虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

お坊さんの書いたものを読むのは好きですが…

2006年11月17日 | 日記・雑記
 11月にはいると私のような弱小事務その他何でも引き受け屋でも忙しくなります。というのに今週は昨年知り合った奥様に誘われて「とても良い話が聞ける」講演会というものに行きました。
 行ってびっくり。なんと宗教法人の集会でした。
 ある公会堂で、きれいにスーツを着た女性が演壇で人生訓話みたいなものを話しています。見渡すと参加者は女性ばかり。男性は1人か2人。
 話の内容というのが
「幸福になるためには人に期待してはダメで、自らの考え方、心の持ち方からである。自分の心のあり方が、人間関係や身体に反映する」
「家庭では夫に7割、子どもに3割の関心を向けるべき。夫婦の円満が子どもを良く育てる。夫に感謝を」
 確かに奥様向けの話だなあ…と感心して、なんでアタシが聞くのかなとは思いましてん。やはり私って、人もなげに好きなことだけして生きているので、意識改革が必要そうに見えるのでしょうか。

 聴いていると、宗教というよりもお悩み事相談とか、苦労してるのは私だけじゃないのねと共感したい方が集まってるみたいで、そこでは金額どうしようと悩むお坊さんへのお布施ではなくて、月々定額のお金を納めるようなのだが、ちょっと話していたらそのお金のことを「月謝」という風に口にする年配の奥様もいらっしゃるのです。
 これって、檀家制度が本当に機能していた時代のお寺さんとか、アメリカの心理カウンセラーみたいなものではないかと思ったのです。今、既存宗教はこういう人に眼を向けているのかな?

 私は映画とか本とかゲームとか手仕事とか、好きなことしてると幸せなのでこういうものに参加する必要性を感じておりません。どうかもう誘ってくださいませんように、と願っています。