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「初秋の気配 ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑧」 2010年9月15日(水) 晴

2010-09-15 23:55:47 | ぐるっと琵琶湖一周ウオーク

稲が実り、黄金色に変わってきて稲刈りの時期を迎えるようにがなりました。前回は7月17日にコース番号⑤でしたが、梅雨が明けた日とあって、とても暑い日でした。今回は順番が飛んで⑧のコースで湖北野鳥センターから道の駅塩津海道 あぢかまの里 までの12.5kmを歩きました。順番から言うと⑥、⑦となるのですが、催行人員に達せず開催できなかったようです。参加者は26名。男性が15名で、女性が11名。ご夫婦での参加は、4組でした。いずれの方も私より、年長の方ばかりでした。参加者は知多方面からや、愛西市、小牧市など愛知県下の人ばかりで岐阜県からの参加は私、1人でした。回を重ね、顔見知りになった参加者も何人かいました。
今回は、湖畔を離れ、「近江湖(うみ)の辺(べ)の道」を辿ると言う山登りのコースが有りました。賤ケ岳に続く山道を歩くと言うことで、今までには無いコースで少し厳しいコースでした。
リーダーからの説明で、特に参考になったのはお昼を食べた「ほりぬき公園」脇の西野水道です。江戸時代、田畑が度々、洪水の被害に遭うと言う事から洪水に対応するため、トンネルの水道を琵琶湖まで貫通させて排水しようとした大事業です。実際にその水道を観て、先人の苦労が偲ばれました。
山を越えると言う厳しいコースに拘わらず、最後まで、全員が完走する事が出来ました。
こんなこと。
バスの車内で男性二人が話していました。
聞くとも無しに、聞こえてきてしまいました。
男性があるバスハイキングに出かけた時に、仲良くなった男の人と話した時の事だそうです。その男性は10人兄弟の3男。相手の男性も3男で、お互いに3男同士で気が有ったそうです。
相手の男性は10人兄弟で、当日、82歳の長子を頭に全員が伴侶を伴って一緒に参加して来たのだそうです。10人の年齢は分かりませんが、10人が今も健康で、1人の人も欠けずに一緒に参加できたと言うのは凄いことだと思います。
こうゆう事は世話をし、骨を折る人があればこそ、10人が結束して参加出来るのだと思います。
このバスハイキングのみならず、日々の事でも兄弟の交流が有る事でしょう。互いに子育てから解放され、兄弟が健康でいて、1人も欠けずに一緒に行ける。
凄い事であり、素晴らしい事だと思います。

第8回で歩いた行程
湖北野鳥センター(10:16)(スタート) ― 尾上 ― 片山隧道 ― 西野ほりぬき公園(11:08)
 ― 
西野水道トンネル ― 西野水道びわ湖広場(11:18)  ― 西野ほりぬき公園(11:25)
 ― 
西野登山口(近江湖の辺の道)(12:09)  ― 西野木戸港跡分岐(12:17) ― 
古保利古墳群 ― 
三角点(13:30) ― ビューポイント(13:59) ―  旧道出会い(14:13) 
 ― 近江山梨子 ― 
飯浦(14:20) ― 道の駅塩津海道 あじかまの里(14:25~15:00) 
 ― 塩津神社 ― 
藤ヶ崎 ― 飯浦旧ドライブイン(16:07)(ゴール)
今回の終りはトイレ休憩の関係から飯浦からバスで道の駅塩津海道あじかまの里へ行き、そこから飯浦へ向かうと言う変則なコースとなりましが、今回分のコースを踏破したことになりました。

第8回のコース地図




(09:46)
バスの車内です。
目的地はもうすぐです。



湖北野鳥センター横の
広場です。
歩く前にストレッチ体操でウオーキングに備えます。




今回のお弁当は米原の井筒屋です。
井筒屋は米原駅の駅弁も扱っているお店です。
昼食の場所まで持ってこれないので、ここで受け取ります。




(10:16)
湖北野鳥センターから歩き始めました。



前方の建物は尾上温泉です。
県道331号線の歩道を歩きます。




間近に見える竹生島。




(10:28)
リーダーが説明してくれ、皆さん説明を聞いています。




湖岸。
県道331号線の歩道を歩きます。




(10:46)
歩道から下に降りて、湖畔の道を歩きます。



片山隧道の中を歩いています。




(11:02)
片山隧道から出て左へ進み、西野ほりぬき公園に向かいます。




路傍で目にした花。
センニンソウではなかろうか。




(11:08)
西野ほりぬき公園へ着きました。





公園内に設置してあった説明板です。
西野水道の年譜が掛かれています。
長年にわたる水道工事の取組が開設してあります。





リーダーが西野水道について説明しています。




ここから、トンネルを通り琵琶湖側に向かいます。





トンネルの内部です。





(11:18)
トンネルの西側です。
皆さん、リーダーの説明を聞いています。
ここは、少し広くなっていて広場みたいな感じです。
でも、名前がついていません。



余語川放水路から流れ出る川の流れ、その沖には島が有りました。
シラサギが見えます。
あの場所。
野鳥のコロニーのようになっているのでしょう。




余語川の水が流れ出ている余語川放水路西野トンネルです。




左側の画像は江戸時代、手堀りで進められたトンネルの内部です。
右側は2ツのトンネルが並んでいて、右の大きいのが新トンネルで左は江戸時代のトンネルです。




(11:28)
ほりぬき公園へ戻ってきました。
ここで昼食でした。
スタート時に受け取ったお握り弁当を広げました。
今回、米原の井筒屋の弁当です。



ほりぬき公園に有った3本のトンネルの比較です。
西野水道掘抜きを指導したのが、充満寺住職恵荘上人です。




初代のトンネルの入口です。
難工事で紆余曲折を経て貫通しました。




(12:09)
ほりぬき公園から登山口へ来ました。
ここが西野登山口(近江湖の辺の道)で、山を越えます。




稜線に向かって、近江の湖の辺の道を進みます。





杉林の中を登って行きます。




(12:17)
山本山から賤ケ岳への縦走路と西野水道から西野木戸港跡へ向かう道の交差点です。
四角い標柱と指示標識ではキロ数が異なっています。



歩いていて、途中の休憩です。
皆さん、一息つきました。




先方に見える山は山本山です。
左は湖北の田園地帯です。




1列になって歩いて行きます。




(13:17)
この辺り。
縦走路だが、起伏が少なく歩き易いです。



ビューポイントから琵琶湖の方向。
湖北の静かな湖面です。




(14:13)
旧国道へ到達しました。
ここからは下り道になります。




(14:23)
坂道を降りてきました。
前方に見えた竹生島です。

この後、トイレ休憩の関係からバスで道の駅 塩津海道あじかまの里へ行き、そこから飯浦へ歩くと言う変則なコースとなりました。




(15:03)
あじかまの里から飯浦に向かって歩きました。
途中、塩津海道の標柱が有りました。
街道の字で無く、海道の字を使っているのが面白い。
滋賀県民にとっては、琵琶湖そのものが、海なのかも知れない。





(15:04)
塩津海道を歩きます。
リーダーに寄ると、この道の右側はかつて湖だったのだろう。
干拓して今の姿が有ると話していました。




(15:13)
皆さん、リーダーの説明を熱心に聞いています。




鹽津神社へ来ました。
石柱の字が塩でなく鹽となっています。




(15:55)
大きく迂回する336号線を歩きます。。
かつては国道だった道だが新しいトンネルが出来て車の通りがなくなりました。
先方の山々は、先ほど歩いてきた山です。




(16:06)
飯浦まで来ました。
既にバスが待っています。



(16:07)
この場所、かつてドライブインとして営業していたが、閉じて廃ドライブインとなっていました。
ここがゴールです。
お疲れさまでした。



バスに乗り込んで撮影した今日の歩数です。
良く歩きました。


最後に
「ぐるっと琵琶湖一周」は16回かけて琵琶湖を1周します。通常は湖の沿岸を歩きますが、今回の⑧コースと次回の⑨コースは山を越えます。山歩きで厳しいコースですが、他のコースには無い面白さが有ります。
今回、ほりぬき公園へ寄りました。この西野水道が必要となった背景。そして工事に着手。苦労して西野水道を掘り抜いた知りました。
現地で直接目にして知識を深める。これがバスでウオーキングする最大の面白さではなかろうか。


今回の経費
湖北野鳥センター~塩津浜 6,600円


「隠れた里 菅浦へ ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑨」 10年10月6日
https://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/8d8b59e5ea787384c10b92be8ee5e424



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