超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

人間劇 事実と真実の境界

2009-02-13 07:58:45 | Weblog
事実の事実は真実であり、真実の真実は事実である。

では事実と真実の境界は何だろう。
それをやっているのが能ではないか。

能は事実と真実、或いは現実と魂の間に、キラキラを作る。
リアリティとメタフィジークの運動空間に不動点を作る。

*。
多田富雄氏は、
能を見ていて眠ってしまい、
だがその眠りの中に、キラキラを見た。

人と話していて、
別れた後、もやもやした意識の中にキラキラが現れたことを指摘している。

この意識の隙間が非常に重要である訳だ。

*。
快楽や幸福や感動が浅はかで物足りないのは、
意識の中に結晶を作らないからではないか。

つまりキラキラがない。
この瞬間的キラキラこそ魂ではないか。
即ち、意識の不動点だ。

*。
真の感動や幸福と、偽の感動と幸福があった。

現世を能のごとく生きる。

これが人の真の生き方だ。

     *。
事実はスカラーで、真実はベクトルだ。
即ち、リアリティはスカラーで、メタフィジークはベクトルだ。

生活はスカラーで、精神はベクトルだ。

魂はこの境界に検出精製する。

*。
能はスカラーを主人公とする幽霊劇=ベクトルだ。

感動や幸福はスカラーだ。
これを生きて魂を失った。

即ち、人は畜生・鬼畜・餓鬼となった。

*。
身体であって身体でなく、精神であって精神でない。

人はパラドックスに幽霊劇を演じ、
現実でも非現実でもない、
その境界に魂を結晶する。

これが人間劇だ。

柔道・忍術は不条理劇である

2009-02-13 07:09:29 | Weblog
アメリカに平和憲法を作らせ、日本ばかりかアジアを守らせた。
これは合理劇ではない。

アメリカに赤字国債を作らせ、日本が買い取り、
その金で日本商品を買わせた。

バブルを低金利に圧縮、
この火種をアメリカに延焼させ、
アメリカにバブルを発火させ、
アメリカをひっくり返した。
太平洋戦争の恨みを果たしたのだろうか。

アメリカを基地を与え、人質にした。
そして思い利やり予算を与え、
アメリカを売春婦にしてしまった。

*。
日本が演ずる数々の非条理劇、
世界を笑いものにして遊んでいるのだろうか。

    *。
アメリカの言いなりになることの対偶は、
アメリカを弄ぶことだ。

*。
光源氏は女を弄んだのか。
女に弄ばれたのか。

両方正しい。
それが対偶現象だ。

*。
ここでいえることは、相手の中にこっそり入り、
相手を相手の力で倒すことだ。

即ち、忍術と柔道だ。

*。
これを論理的に書けるだろうか。

一つある。
シュレーディンガー方程式を使うことだ。

相手とか自分とか力とかはλ、
それらを絡み合わせψ、幽霊劇Hを演じる。

幽霊劇の不動点に絡みを抜ける点を取る、
即ち相手を倒すことなどだ。

絡み合わせの運動空間に、不動点を取る。
それがキラキラ輝く点だ。

Hψ=λψにおいて、
キラキラをψに結晶する。
それはλで演じられる。
Hが柔道であったりする。

*。
こう考えると、忍術や柔道も能の一種であることが分かる。

  *。
日本文化はシュレーディンガー方程式で、
西欧文化はy=f(x)の関数系だ。

*。
現実はニュートン力学で、
現実の中身は量子力学だ。

日本マンモス文化は、現実の中身の文化であった。

*。
日本が西欧の言いなりになることは、
実はその中身に対応していたことだ。

その中で相手と関わる。

即ち、日本は古代を通して、世界と関わる。

日本は世界のマレビトであった。


お上司法 神の立場に立って 断罪リンチする

2009-02-13 06:11:49 | Weblog
子供のいじめ殺しも、
いじめる側が神の立場に立って、相手を断罪リンチすることだ。

この輪廻転生で、最後にお上が神となる。
これが構造理性の認識した、日本人の存在構造だ。

これが公開で見ることが出来るのが裁判だ。

*。
裁判官は、神の立場に立って被告を断罪リンチする。

裁判官は神であるから、有無を言わせない。
言うものは断罪しリンチされる。

控訴できるのは、西欧司法を輸入したからだ。
実質的に抗争するほど断罪リンチされる。

長いものに巻かれろ、
即ち裁判官は神である。
一切の抵抗を許さない。

*。
ここで裁判員とは何か。
神の協賛者である。

何故必要になったか。
裁判官を神に仕立てても、人でしかない。

国民への制裁に、超長期裁判で断罪リンチした。

そのため裁判が滞ってしまった。
裁判官一人が数百件の裁判を持つに至った。
にっちもさっちも行かなくなった。

そこで裁判員を導入し、この整理を図った。

*。
即ち、裁判や裁判官が、裁判や裁判官を断罪リンチした。

お上同士が殺し合いを始めた。
お上体制が壊れた。

*。
お上裁判を自己管理の問題にした。
それを国民を使ってやる。

国民に責任を取らせた。
即ち、自己の不手際を、国民に責任を取らせた。

お上がより偉くなった。
神より偉くなった。

*。
出来ないことをやり、
やってはならないことをやっていた。

自分で自分を罰した。
それが裁判員制度だ。

裁判から起きる問題の責任を国民に取らせた。
責任を丸投げした。

これはお上であるかないか。

今までより凶悪になることだけは確かだ。

心頭滅却すれば火もまた涼し

2009-02-13 05:35:32 | Weblog
心頭滅却すれば殺人も幸福となる。

問題が起きた時、問題に向かわず、
気持ちの中に心地よさを演出する。

殺人も破壊も、いい気持ちで行うことが出来る。

*。
太平洋戦争も殺人と破壊であったが、
日本国民は愛国に爆発した。

戦後もそれがアジア全域の破壊であることや、
人類数千万人の殺人であったことを認識しない。

太平洋戦争は自存自衛の戦いであり、
アジア解放の聖戦としていい気持ちになっている。

   *。
この方法論は仏教や儒教から来たことであろう。

心の中に沈潜し、
現実を生きることを、心の問題とする。

かくして殺人も破壊も、いい気持ちで出来る。

*。
この方法を世界展開した村上春樹文学であろう。

世界の若者は現実の問題を放り出し、
気持ちの中でいい気持ちになることに夢中だ。

現実の問題を気持ちの問題に変換して処理する。

   *。
アメリカと戦わず、言いなりにあり、いい気持ちになる。

イラクやアフガン、有色人種を敵にする。
いい気持ちでそれが出来る。

有色人種を裏切ることがいい気持ちで出来る。

*。
太平洋戦争で、A級は絞首刑になった。

戦争責任を認めず、いい気持ちになる。

*。
せいぜい金を稼いで、快楽に浸る。

そこに自殺や過労死に、孤独死や凍死、
公害死や医療事故死が溢れる。

だが日本人の九割以上が幸福である。

   *。
問題を気持ちの問題に変換し、
心頭滅却すれば劫火もまた涼しい。

*。
村上春樹文学で、日本方式は世界に爆発延焼中だ。

*。
Goedelの不完全性定理で考えよう。

現実の問題を気持ちの問題に変換することは無矛盾だ。
従ってそれを実現することは出来ない。

現実の問題を気持ちの問題に変換することで、
問題を処理出来るとも、出来ないともいえる。
ただ一つ正しいことは問題が存在することだ。

*。
ナッシュの均衡理論で考えよう。

人がいい気持ちになることで問題に対応できる。
それは人と世界を破壊することである。


**。
今日もまた我がスナイパーは的を撃ち抜いた。
神に栄光あれ。