小学2、3年生の科学クラブのレッスンで。
メンバーのひとりの☆ちゃんが、「お家でしたけれどわからなかった」という問題を
持ってきてくれました。
小学2年生用の問題集(『スーパーエリート問題集』)に載っているものだとはいえ、
東京学芸大附世田谷中の入試に出た過去問でなかなか難しい規則性の問題でした。
ちょうど科学クラブの子たちは、実験のデーターを表に整理することや、
表から規則的なルールを読みとることを大切にレッスンをしていますから、
実験後の学習タイムに
みんなで取り組んでみることにしました。
まず、大きな紙に図を描きなおして、
並んでいる奇数に番号を打ちました。
それぞれの番号にある数を書き込んでから、
どのように数が変化しているのか、
その数を求めるためにはどんな式を作ればいいのか
アイデアを出し合いました。
科学クラブの子らはどの子もこうしたルールを見つけだすのが
とても得意なので、「できるからやらせて!」「ぼくがやりたい!」「わたしが!」と
難なく書き込んでいました。
が、わたしがいじわるにいきなり、「それなら、100番目はどう?」と
たずねると、1+2×(100-1)のところを、1+2×(101-1)と
間違えていました。数が大きくなるというだけで、
何となくこんがらがりますね。
その後、1列目、2列目、3列目それぞれの一番最初の数に
つけた番号を調べて、その番号の求め方の規則についても考えました。
↑ ■くんは、30列目の1番最初の数についている番号を
当てることができてうれしそうでした。
答えは、1+2+3+4+5………+29+1
で求まります。
プログラムロボットで遊んでいます。(左端の円柱形のおもちゃです)
一度壊れてから、子どもたちが
線をつなぎなおしているので、元の形と異なります。
ロボットで紙コップを倒すコースを作っていたのですが、
良い写真が残っていません。
■くんがブロックで作ったゲームで■くんと☆ちゃんが遊んでいたのですが、
「ルール違反をした」とか「こんな小さなスペースで試合の仕様がない」とか
「そんなルール聞いていない」とか「サッカーでの罰則は、
このゲームでもあたり前に守るべき」とかでひと揉め。
そこへ●くんが、「何揉めてるの?」と仲裁に入り、
どうすれば解決するかいっしょに考えてあげていました。
ルールをもう一度確認しあい、ゲームのサイズを大きく作りなおして
一件落着です。