虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

年長さんたちのブロック遊び と 算数遊び

2013-05-29 13:31:40 | 通常レッスン

年長さんの★くん、☆くんのレッスンの様子です。

新幹線の駅と恐竜の世界を

協力して作っています。

 

「駅にはどんなものがあるの?」とたずねると、

「トイレ!」「切符を入れて通るところ」「切符買うところ」という返事。

他にも、「恐竜とかの宣伝の紙!」という意見も出ました。

 

階段のたくさんある立派な駅ができました。

「福井に行く新幹線はどこですか?」と言いながら遊んでいたかと思うと、

その後は、

トイレに入ったきり出てこない人がいる……というストーリーだけで

遊びが続いていました。

……男の子のごっこ遊びって……!?

 

 

★くんはバトルチェス3回目。☆くんは初めてです。

ふたりとも「ものすごく面白い」そうで、何回でも対戦したい様子。

このゲームに慣れてきた★くんは、先を読むのが上手になって、

進んだ後でどう攻撃をしかけるかや、勝ち負けを判定する時の計算が上手になっていました。

 

算数タイムにはシュークリームのおもちゃでゲームをした後で、計算や文章題の

問題を解きました。

どの問題も易しいようだったので、少しレベルを上げて、

 

「1つ10円のシュークリーム。9個と7個あります。

全部でいくら?」とたずねると、

「160円」と正解。

 

が、その後の

 

「☆くんのおねえちゃんの●ちゃんが、2個シュークリームを食べてしまったので、

残りが4個になっちゃった。

最初にあったシュークリームはいくつでしょう?」

の問いに

☆くんは、「6個」と即答したけれど、

★くんはわからなかったようでした。

 

そこで、☆くんに★くんのパパの役をしてもらい

こんな劇をすることにしました。

 

☆くんがお出かけしている間に、★くんのパパが

シュークリームをパクパクと3つも食べてしまったのです。

★くんがもどってくると、シュークリームは4個だけになっていました。

最初にシュークリームがいくつあったのか考える問題。

 

劇を演じながら、★くんは何だ簡単じゃないか……という表情をして、

「7個かぁー!」と言って笑っていました。


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