虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

スターシップ・トゥルーパーズクロニクルズ テスカ作戦 アニメ版 (1999年/アメリカ)

2005年12月09日 | エンタテインメント
製作: オード・ペイデン
製作総指揮: ジェフ・クライン
      リチャード・レイニス
      ポール・ヴァーホーヴェン

 ハインライン原作の「宇宙の戦士」実写映画化「スターシップ・トゥルーパーズ」のアニメシリーズ版。

 実写版のほうが明らかに映画としての迫力があるのは、テレビシリーズという制約上しょうがないとは思いますが、バグモンスター大暴れ、恐怖シーンが実写より少なめ、ダンチにランク落ちで、青春ドラマっぽくなって、それなのに女性の魅力が実写よりずっと落ちるのためか、なんかピンと来ないものになってます。アニメ版の女性に全然魅力が感じられない。主人公リコをはじめとする男性キャラは(実写映画版でもさしたる強烈な印象を受けなかったせいか)まあ、こんなものでいいか、と思います。
 でも、せっかくアニメなのにモンスターであるバグの造形がおとなしすぎないか!?
 
 私はCGアニメは「ビースト・ウォーズ」みたいな異形キャラものの方がまだまだふさわしいと思うので、どうもこういうのは素直に見ていないのかもしれない。でもそこそこは面白いですし、映像もまあまあ。あんまり「これ!」というものを期待しすぎないで見れば家庭向けとしてはいいのではないでしょうか。

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 映画館に行くタイミングがなくて、ビデオ・DVDだけ生活です。こんなに小さい画面ばかりでは、なんか禁断症状が出そうな気分です。