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マグノリアホール 二回目

2012-12-24 22:54:13 | TAKARAZUKA
マイマイさんのクリスマスコンサートに行ってきました。今年最後のイベントです。昨日のお茶会は急きょ臨時出席だったんですが、こちらは以前から予約してました。クリスマスイブに希望休取ったもんだから職場ではデートだと勘違いされてしまい、はい、独りです(笑)クリスマスは毎年独りです。全然淋しくないです(笑)諦めちゃダメです!とよく言われますが、諦めてるんじゃなくて、そもそも望んでません!(笑)

それはさておき、

マイマイさん、この人のオーラ凄い!めちゃくちゃキラキラしている!退団されて25年と仰ってましたが、舞台人?歌手?として活動されたの最近じゃないんですかね?もうね、キラキラ感が半端ない!

歌手として(?)活動されていることを知って一度は生歌が聴きたいとずっと思っていたとこだったので、本当に絶妙なタイミングでした。

私がイメージしていたマイマイさんとは違っていて凄く楽しい方でした。トークが面白い!なのに歌になると別人!ちゃんと歌詞を理解してちゃんとイメージしてそれを表現されていて本当に感動しました!

もうね、ファンティーヌの歌はまじヤバイ!っていうかもう完全崩壊してしてしまいました…。マジ恥ずかしい(笑)

私にとってマイマイさんは、映像でしか観たことがない「戦争と平和」のナターシャで、再演がない限り永遠にナターシャなんですが、今回は残念ながらナターシャの曲はなかったですが、ぶっちゃけ書きます。東宝版の「レ・ミゼラブル」もう観れません!マイマイさんのファンティーヌの曲を聴いた瞬間、もうこれは誰も越えられない!ロンドンで観た時の感動が蘇ってきました。今でも思い出すと涙が出る(涙)あ~恥ずかしい(笑)

第一部は宝塚時代の曲をメインに、第二部はミュージカルの曲を中心に歌われてました。まさかの♪ひとかけらの勇気♪には驚きましたが、“僕”のところを“私”に換えていい意味でマイマイさんの曲のように歌われてました。本当に素晴らしかった!

「エビータ」「オペラ座の怪人」「マイ・フェア・レディ」「オクラホマ」「コーラスライン」、アンコールは「サウンド・オブ・ミュージック」からと選曲が本当に良くてどの曲にも役の顔があり、恥ずかしいくらいウルウル眼で魅入って聴き入ってしまいましたね(笑)本当に素晴らしい表現者さんです!

ちなみに♪オクラホマ♪では、マイマイさんは先生となって観客全員を巻き込んでのワークショップを行い、男性客は掛け声を担当し、列ごとで音階コーラスをし、全員起立しての合唱。いや~恥ずかしいやら面白いやらで…客席と一体化となって意外と楽しかったです(笑)

歌が上手いとは譜面通り歌うだけでなく、どれだけ歌詞に魂を込められるかというのをマイマイさんが実証して下さいました。本当に素晴らしかったです!

歌は上手いし、トークは上手いし面白いし明るいし、歌うことがめちゃくちゃ大好きなのも伝わってきたしで、大ファンになりました!シメさんもそうだけど、このギャップ堪らんわ(笑)宝塚時代のハプニング談は面白った。瀬戸内美八さんのリサイタルの話は興味深かったです。シメさんとええコンビになりそうなくらい明るい!

いや~これで三千円なんてマジありえない破格の値段ですわ!しかもクリスマスプレゼントまで用意して下さってサービス満点でした。本当に贅沢な1日であり、昨日のシメさん同様、素晴らしいクリスマスプレゼントとなりました。めちゃくちゃ感動しました!本当にありがとうございましたm(__)m

最後に皆さんへのメッセージとして、“カキクケコ”を教えて下さいました。キだけ忘れましたが、“カ=感謝、ク=工夫、ケ=健康、コ=恋”。楽しく生きていくための法則ですね。人間的にも素晴らしい方で、本当尊敬しました。

追記:“キ=希望”です。思い出しました。

今日のまとめ:今日は泣きのスイッチが入ったようで、宝塚アンで買った「この恋は雲の涯まで」の実況CDを聴きながらBlogを書いていたんですが、めちゃ泣けてくる。CDではあるけども完全版は公演以来なので超久々に聴きましたが、演技が上手い!やはり芝居の雪組だけあるわ!関西テレビ版は編集しまくりやったからイマイチでしたが、実況CDはほぼノーカットなので感動が違う。っていうか、「この恋は~」かなりスピの世界観が入っていて驚き!って実は「ベルばら」も「風とも」もあるんですよね…。

まだ今年の締めくくりはしませんが、今年の後半に集中した宝塚OGの舞台やコンサートに感動しまくりです。歳を取るって衰えるイメージがありますが、宝塚OGはパワーがみなぎってます!恐るべし元タカラジェンヌです!


お茶会

2012-12-24 01:43:22 | TAKARAZUKA
神様のお導きにより、行って参りました、シメさんのエリザガラコンお茶会に!神様の導きというより残り福にあやかったって感じやね。

まさかまさかシメさんの“再会”に参加できるなんて夢のようです。もちろん初参加です。

男子率は少ないのは覚悟してましたが、広い会場に女性だらけの空間になんの違和感もなく存在している自分が怖い(笑)

シメさんはずっと、18年18年と言ってましたが、とても18年経ったとは思えないくらい、質問コーナーでどなたかが書かれたように、冷凍保存状態の如く昔と変わらないシメさん、マジカッコ良かったです!

いや~、青春時代にタイムスリップしまくりや(笑)ディナータイムの時は出来るだけ紳士らしく振る舞うことに必死でしたが、シメさんの登場と共に18年、いや平成初演の「ベルばら」が1989年なので23年前にタイムスリップ。精神状態は超ミーハーな学生時代に戻りました(笑)

シメさん、マジ最高!!!なんかこればっかり書いてるね(笑)

今回の“再会”はディナーショー形式でなく、お茶会形式でトーク中心だったんですが、めちゃ面白かった!

シメさんの「エリザベート」に対する想いがダイレクトに伝わってきて、あの時の悔しさが今回のトートに繋がっているし、何よりシメさん自身が昔と変わってないのが奇跡です。

ウィーンで初めて観た時の話…。シメさんが、いっちゃん、小池先生、お花ミーミルと一緒に観たとき、いっちゃんとの会話のやりとりに爆笑してしまいましたが、本当運命のイタズラって残酷ですね。これってよくあることだけど、情熱を持っている人間より、そうでない人間に幸運の矢が刺さるってよくあるもんね。詳しく書くと批判になるのであえて書きませんが、シメさんのやりきれぬ想いは凄く伝わってきました。だからこそ、18年経って奇跡のトートが廻って来たこと、これだけはホント小池先生に感謝です(笑)しかも、私自身シメさんトートを観ることが出来たのも奇跡です。

なぜなら、今宝塚に再燃しているからこそ価値があるわけであって、それこそ、マリコさんやあやかさんが特出した第一回のガラコンの時は、心はほとんど宝塚から離れてたからね…。今だからこそ価値があるガラコン。シメさん、いっちゃん、花ちゃん、スズミンで「エリザベート」が観ることが出来て本当にラッキーです!

トークの内容に関しては、いっちゃんの話や、音程の話、小池先生のダメ出しの内容に爆笑しましたが、シメさんの小池先生の物まねが超ウケた!(笑)稽古場の小池先生って鳳啓介さんみたいな話し方なんですか???インタビューの時の小池先生しか知らないから本当に笑えた。トドちゃん絡みの内容も笑えた(笑)

シメさんにとっては花ちゃんは永遠にミーミルだから、お花エリザベートはシメさんにとっては大人に成長したミーミルだもんね。あの盲目の少女ミーミルが女帝になったんだもんね、凄い出世やな(笑)

衣装の話や、カツラの話、洒落にならないケガの話…、これはマジ驚きました。「うたかたの恋」の時もそうですが、見事なる復活を成し遂げて下さってたんですね!?シメさんの気合いと精神力はリアルに凄い!下手したら梅芸公演観れなかったかもしれんもんな…。神から与えられた試練をちゃんと自分の意志で克服したシメさんにめちゃ感動しました!凄いシメさん!!!

演出面でも小池先生に意見して頂き感謝感謝。トートのいないルドルフの自殺。エリザベートのいない♪愛と死の輪舞♪…ありえん、ありえんっ!演出家より役者の方が「エリザベート」の魅力が分かってるってどういうことね!?シメさんの解釈は大正解!キスシーンは個人の自由だったらしい。シメさんとスズミンのは小池先生の指示だったとは…。小池先生のダメ出しをシメさんが物まねするんですが、もう本当に面白い(笑)

ワタルさんとの先輩後輩関係の話も愛があり感動しました。他にもいっぱいいっぱいトークして下さってたんですが、忘れてもうた(涙)

で、なんとゲストに新婚ホヤホヤのスズミンが来て下さいました!もちろん二人で♪闇広♪歌ってくれました。旅行カバンの話も面白かった(笑)シメさんのリアクションが大きいのは分かる分かる(笑)

3年前のリサイタルの時にスズミンが出てきても決して感動しなかったと思うけど、やはり今だからこその感動できたスズミンとの師弟関係が際立ったトートとルドルフ、本当に感動しました。是非とも紫苑組で再演して欲しい!!!

あ、シメさんが大好きな(笑)♪愛と死の輪舞♪良かった!あれっ、♪最後のダンス♪歌ってくれたっけ…?ワイン飲み過ぎで忘れた…。

「エリザベート」の魅力は、まさに愛と死の輪舞。「グランドホテル」も実は同じテーマです。死というものを具象化してあるから魅力的だと私は思ってます。宝塚の作品に限らないけど、恋愛ものって、死があるとめちゃ愛が際立ちますよね?たとえば、「ムーラン・ルージュ」ってその典型だと思います。宝塚なら、いっぱいあるね。今頭をよぎったのは「哀しみのコルトバ」。「戦争と平和」もそうだし、「紫子」も。「炎のボレロ」も同じ類じゃなかったけ…?シメさんの星組時代の名作ばかりです。愛にはやはり死がつきものですね、悲しいけど…。

今日のまとめ:今日のお茶会、今年の最大のイベントになりました。本当に幸せな1日になりました。で、なんとプレゼントにシメさんトートの写真が当たりました!!!しかもサイン付き!!!思わず叫んでしまいましたよ(笑)この写真は大事に飾らせて頂きます!シメさん、ありがとうございます!!!

私も、シメさんのクリストフ二世がなければドイツを好になることもなければ勉強することはなかったし、ウィーンの「エリザベート」を観たとき、ドイツ語勉強してて良かった!と思ったことはなかったので、ま、ドイツ語でご飯が食べられてるわけじゃないですが、心の栄養にはなっているので、全てにおいてシメさんの存在に感謝感謝です!