宙組 初日

2014-02-05 00:13:03 | TAKARAZUKA
中日劇場に行ってきました。

いや~、お芝居&ショー共に素ン晴らしかった!!!私はね…(笑)なんせ、わたくし世間一般と感覚が違うもので…(涙)

「ロバート・キャパ」は泣ける!

ぶっちゃけ、バウで観た時どんな演出だったか?ほとんど忘れてしまうくらい別モノを観てる感覚だった。

八百屋舞台が上手く活かされていて、映画「007」のシャッターを切るように暗転していく場面転換はよく出来ていた。私が大好きな「恋人たちの肖像」も八百屋仕様で、こちらもスライド式の場面転換だったので、ある意味めちゃ懐かしかった。バウの時のシンプルな印象が全くない。あ、「ノバ・ボサノバ」も八百屋仕様だった…(笑)

前回と同じようなこと書くかもしれませんが、魂の記録だけあって、スピ要素が満載でした。“ロバート・キャパ”というカメラマンは、フリードマンとゲルダの二人の魂の一つになったまさに二人の魂の記録的存在で、ゲルダの台詞が泣けるねん…(涙)

バウの時は、みーちゃんの役(今回はカイ君)の比重が高くて、キャパとの友情の印象が強かったけど、今回は完全にみりおんとの関係性がより深くそして強く感じました。トップコンビにピッタリでした。

キャパのシャッターチャンスに込めた平和への想いがより一層強く感じて、見事に中日劇場仕様にブラッシユアップされていました。原田先生、見事な脚本演出でした!バウの時よりも説得力のある演出になってました。あ、八百屋舞台なのにまさかのセリ上がりにも感動!

テル君のキャパは、全くバトラーの色香を漂わせることない、青年オーラ全開で、ポスターにもなってるキャパの服装がめちゃイイ!

みりおんのゲルダは、やっとこさ、テル君のお嫁さん的な役柄で、がっつり二人の芝居が観れたのも良かった。役的には、本当にキャパの魂の一部的存在になっているので、文句の付けようがありません。

カイ君のキャパの親友も良かったけど、ちーちゃんのピカソがイケメンで驚いた!(笑)バウの時は風莉さんやったもんね(笑)m(__)mピカソは出番は少ないけど非常に美味しい役だった。

モンチ君は前回と同じ役だとは思えないくらい大人になっていたし、蒼羽君はこの作品のキーパソンなのでちゃんとその役割を果たしていてとても良かったです。蒼羽君、めちゃ歌が上手くなってた!

全体的には、歌の時、歌詞が聞き辛いことがありましたが、これから良くなるでしょう。ぶっちゃけ、作品的には問題ない…。

ショーの「シトラスの風」は、あっという間に終わったって感じ。50分が非常に短く感じた。

初演はテレビで観ました。ぶっちゃけ、ゴスペルの場面しか覚えてない。って以前に、当時はどの組もショーに興味なかった…。

今回は、興味がなかったことが功を奏してか、テル君率いる宙組再演ver.は、めちゃ良かった!

別に宙組贔屓だからお膳立てしている訳ではなく、岡田先生にしては珍しく色鮮やかな幕開けで新鮮だったし、何より、中詰めが超ヤバイっ!!!

“ノスタルジア”のスッシー組長が、超セクシーっ!!!過ぎる(笑)岡田先生、ナイス采配っ!パンフには、ヴィスコンティ云々と書かれていますが、音楽がオペラの名曲を使用し、まさにオペラのワンシーンを観てる感覚だった。歌い上げるみりおん、踊るテル君&組長さん。もちろん、みりおんも踊ってるけど、めちゃ萌えまくりました!(笑)

ロケットを挟んで、続くゴスペルのシーンは何度も踊り歌い継がれるくらい有名ですが、生は圧巻でした!初演の頃も今も、ぶっちゃけゴスペルは好きではないのですが、このテル組ver.は、かなり聞き応え&見応えがありました。本公演の半分の人数なのに凄い迫力でした!美風ドキンちゃんが魂の叫び声で歌われていてプチ感動しました。

コーラスはやはり宙組が一番やね。

中詰めはマジでヤバイっ!です。ぶっちゃけ、組長さんだけでワタクシ通えます(笑)これが大劇場なら後二回行きますね、中日と千秋楽に。

今日のまとめ:お芝居もショーもオススメします!

これは贔屓発言ですが、私は宙組が好き。一番安心して観れるから。名古屋まで来た甲斐はありました。

テル君は祐飛さんと持ち味が違うけど、テル君の演技には祐飛さんの血を感じます。やはり今でも大空組が一番好き!

今日は、実は宝塚観劇人生で初めて入り待ちをしました(笑)テル君の背中しか見れなかった…(涙)それにしても、ファンクラブの人達の徹底ぶりにはいつも感心する。

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