虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

小1の男の子たちの工作風景と自分の知恵を使って算数問題を解決する姿

2019-02-06 08:28:58 | 通常レッスン

小1のAくんとBくんのレッスンの様子です。

これまで爬虫類の皮の質感や模様をそのまま再現するような工作を

繰り返しやりたがってきたAくん。

最近、教室で、拡大鏡、顕微鏡ブームなので、生物、植物などのさまざまな種類のものを

購入したプレパラートに目を輝かせてみました。

さっそく、「自分用のプレパラートセットが作りたい」と言いました。

そこで、100円ショップの硬質のクリアファイルをプレパラートサイズに切り取って、

色付きの子ども向けのプレパラートセットに重ねて、

観察したいものを乗せる部分とカテゴリーや名前を書く欄の枠を描いて、

マジックで回りを色付けしていました。

2枚のプレパラートの間に星の砂、コーヒーの粉、鳥の羽根などを挟んでボンドでとめ輪ゴムで

とめています。

 

Aくんの相談に乗っている間に、仕事の速いBくんが

さっさとこんなロボットをこしらえていました。

腕はていねいに折り紙で覆ってあります。

目には光る自転車用のライトを取り付けています。

 

算数の時間、ふたりが自分の知恵を総動員して難しい問題を解決する姿がありました。

最初は、100と200の間を5分割した目盛りを見せて、

ひとつひとつの目盛りが何かたずねていたのですが、1目盛りが20ずつ増えていることに

すぐに気づいて、「120,140,160~」と解いていました。

それで、少し問題のレベルを上げて、

8000と8500の間を10分割してみました。

500増える間に10分割しているわけですから、

5ずつ増えていることを見破らなくてはなりません。

 

 

すると、いろいろ試行錯誤したあげく、2目盛りずつ飛んでいくと、

8600、8700~と数えられることに気づき、

2つずつの山を作って数えていったあと、「2つで100ずつ増えるなら、1つの目盛りは50だ」

と言っていました。

そうして、「8550、8600、8650、8700~」と読んでいきました。

AくんもBくんも、目盛りの読み方に不快気づきがあったようで、それから、さらにややこしい目盛りの読み方に

チャレンジしていました。


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