麦草峠から茶臼山、縞枯山を経由し、坪庭から北横岳に登って大岳に向かって下り、双子池ヒュッテから林道大石川線を歩き、雨池分岐を経由して麦草峠へ戻って来ました。休憩時間を含めて約9時間の踏破でした。麦草峠に戻る頃には薄暗くなり、少し心細かったのですが、無事に踏破することが出来ました。
麦草峠(8:35) ― 大石峠(8:49) ― 中小場(9:03) ― 茶臼山(9:33) ―
展望台(9:58)~(10:03) ― 縞枯山(10:27) ― 雨池峠(10:48) ― 坪庭分岐(10:54)
― 北横岳ヒュッテ(11:41)~(12:15) ― 横岳南峰(12:25) ― 横岳北峰(12:30)
― 大岳分岐(13:37) ― 天狗の露地(14:10) ― 双子池ヒュッテ(14:52)~(14:55)
― 双子池入口(15:08) ― 雨池峠分岐(15:52) ― 麦草峠分岐(16:15)~(16:25)
― 麦草峠(17:23)
麦草峠から歩きだし、大石峠を過ぎると大きな石がごろごろしていて、登り難い道でした。時期的に花は無く、鳥の声も聞けませんでした。
前日に雨が降ったようで足元も悪かったです。
茶臼山から雨池峠
徐々に立ち枯れの木が目に着いてきました。
縞枯山の名の通り、木が立ち枯れていました。
雨池峠から坪庭分岐
水平の道を歩きます。木道が有り、気分よく歩けました。
途中の縞枯山荘ではハイカーが休憩をしていました。
坪庭分岐から北横岳
坪庭に差し掛かりますと、独特の雰囲気です。背丈の低い灌木で、まるで庭師がハサミを入れたような感じでした。
冷えた溶岩がゴロゴロしているみたいな感じでした。(実際、溶岩)坪庭を過ぎると、所々、急な上り坂を経て北横岳ヒュッテに着きました。大人数の登山グループが昼食を取っていて、賑わっていました。北横岳へはロープウェイを使って登りやすい山なので、多くの人が登り、頂上には中高年の男女で一杯でした。
北横岳から双子ヒュッテ
北横岳を出て大岳へ向かいますと、始めは緩い下りでしたが、大きな岩の連続となりました。
大岳分岐からは本格的な下りになりますが、激下りと言った感じがしました。大きな岩がゴロゴロしていて、岩の頂点を慎重に飛び移って下りました。
本日のコースでこの所が一番キツイ所でした。
双子ヒュッテから麦草峠分岐
林道大石川線を歩きました。ほとんど、横にスライドするといった感じで歩きやすかったのですが、林道が出来てから歳月が経過していて、道が傷んでいました。崩落地が有り、スチールのネットを飛び越して岩が落ちて来ていました。
麦草峠分岐から麦草峠
両側に笹が続く登り道でした。雨の後で足場が悪く歩きにくかったです。辺りが薄暗くなってきましたが、明るい内に麦草峠まで戻ることが出来ました。
朝、麦草峠に着くと既に駐車場は車で一杯の状態でした。私の後に着いて上がって来た、松本ナンバーの車と一緒に出口に向けて駐車しました。周囲の車は関東方面の車が多く、宇都宮、横浜、千葉と言ったナンバーが目に着きました。
さすがに全国区の山と思いました。
縞枯山独特の道です。
両側の樹木が立ち枯れています。
縞枯山荘へ来ました。。
テラスで休んでいるグループがいました。
北横岳に向かっている途中、名の分からない野鳥を見かけました。
南峰から見た北峰です。
沢山の人で賑わっています。
双子池へ向かって下ります。
北横岳から大岳への道です。
大きな岩の上を飛び歩くようにして進みます。
もう、秋の気配が感じられました。
双子池から麦草峠に向かって歩きます。
左に向かうと雨池だと言う指示標識です。
最後に
北横岳から双子池ヒュッテまでの下りがとてもハードでした。実際。転倒してしまいました。眼鏡が曲がってしまったのですが、ケガは無く大丈夫でした。
この時は・・・・・と思っても又山に足が向く。
それが山の魅力ではないでしょうか。
次は雨池の隣の八柱山にでも行きたいです。
何時か手芸クラブの人をつれて1泊で北八に行きたいと思っていますが、大岳から双子池の激下りはかなりキツイようですね 無理かな。
下るコースを誤ってしまってこのコースを辿ったのです。もともとは亀甲池経由で双子池へ向かう予定でしたが、北峰に人があまりにも多く、道を間違えてしまいました。
下って双子池ヒュッテの脇で休憩していましたら、双子池ヒュッテの人が開いている窓から声を掛けて来ました。この下りは下って来るよりも、登りに使うコースだと言っていました。
登りに使うにしても、3点保持で登って行くキツイ、コースですのでお薦めできません。
反省。 今回連れて行ってもらうと言う事で、予習が足りませんでした。こうゆう風に歩くと行程を示された時に予習しておくべきでした。
この辺りの縞枯、茶臼をはずして、五辻、出逢ノ辻を通るとか、大石川宣を辿るとかいろいろのバリエーションコースが可能です。またの機会に行ってみたいと思いました。
ここへは名鉄のバスハイキングで行った事が有ります。その2回分を1回でやってしまったので、キツイのが当たり前でした。