タイプの違うふたごちゃん、１歳半になりました。

今日は以前も記事にさせていただいた
男の子と女の子で性質が違うふたごちゃん（☆くん、☆ちゃん）のレッスン日でした。

☆ちゃんは、積極的、活発、言葉の発達が早い女の子です。
ひとこと話すたびにことばの一部をまねようとして、
「…じゅ」「…ず」「ば…」と必ず似た言葉を発します。
そこで、
絵カードを見せながら名前を言ってあげると、
大喜びしていました。
特に、
「ちず」や「りんごをたべる」といった
濁音の入ったカードが気に入っていました。
日頃あまり耳にしない音の響きに惹かれる様子でした。
こんな風にとても言葉に敏感になっていますから、
おそらく近いうちに２語文３語文でいっきに話し出しそうな気配です。
たっぷり声かけをしてあげることが必要だと
感じました。

一方、☆くんは、まだ言葉の発達はゆっくりです。

☆ちゃんのように、何にでもすぐに飛びつく積極性は
見られませんが、ひとつのことにじっくり取り組む集中力があります。
☆くんに、鉄琴の上に玉を落としてポロンポロン音を出してみせると、
とても気に入って何度も挑戦していました。
また、小さなチップをティッシュの空きケースに入れて行く作業も
最後まで熱心にできました。

☆くんは、木製パズルやプラスチックのチクチクした「くり」のおもちゃ
をとても気に入っているところから、
感覚が優れている子だろうと思われました。
また、シンプルな丸や三角の図形のおもちゃを好んで出してくるので、
少し大きくなると図形のパズル等を好むように
なると思います。

子どもには発達の個人差がありますが、
言葉の発達だけ、
身体の発達だけ、
を見るのは偏った見方です。
好みに注目することも大事です。
それぞれの個性の持つ良い部分に注目して、
干渉し過ぎない程度に
良い刺激を与えていってあげるといいですね。