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3歳のAちゃんが、「〇〇が作りたい!」と言ってはもりもり工作するように
なってきました。おしゃべり好きのAちゃんは作った作品について
長々と説明してくれます。
↑の作品は、『宝の地図』なのだそうです。
そこで、さっそくお友だちといっしょに地図を片手に
宝物を探しに行きました。
レッスン中、お友だちとおもちゃの取り合いになった時、「大事なおもちゃを隠して、
いっしょに探しに行こう」というと、けんかはすっかり忘れておもちゃを隠しに行って上機嫌でした。
筒をのぞきながら、悪ものをやっつける道具らしいです。
監視カメラのような???すごい道具。
アイスクリーム屋さん。お友達と遊ぼうと思って作ったそうです。
カメラの被写体を確認する部分です。
Aちゃんはカメラが好きでよく作っています。
今回の作品はこれまでよりレベルがアップしたような……。
同じ3歳のお友達といっしょにピザゲームを楽しんでいた時のこと。
ルーレットの矢印は自分で好きな場所にセットして
ほしいピザのピースを選ぶようにしています。
自分で自由にセットできるとはいえ、場にあるピースとないピースがあるため
場にあるピースにあうように、「星の形と赤い色」というように
形も色も選ぶのは難しいんです。うまく選べてもいざ自分のピザに乗せようとすると、
すでにその色と形は埋まっていて置けないということがあります。
「こうしてごらん」と指示して間違えさせないようにするのは簡単ですが、
それだと間違えた時に、どこが間違っていて、どうしたら正解するのか
自分で気づく機会を奪ってしまいます。
自分でどんどんやりたがって、ミスしたことに傷つかないで、何度もリベンジしたがる
この年齢の子たちに、たくさん気持ちよく間違えさせてあげるようにしています。
「そうか!」と自分で間違いから正しい答えに気づけるように
気をつけています。それと同時に自分の限界を超えて疲れてしまわないように
本人たちが楽しいと感じる難易度と時間の調整するよう工夫しています。
とても簡単なポップアップのしかけの作り方を紹介します。
年少の子でも上手に作ることができます。
写真は小1のAちゃんの創作風景です。
基本の作り方を自己流に応用させて、あっと驚くような作品に仕上げていました。
<ポップアップの作り方>
1.画用紙を半分に折って、開く本の土台を作ります。
2.別の紙を半分に折ったうえで、上の写真のように折り線に重なるように紙を折ります。
3.テープで貼り合わせると、四角い筒状のものができます。
4.これを適当に切って、土台の折り線に沿うように貼るとできあがり。
左右のページに貼ると、自動的に立ち上がります。
切り込みを入れたり、筒の形を重ねたりして作品を仕上げていきます。
繊細なAちゃんの作品。
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こちらは年中のBちゃんの創作風景。
基本の形を貼った後で、マスキングテープで格子の柄になるようデコレーションしています。
4歳のAちゃん。
今、小学生のお兄ちゃんとお父さんはネパールへ研修旅行に行っているそうです。
昨晩、お父さんからの電話で、ネパールでの生活が楽しすぎて、お兄ちゃんがワルワルモード全開にはっちゃけていることを耳にしたAちゃん。
目を輝かせて、「悪い」ってどんなことか語っていました。
写真は、Aちゃんが作ったネパールのお寺に登るお兄ちゃんとお風呂に入るお父さんという作品です。
ポップアップになっています。
教室にアランジアロンゾの『わるい本』というぬいぐるみの写真とイラストでできた絵本があります。
わるものが、最初から最後まで、悪いことを一生懸命する絵本です。
この本は、ちょっとした悪さをしたいけれど、お母さんにダメと言われたことはやったことがないようなおりこうな女の子たちに人気があります。
この本の中で、子どもたちの評価ではダントツの悪さで、「ワッルー!!悪い!!」
「そんなの悪いし」「わたししないもん」「ぼくは絶対しない、悪すぎだから!!」と言われているのは、「ねぐい」です。
「ねぐい」のわるものは、ぽろぽろこぼれそうなお菓子を大量に布団の中に持ち込んで、食べます。
海外でワルノリしているというお兄ちゃんの話題にはじまって、Aちゃんと、わるもの話に花を咲かせました。
「ねぐいは悪いよね」
「悪すぎー!だって、歯磨きもうした後だよ。わたしはそんなのしないよ。」
「そうよね。お菓子こぼれたら、布団にアリがくるかもしれない。あのね、先生ね、教室で悪い人見たことあるよ。教室にお母さんが帰ってくるでしょ。
お母さんがドアを開けようとしたら、ドアの横のころに隠れていてね、ワッて言ったのよ」
「えーワルー、それは悪いと思うよ。びっくりするよー!」
工作が終わったところで、何か悪いことがしたいAちゃん。
「うその毒薬作りがしたい」と言いました。
うその毒薬の作り方は、すっぱい味のもとのクエン酸とホットケーキに入っている重曹を入れた水に赤と緑と黄色の食紅を混ぜて作ります。
少し前に、「全部の色を入れたい」と言った女の子が食紅をいろいろ混ぜ合わせると、何とも毒毒しい色の液体ができあがったので、毒薬作りのレシピとなりました。
Aちゃんは、それに溶けるカプセルに入った動物スポンジも入れることにしました。
いかにも毒薬らしいものができあがって、Aちゃんは大満足です。
でも、まだまだ悪いことをしたい気持ちがおさまりません。
そこで、
天井からぶらさげているコップに「どんぐりを入れすぎる」ことに。
「それは、入れすぎだよ。悪いよ。ちょうどいいくらいに入れなくちゃ。入れすぎたら、こぼれるからね」というと、
Aちゃんは満面の笑みを浮かべて、2つのコップに入れすぎました。
それから、「シャカシャカふりすぎ」の悪さをがんばり、
べたべたしすぎを(指にはつけないように)楽しみ、
4歳児さんの悪の限りをつくして、おりこうなAちゃんに戻って、ゲームや算数の学習を楽しんで帰りました。
3歳のAくん、4歳になったばかりのBくんとCくんのレッスンの様子です。
Aくんは、前回、ブロックでピラミッドを作って以来、「ミイラを作る。エジプトのピラミッドを作る」と言い続けているという話でしたが、いざ材料を用意してあげると、どういう風に作っていったらいいのかイメージできないようでした。
こちらが「こういう風に作って……」と紙を三角に折らせていると、だんだん意欲がしぼんでいって、気もそぞろになっていました。
ブロックで作るピラミッドは、「だんだん広がるようにブロックを貼り付けていく」という基本の作り方をマスターすると、同じ作業を繰り返すうちに、最終段階をイメージする力がなくても完成するのです。
でも紙工作で三角錐ではない底面が正方形のピラミッドを作るとなると、この年代の子の手にあまるのです。
3,4歳の子の工作では、それまでやったこともないのに、「こういうものを作ろう」と考えて、自分でどのように作るかイメージして、ひとつずつ手順を踏んで創作していくのはまだ難しいのです。
だからといって大人がイメージを代行して、子どもを誘導して作らせてしまうのでは、作る喜びや考えるわくわく感はほとんどなくなってしまいます。
(5歳くらいになると、未知の作り方でも、大人の教える作り方を参考にして作っていこうとする子も増えてきます。そうして習った上で、自分の持っている技術と組み合わせて、作りあげていきます)
そこで、Aくんのピラミッド作りはいったん保留にして、「宇宙を作ってみる?ビー玉の地球や木星とかがくるくる回るよ」と言ってペットボトルにビー玉を入れて蓋をし、さかさまにして回転させたところ、「やりたい!ぼくも作りたい!」「ぼくも!宇宙が作りたい!」「ぼくも!」と大盛況でした。
ペットボトルにビー玉を入れて蓋をするだけなんて、工作とはいえないような創作ですが、魅力的な何かを一瞬で作ることができたというベースが、次の作る作業につながっていきます。
ペットボトル宇宙を作った3人は、シールを貼ったり、ビー玉の軌道にあたるところにマスキングテープを貼ったり、太陽系探検というポップアップ図鑑を見たりして過ごしました。
そうするうちに、Bくんが「これが作りたい」と図鑑にあった火星探査機を指さしました。
Bくんはショベルカーが好きで、これまで繰り返しショベルカー作りをしてきましたから、
火星探査機を作る際も、「ショベルカーを作っていた時の方法はそのままで素材がちょっと変わるだけ」という方法で作りこんでいました。
Bくんの ショベルカーを作っていた時の方法というのは、ショベルカーの曲がるアーム部分に曲がるストローを使ったり、アームの先っぽに何か取り付けたり、車輪をペットボトルの蓋にして、養生テープでペタペタ貼り付けたりすることです。
そんな風に基本に自分がよく知っている何度も体験した方法があると、この年代の子でも、「大人から新しい方法をきちんと学びとろう」という意欲が生まれてきます。
Bくんは探査機の先に文字や石を拡大することができる透明のビー玉レンズを取り付けたり、アンテナ風のらせんの形の作ったりする方法を学んでいました。
AくんもCくんもBくんと同じものを作りたがりました。
Cくんは、アルミ箔を何度か折って、キラキラする折り紙を貼り付けるところまでした後で、それをペットボトルにはりつけました。まるで潜水艦みたいです。
あれこれ貼り付けると、かっこいい宇宙船風になりました。
真似からはじめても、途中で自分のやり方に移っていって、満足できるものができあがると、子どもは本当にうれしそうです。
今度は、他のふたりがCくんを真似て宇宙船を作りました。
ガチャポンカプセルを貼ったり、アルミ箔の一部をやぶいて窓にしたりして、立派な作品に。
すごくかっこいい宇宙船ができたなぁと感心していたところ、満面の笑みで「ほら、窓からビー玉が見えるでしょ!」と得意気に語るBくんの言葉に「さすが、3,4歳児さん!!やっぱりそうきたのか~!」と思わずうなってしまいました。
窓から宇宙船の中をのぞいたら見えるのは、宇宙船の内部でも、宇宙飛行士でもないのです。
最初の地球か木星のはずだったビー玉です。
すると、それを見たAくんが、(もう少し大きい子なら、常識に照らして、それはおかしいよー。宇宙船の中に地球があるの変だよーとつっこみが入る場面ですが……)「ぼくも、ビー玉入れるー!」と声をあげていました。
4歳前後の子たちは、「数量概念の形成」を目的とした遊びが、とにかく大好きでつまり、将来の算数の力の土台となるパターンを自分の中にインプットしていこうとするよう貪欲な遊び方です。その年代の子のグループレッスンも、個人レッスンも、この「数量概念の形成」を促進させるような遊びが自然と生まれ、どんどん発展していく姿を見かけます。そうした子どもの知能の成長を飛躍させる遊びが、いきいきと繰り広げられるようにするには、身近な大人が、「子どもがどのように数量概念の形成していくかを理解し、子どもの学習の妨害をするのをやめて、環境を整えていく」必要があります。
4歳前後の子たちのグループレッスンでは、お弁当を持ってピクニックに行く遊びの中で、自分から「氷を3個ずつコップに入れてジュースを作りますからね」と言って、ジュースを作っていたり、大小のサイズを比べる、配る、並べる、人数分用意する、バスの乗り降りと増減、水を移し変えて増減に気づいたりと、この年代の子たちがいかにそうした内容に関心が高いかわかる遊び方でした。
この時期に、こうした遊びに全く関心がない子には、いくつか理由が考えられます。子どもが自由に同じような遊びをしていると、遊びに発展や学ぶことがないような気がして気持ちがせいてくる大人がいる場合
(お皿に、いろいろ乗せては楽しく遊んでいるよりも、かけ算が言えるようになることに価値を感じるような「結果を急ぐ大人」がそばにいると、遊びを、じっくりと時間をかけて展開していく姿が失われます。そのため、考えなくなり、記憶に頼って反射的に何かしては、次の遊びを始めるという2歳前後の子の遊び方をし続ける子がよくいます。)1~2歳半までに「探索してまわる」「いたずらを繰り返す」「たくさん歩く」「感覚を刺激する水遊び、砂遊び」などをあまりさせていない場合
(足りないと、どうしても次の年代に持ち越されるので、4,5歳の子が1,2歳児の遊びを強く求める姿をよく見ます)できあがったおもちゃが多くて、算数遊びを展開する遊び道具が、教材教材しているか、少ない場合。
拡散思考が発達する前に、収束思考による考え方しかできないようなインプットをおこなう場合。
(幼児の遊びを見ていると、たくさんたくさんの拡散思考を自分の中から生み出していって、それを試したフィードバックから、微妙な正しさの違いを学んでいます。この時期に、問いと答えがイコールで結ばれるようなインプットばかりしていると、自分で思いつくことや考えたことに自信を失い、大人から教わったことを丸暗記するようになるようです)生活が慌しく、遊びを中断されがち。中断されることを繰り返すうちに、遊ぶこと自体がめんどくさくなっている場合。
自分で気づく前に大人が教えるので、自分で気づく喜びを味わったことがない場合。
親への愛着がきちんと形成されていない場合。
遊びなのに、遊び心がない場合。
(子どもだからといって、楽しい遊びを次々思いつけるわけではありません。身近な大人や年長の子のすることを見て、学ぶ必要があります。子どものお手本になる場合、楽しい気持ちがあふれてくるような遊び心が大事です)子どもの世界に「できる」「できない」の評価が入っている場合。
(上手ね、すごいね、と褒めるのだって、大人が出来不出来の結果を気にしつつ褒めていると、子どもから純粋な楽しみやミスを気にせずに何にでもチャレンジしようという気持ちを奪います。幼児期に、もりもりプリントを進めるようなやる気につながっても、小3くらいからの無気力の原因となりやすいようです。
子どもが「できる」「できない」を意識しはじめると、想像力や創造性が阻害されて、遊びから知能を促進するような面が失われていきます。
子どもは、せめて遊びの世界では評価されることを避けようとして、幼稚な遊び方にこだわるのをよく見かけます。
「できる」「できない」への気づきは、子どもの中で無理のない形で自然に生まれてきますが、周囲は小学校に入るまで、子どもの世界にそうした評価したり比べたりする「物差し」を入れない覚悟が必要です。)
変な例えですが、これからさまざまなシステムを構築していって、新しい製品を生み出していこうとしている工場があるとします。
まず、いろんな機械を作りだし、動かしてみて、チェックしていくべきところを、工場内の機械の電源は切ってしまって、できあがった商品をたくさん工場内に持ち込んでは、従業員総出で、他社の商品を使用してみることばかりしていたらどうなるでしょう?
テレビを作ってる工場なら、部品を作る前から、テレビ番組は楽しめるし、従業員は、試行錯誤して壁にぶつかることなく、忙しく「何か」をしているわけで、効率的に見えなくもない……でも、工場の機械は少しも作動していないのです。
数年後に何かが、生み出されてくるのでしょうか?
子どもにしても、大人がいくら外部の知識を与えても、自分の頭と身体を使わせていかないと、この変な工場のたとえと同じように、がんばってもがんばっても、(与える側も使う側も)何だかうまくいかないな~ということになっていくのではないでしょうか?
4歳前後の子のままごとは真剣そのもの。
3,4歳の子どもたちのグループレッスンの様子です。
テレビの回転台(100円ショップ等で売っています)を使って
回転ずしごっこ。
巨大なネタのすしをにぎっては、ゲラゲラ笑っています。
回転ずしごっこの後で、規則どおりにおすしを並べていく
問題にチャレンジしました。
間違えそうになっています。
まぐろ→たまご→わさび→まぐろ→たまご→わさび→まぐろ→たまご
よくできました♪
お掃除ロボットカーでブロックを片付けています。
今年、教室にやってきた大きなトラのぬいぐるみ。(干支とは何の関係もありません)
教室を始めて以来、本物そっくりのうさぎが、
子どもたちから絶大な人気を集めているので、
「もう一匹、本物そっくりのぬいぐるみを……」と購入しました。
名前はありませんが、「8が嫌いなトラさん」として、
すっかり人気者になりました。
ハチはブーンと飛んできて、おしりをチクツとさすから、
数字の8が大嫌いなトラさん。
子どもたちが、「1、2、3、4……」と数えていって、「……8!」と言うと、
写真の通り、耳を押さえて、嫌がります。
このトラさん。数字の10は大好きで、
「9!」
と言うと、あと1つで10になると思って、
うれしくって、尻尾をパタンパタンさせます。
「10!」と言うと、両手で拍手。
もちろん、こんな特別な機能を内蔵したトラロボットではなく、全て手動です……。
このトラさんが好きな本は、
『11ぴきのねことあほうどり』。
11は、大好きな10の数字よりも1大きい数ですから。
あほうどりが部屋に入ってきて、
「1わ、2わ、3わ……」と数えるシーンで、
最後に、「11わ!!!」と巨大なあほうどりが入口の壁を壊して
入ってくる場面で、ドヒャーンと白いお腹を上にしてひっくり返るトラさんに
子どもたちは大はしゃぎ。
トラさんの人気のおかげで、子どもたちは、足し算にも引き算遊びにも
引きこまれています。
片手の指と同じ「5個」のお菓子。
子どもたちが目を閉じている間にトラさんがいくつか手で隠します。
「6」は、5の指でトレイを作って、1本の指を楊枝にして
たこやきをパクパク。
「7」は、5の指でおわんを作って、2本の指をお箸にして、
ナナナナ(亭の)ラーメン。
子どもたちが、たこやきを食べ、ラーメンを食べると、
次はトラの大嫌いな数が……。
年少の★くんと工作。
ジュースや水が出てくるところが作りたいそう。
箱に穴をあけて、ひもを通すとできあがり。
水で皿を洗っているそうです。
あやつり人形や船も作りました。
今、★くんのマイブームは、「ひも」のようです。ひもをいろいろなところにつけて、
作ったものを動かします。
回転しながら玉を飛ばす道具。
絵カードを同じ種類に分ける遊びをしました。
同じ仲間と思うものを並べながら、
「果物の仲間」「動物の仲間」「昆虫の仲間」など、
何の仲間なのか言葉にしていきます。
★くん、「カエルと雨は仲間、カメも仲間」と言い張って、並べてもたものの、
自分でも何の仲間かわからなかったようで、言葉につまっていました。
お弁当のトランプで、「大きな数字を出した方が勝ち」という
ゲームをしています。