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虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

数学的感性を育てる 積み木の遊び方

2007-09-07 15:46:56 | 算数
お家にある積み木に
いくつか小物を加えるだけで
数学的な感性を刺激する
「積み木遊び」ができます。

写真は4歳のTくんの積み木遊びの様子です。
形や模様を作って組めるように
同じ形の積み木を たくさん揃えています。

この同じ形をたくさん…という点
積み木選びで 大事なポイントです。
同じ形を組み合わせて形を作っていくことで
数学的な感性や
創造力が育ちます。 

お家にしている四角い枠は
以前4個セットで300円ショップで買ったものです。
(もう少し小さな枠なら
100円ショップにも置いています。)
こうした木の枠がいくつかあると
簡単に2階建て 3階建てのお家が作れて
便利です。
空間認知力もつきますよ。
2階からは 木の板の滑り台

写真には 他に 100円ショップの木の人形や
ホームセンターのつめ放題で買った
木片が写っています。

Tくんの力作の「木」
わかりますか?
いい味出てるでしょう?

最近のオモチャは 作られすぎているので
子どもの想像力を奪いがちです。
頭の中のイメージを
遊びの中で活かせるような
環境づくりが
大切です。
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100円グッズ 見つからないけど どうすればいい?

2007-09-07 14:04:25 | 100均グッズで学ぶ
100円グッズでお受験教材を作る方法など
記事にしていますが
地域によっては
手に入りにくいことも あると思います。

私がよく行く100円ショップは「ダイソー」です。
ただ 同じダイソーの中にも
「木工用品」に強い店
「ペット用品」の品揃えがいい店など
個性があります。

100円ショップを見つけた時に
どのコーナーが充実しているか
チェックしておくと
欲しいものが手に入りやすいですよ。
また お友達と情報交換するのも
いい物を手に入れるコツです。

100均は 新し物がどんどん入ってきて楽しいものの
売切れてしまうことも多く
不便な一面もあります。
時期によっても 品揃えはまちまちです。

作りたかった…という方には残念ですが
こうした学び方を参考にして
自己流でいろいろ工夫してみてくださいね。

100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(3)

2007-09-07 07:46:39 | IQ 小学校受験
100円グッズで小学校受験の教材作り 第3弾です!

写真は 見ての通り「折り紙」です。
100円ショップに行くと「折り紙」のバリエーションは 
かなり豊富です。
蛍光折り紙とか
(お家でプラネタリウムができますよ。)
たんざく折り紙とか
ヨーロッパ風の色調の紙
などなど…

中でも 私のオススメは
写真の
12サイズ 1cm単位で違うサイズがそろってる折り紙
と シール折り紙(折り紙そのまんまシールです。)

12サイズの折り紙は
同じサイズの厚紙に貼ると 
2歳のおもちゃから 小学校受験
小学生の面積学習にいたるまで
大活躍です。

幼児の感覚教具として
小さいものから 大きなものへ並べていく遊びはいかかでしょう?

小学校受験問題として

順列の問題をいろいろ工夫してみてください。
「赤7センチ折り紙」 「緑7センチ折り紙」 「赤12センチ折り紙」 …
ときたら 次はどの折り紙がくるのかな?

色と位置の記憶にチャレンジ

2,3枚から 色紙を数秒見せてから
布をかぶせます。
何色があったかな?

面積の学習に…

色紙カードの裏に8センチ四方の紙なら
8×8=64と大きな文字で
書きます。
これを 見せて学習します。

色紙シールの使い方は?
やはり 同じサイズの厚紙に貼ります。
こっちはキレイな仕上がり!
やっぱり のりで貼るのとは大違い

これを使って お受験問題にチャレンジ!

写真のように 何枚か折り紙を重ねます。
一番最初に置いたのは何色かな?

1番最後に置いたのは 何色?

折り紙シールで作ったカードを
適当にカッターで切っていくと
モンテッソーリの教具が簡単に作れます。
興味のある方は
(二キーチンの知育玩具の本を参考にして
作ってくださいね。)
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赤ちゃんルール

2007-09-06 18:00:38 | その他
「そろそろ赤ちゃんルールをやめて
本物のルールで遊ぼうか?」
と5歳のYくんに言うと
真剣な表情でルールの説明を聞き
めんどうなお金を分ける作業も
がんばってやりぬきました。

虹色教室では
8歳以上とあるゲームやパズルを
1、2歳の子がしたがっても
やらせてあげます。

そのかわり その子のできるレベルに
ルールの方を変えています。

年上の子どもたち曰く
「赤ちゃんルール」です。

1、2歳の子が人生ゲームをやりたがったら

その子のルールは
スタート地点から 車を出して
なるべく すごろくの道を 進むこと

小さな車をお口に入れないこと

お札を「はい どーぞ」すること

危ないので ちょっと遊んだら 泣かないで ゲームに「バイバイ」します。

3歳ルールは

簡単なすごろくのように遊びます。
結婚したり 子どもができたりすると
車に小さな人を乗せます。
少しいいかげんに お金のやり取りをします。

4歳ルールは 

ゲーム版の文字を読んでもらいながら
それなりに仕事についたり
ギャンブルしたり
でも疲れたら適当に終わります。

5,6歳がきたら
とうとう「本格的なゲーム」デビューです。

いっしょにルールのテキストを読みながら
がんばってセッティング!!

まだ ややこしすぎる部分は省略するけど
とにかく 本当のルール通り
遊びます。
なぜか 日ごろ根気のない子も がんばるがんばる!!

去年 ほとんどの赤ちゃんルールを卒業した
6歳のMちゃんが 
余裕の表情で言っていました。
「○君(弟)とゲームする時は
いっつも○が勝ちたがるから
○君ルールで勝たせてあげるの。」

そして3歳のK君が 
大きな大きな声で 
2の段のかけ算を唱えることについての
こんな面白コメントも くれました

「K君は 大きい声で言ったら
みんなより かけ算ができてるって思ってるから
あれも 赤ちゃんルールだと思うのよ。」


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100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(2)

2007-09-04 12:33:43 | IQ 小学校受験
なんとなく100円ショップブログみたいに
なりつつありますが
今回も 100円グッズで
小学校受験用教材を 作っちゃいます。

写真は 100円ショップの
木工コーナーに売っている パンチングボードです。

これを使って 3種類もお受験グッズが!!
お得です。

  それと 同じ木工コーナーにある小さな木ダボ(40本入りセット)
  とカラー輪ゴム プラスチックのひも(ビーズセットについています。)も
もちろん全て100均で 調達できますよ
木ダボを扱っている100円ショップは少ないので
  早めに欲しい時は
  (100本入り500円くらい)でコーナンなどのホームセンターで売ってい  ます。
 
写真右上の「図形づくり用ボード」の作り方

  写真のように 1つおきに 木ダボを差して行きます。
  棒のサイズを穴のサイズに合わせて買うと
  ボンドも何もいらず これで完成です

カラー輪ゴムを棒に引っ掛けて
三角形や四角形を
作って遊びます。

もうひとつ 出題用のボードを作ると

同じ形が作れるかな?
記憶して同じ形が作れるかな?
上下逆さまになると どんな形になるかな?

など学べます。

写真 左下 「部屋を分ける問題」ボード

周りにだけ 1つおきに木ダボを差して行きます。完成!!

お人形を3体置いて 
どことどこに ゴムをかけたら 
それぞれひとりずつのお部屋ができるかな?

ゴムを2本を使って
お部屋が4つ 作れるかな?

最後は赤ちゃんも遊べる「ひも通し」
ボードのままでOK!
ひもは 100円ショップのビーズ通し用の
プラスチックひもか
長めの カラー靴ひもの片方に何かを結んで 使います。
手先が器用になるだけでなく
知育玩具として優れています。

この「ひも通し」
オモチャとして買うと とっても高価です。
興味ある方は ネットで検索してみてください。
赤ちゃんに与える時は
角のとがった部分がないか調べ
やすりで丸めてから遊ばせてくださいね。


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ダイナミックに遊ぼう 学ぼう

2007-09-04 12:32:28 | その他
虹色教室では 
小さな細かいものを
ちまちまと扱う遊びを よくしますが

同時に
お家ではできないなぁ…というダイナミックな遊びも
します。

写真はビー玉コースター。
カーペットが巻いてあった 芯の棒2本に
穴を開けて作りました。

棒を「よいしょ!」っと設置して…

傾きを変えると
ビー玉の速さはどうなるかな?

木の板で
ビー玉止めを作ったけど
ぶつかったら飛び越えていった!!

疑問を持ったり
発見したり
微調節したり…

ただのビー玉転がしも
こうしてダイナミックに遊ぶと
とても優れた空間認識トレーニングになります。

お家に こんな粗大ゴミは置いて置けませんが
時々
大きな滑り台のある公園に連れて行ってあげることでも
空間認識力は伸ばせますよ。


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二キーチンの知育遊びと今風知育遊び

2007-09-03 11:04:36 | 算数
二キーチンの知育遊びは
「人間の脳は 利用しつくせないほどの
ぼう大な能力を持っている」
という考えから
子どもの知的能力を
最大限に伸ばすために
考案された遊びです。

著者の二キーチン夫妻は 
階段を一段ずつのぼるように
レベルアップできる
数々のパズル風のオモチャを紹介しています。

虹色教室でも
時々 二キーチンの知育玩具で
遊びます。
しかし このオモチャ
知能テストのような感じを受けるためか
あまり子どもの受けが
よくありません。

実際 子どもに
させてみたいという方は
1問ずつ
問題を大きく紙に書きなおして
やらせないと

次の問題を解きたい
という気持ちを持続するのは難しいです。

知育玩具として
非常に質が高いものばかりなのですが
もうすこし
現代っ子の感覚にマッチするような
与え方の工夫が必要です。

写真に写っているのは
本と二キーチンの積み木「ユニキューブ」です。

それから 現代風知育玩具とも言える
「TIPOVER」です。

「TIPOVER」は本来 大人用の頭脳系おもちゃとも言えますが
幼児でも喜んでチャレンジします。

問題は40問あり
1問ずつカードに なっています。

教室では3~4歳児には
色のついた積み木風のクレートを
正しい位置に置く
問題をさせています。

4~5歳児は
難易度1の問題に
本格的に
チャレンジ。

5~6歳児は
難易度4まであるので
自由に解かせます。

親が一生懸命 解いて遊ぶ姿を見せるだけでも
すばらしい幼児教育になりますよ。


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