「魔の2歳児」と呼ばれる第一次反抗期の2歳児さんたち。
「自分で!自分で!」「あれしたい」「これほしい」と駄々をこねて
大騒ぎする姿に手を焼いている方も多いことと思います。
2歳児さんというのは、あれもこれも自分でしたいけれど思うようにできないからと
かんしゃくを起こし、我慢が苦手で、不可能なこともすぐにもやりたがるし、
お友だちが手にしているものばかり欲しくてたまらないのに自分では貸したくない……
という時期。
そんなわがまま勝手が普通であたり前ではある2歳児さんたちとはいえ、
「こんな場合、ちょっと心配」「親子関係の軌道修正が必要では?」
「もう少し遊びの世界を豊かにしてあげるといいかも」
と感じるケースについてお話します。
それは、遊びが長続きしなくて、ちょっと飽きてつまらなくなると、
お母さんを叩いたり、「お母さんきらい~」といった言葉を吐いたり、
帰りたいわけではないのに「もう帰る~」といった言葉を繰り返すなどして
お母さんに自分の機嫌を取らせたり、
お母さんが困ることやイライラすることをわざとしつこくやり続けたりする子です。
つまり遊びのメインがお母さんをコントロールすることに
向けられている2歳児さんたちです。
メインとまではいかないけれど、2歳児さんらしい「自分で!」という自己主張や、
「今すぐしたい」「あれほしい、これほしい」といって騒ぐことがほとんどなく
穏やかないい子に振舞っていることが多いのに
お母さんに対してはしつこく嫌がらせのようなことをしたり、
お母さんが優しく接している時に、叩いたり、お母さんが困ることを繰り返したりする子も
注意が必要だと思っています。
続きを読んでくださる方はこちらに。
お母さんを困らせてコントロールするのが遊びのメインになってしまう 2
お母さんを困らせてコントロールするのが遊びのメインになってしまう 3