この1か月ほど、リフォームをしながら教室をしています。
ブログの更新やらお約束していたオンライン用の「おまけブログ」が
そのままになっています。(年末と正月には少し時間ができるので、
その間に何とかしようと思っています。)
過去記事ですが、算数のレッスンの記事をいくつかアップします。
記事と同じものがないと(たくさんのブロックなど)学べない……と感じるかもしれないですが、
雰囲気だけ感じ取っていただき、お家にあるもので学んでみてくださいね。
<年中さんの算数レッスン たし算マシーンとひき算マシーン>
年中のAくんとBくんのレッスンの様子を算数の学習中心に紹介します。
「コードマスター(プログラミング ロジック ゲーム)」
の課題に挑戦しています。
このパズル、アメリカのお土産にいただいたもので、今、教室にくる男の子たちに
とても人気があります。
対象年齢は8歳~大人までとあるいるのですが、
AくんもBくんもすぐにルールを飲みこんで問題を解いていました。
↑ 写真のブロック作品を『たし算マシーン』ということにして問題を出して
遊びました。隙間にいくつか大きめのビーズを入れておきます。
「上から5このビーズを投入する場合、途中で3こと4この
ビーズが加わって出てくるとすると、下からいくつのビーズが出てくるでしょう?」
といった問題を考えます。
こうしたおもちゃで課題に取り組むよさは、
「正しい数を当てたい」「あっているかごうか確かめたい」
「もういっかいやりたい」という気持ちを引き出してくれることです。
ついでに引き算マシーンも作りました。
ジュースとお茶がでてくる機械と同じ作りかたです。
投入する数について、指で形を作ってしっかり確認します。
問題を出す側の子が一本だけブロックの棒を引き抜きます。残った数を見て、
下に落ちた数がいくつだったか当てます。
答える側の子は、残っているビーズの数を当てます。
間違えても楽しいし、何度も遊ぶうちに
5-2と6-2の違いにしても、答えを知識として知るのではなく、
計算式と答えの関係について勘を身につけながら理解を深めています。
AくんとBくんが競ってやりたがっていた二進法のおもちゃ。
幼い子たちには二進法の仕組みは難しいので、
レバーについている数を足したら、予想通りの数のポケットに玉が入るように
しています。
左の作品は、ひき算マシーンにBくんがブロックを足していって
『ひき算マシーンスーパーX』に進化させたものです。
右は、Aくんのひき算マシーンの進化形。
今回、創作好きのAくんのひき算マシーンはあまり凝った作りではありません。
実は、Bくんがひき算マシーンスーパーXを作っている間、
お城の石垣を作っていたから時間が足りなくなったのでした。
まだお城は建っていません。
算数タイムに5円で遊んでいます。5円がふたつ。5と5で十。
手を打って確認。
5円が4つ。
指で忍者になって、5円の上を渡ります。
「5~10~15~20」と数えながら。
大きな数を見て、64-4 や 78-8などを考え中。
AくんもBくんも数が大好きな子に成長しつつあります。
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<年中グループ 算数レッスンのひとこま>
年中のAちゃん、Bちゃん、Cちゃん。
工作用のティッシュの箱にビー玉をたくさん詰め込むいたずらをしていました。
いくつ入っているか数えることにしました。
「10より多いかな?」とたずねると、3人とも興味しんしんです。
10のくぼみのある製氷皿に、「1,2,3……」と数えながら入れていくと……。
トレイのくぼみが全て埋まっても、まだまだあります。
そこで、「10はAちゃん持っていてね」とトレイのビー玉をAちゃんの手の中に
預けて、11から先を数えていくことにしました。
「11,12、13……20」まだあります。
「21,22,23……」みんな2ケタの数も上手に数えています。
「30」までトレイに入れてから、ティッシュ箱を振ると、
カラコロ小さい音がしました。隙間からひとつだけビー玉が見えます。
「あっ、31こだ!」とCちゃんがうれしそうに声をあげていました。
いっしょに空中浮遊という手品の道具を作っていた時のこと。
お人形を描いて、重りを仕込ませて作ります。
頭だけで人形をコップの縁に乗せて大喜びの子どもたち。
手品に刺激されて、Cちゃんが、
「あのねぇ、先生。わたし、手にカードとかペタッてできるよ」
と言いました。「すごいね。汗をかくからひっつくのかな?」と話していると、
「ほらーほらー」と金色のテープを乗せて実演。Cちゃん曰く、手品なのだそう。
手品かどうかは別にして、これは他の子たちに大受けで、
「見て―見てー先生!わたしもできるー」「はやく写真撮って」と
言いながらこの通り。
カニの迷路とお家を作って遊びました。
カニを放したところ、いっしょう懸命作った子のお家ではなく、
箱に穴を開けただけだったCちゃんのお家に何匹か集まって動かなくなりました。
「カニは、電気のついた家は嫌いなのね。
じめじめしていて、暗くて、お魚のにおいとかちくわのにおいがして
ちょっとくさいお家が好きなのかな?」といった話をすると、
子どもたち同士で「わたしは明るくてじめじめしてないお家が好きだけど、
カニは電気が消えているお家が好きなのよねぇ」といった話で盛り上がっていました。
Bちゃんが作ったブランコ。Bちゃんは2歳の時にブロックとブロックの間に
ストローをはさんで、「ラプンツェル作ったよ」と言っていました。
長いストローがラプンツェルの髪の毛に見えたようです。
それ以来、ストローを使ってさまざまなものを作るようになったBちゃん。
ブランコ、うんてい、牧場の柵、カギなど自在に作っていきます。
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<うまくいかない時も、投げ出さずに何度も何度も再挑戦する力>
小2の女の子たちのグループレッスンで。
ユースホステルでサンダルを作って以来、何度も何度も改良を加えて
作り直しているというAちゃん。
自分の足型を取り、前に失敗した原因をていねいに分析し、
何回もゼロから作り直しています。
Aちゃんは、勉強でもうまくいかないときにも、落ち込まずに
何度も再挑戦する強さを持っています。
教室にはAちゃん同様、失敗や挫折に強くて、
うまくいかないときにも、りラックスした状態で何度でも再挑戦していこうとする子たちが
たくさんいます。
そうした子たちの親御さんには、とてもよく似通った面があるのを
感じています。
「何かする度に、出来不出来の評価しない。その時できなくても、先の心配をしない。
遊びも勉強も同じように大切にしている」というところです。
1年程前に、教室の折りたたみ式のドールハウスに感動して以来、
Aちゃんが何度も作り直している「からくりハウス」。
今日はわたしといっしょに隠し部屋を作りました。
シンプルな小さな部屋があっという間に広がって隠し部屋が生まれます。
Bちゃんが作った化粧コンパクト。
Bちゃんは目にしたものを何でも作ろうとします。
円柱形のものを作ることが多いです。
今日、Bちゃんが教室で作っていたドールハウス。
ベッドやテーブルなど、自在に形を創りだすのが得意です。
カーテンは開閉できる工夫をしていました。
少し長い文章題を整理しながら解く練習をしています。
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なわとびを しました。つとむさんは 1回目は86回 とび、
2回目は 1回目より 38回 多く とび、3回目は 2回目より
27回 少なく とびました。
まさとさんは 1回目は93回とび、2回目は1回目より17回少なくとび、
3回目は 2回目より29回多くとびました。
3回目は どちらが 何回 多く とびましたか。
(トップクラス問題集2年生より )
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算数が得意なBちゃんが、めずらしくうっかりミスをしたものの
3人ともよくできていました。
ガタガタした形のまわりの長さを問う問題をいくつか解きました。
合わせると、縦(横)線と同じになる部分に、顔や身体を描いてみると、
とてもイメージしやすくなります。(数字が逆さまの部分は気にしないでくださいね)
計算の数当てクイズも楽しかったです。