩所では樹間から、これから向かう人形山が見えました。


高度が増して来るとブナ林で、大木が有りました。



宮屋敷跡に着きました。


お疲れ様でした。
宮屋敷跡に到着です。
ここで休憩します。


この後、Aさんが向かう三ヶ辻山の方角。
いい形をしています。


私たちが向かう人形山が見えます。


一番左に剣岳。そして立山。薬師岳と続きます。
下山の時に地元の青年が山の名を教えてくれました。


小さく尖がった槍ヶ岳。右に穂高連峰。前穂とか奥穂と特定が出来ませんが、穂高連峰だと判ります。


独立した乗鞍岳。この右手に御嶽山が在るのですが、雲の中でした。


分岐の手前。梯子坂に差し掛かります。
ここが一番キツい場所です。


分岐に到着すると前に白山がまじかに見えました。
分岐で休憩。
あの先が人形山です。30分ほどでいけます。


頭の上に雲が乗る白山。
手前の山を横切る白山スーパー林道が確認できます。


ニッコウキスゲが咲き始めていました。


人形山のプレート。
この人形山は岩崎元郎の新・日本百名山となっています。


山頂からの北アルプス方面の眺望。


下山に掛かりました。
右手方向が三ヶ辻山です。
三ヶ辻山に向かったAさんと13時30分に分岐で落ち合います。


この先き、長い尾根筋を下ります。


地元の青年。
下山途中、宮屋敷跡で休憩した時に地元の砺波市から来た男性と言葉を交わしました。
まず、第一声に彼が言ってくれたのは「遠くからこの山に良く来てくれました」と言う言葉でした。
東海北陸自動車道が全通し、行動できる範囲が広がりました。


彼は山の同定で、左から剣岳、立山、薬師岳そして槍ヶ岳。穂高岳と遠くの山を説明してくれました。
この山へ四回来ているが、今日のように槍や剣を見れたのは初めてだと話しました。
御岳は雲に隠れていると思いましたが、乗鞍岳ははっきりと確認できました。見えていても、この場所から山の名を確認できない百名山も有ったでしょう。
前方に広がる大パノラマ。
沢山の百名山を一度に目にすることが出来たのは感動モノでした。
山に来て良かったと思う瞬間です。


第2休憩所まで降りてきました。




山頂では。
私たちの他に単独男性。それにご夫婦連れと3人の男性グループがいました。
彼らは岐阜県の本巣市と大野町から来たと話していました。
いろいろと山談義を交わしました。初対面でも男性たちと話が弾みました。

登山口に降りてきた時。私たちと彼らが最後でした。
駐車場に白いビニール袋2枚が捨てられていたのですが、グループの一人が拾っていました。
私も気が付いていましたが、男性に先に行動を起こされてしまいました。
山頂では大きな声で話をし、ハタから見ていると喧しいオッサングループやなと思えたでしょう。
空袋では有りましたが、彼の行動から、山を汚さない。そんな心がけを持っている人たちだと感じました。


最後に
登りが4時間弱。下りが3時間余りの山でした。
特に宮屋敷跡から分岐にかけての梯子坂がキツかつたです。
滅多に見られない遠くの山々を見ることが出来ました。
また、凄く沢山の花に遭えました。ベストシーズンの山に登れてとても良かったです。

コメント (2)
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