「悪魔の美しさ」「勝負師」を観てきました。
ダントツで「悪魔~」の方が面白かった!めちゃ脚色が上手い!!!
ゲーテの「ファウスト」がベースにあるんですが、原作の第一部と第二部のエッセンスだけ取り入れた完全オリジナルの脚本で、これがめちゃよく書けてる!
小池先生の「天使の微笑・悪魔の涙」も小池先生オリジナルの脚色になっていってこれもよく出来た作品でしたが、こちらも負けてなかった。これも舞台化したら面白いと思う。
チラシに書かれた粗筋を読んだ時に、ジェラールがメフィストとアンリ(ファウスト博士が別の人間として若返る)を演じることに、えっ、どういうこと!?二役を常に合成で見せるの?と疑問に思っていたら…。
いやいや、メフィストとファウスト博士が…。内緒(笑)
本当によく出来てるわ!めちゃオススメします。特に「天使の微笑~」ファンの方には。
所謂原作のマルガレーテであるマルグリットの活かし方も上手くて、最初にちょっとだけしか出て来ないんですが、後半に活きてくるんですよ。
「天使の微笑~」同様、本当の愛がテーマになっているんですが、これはマジ観て欲しい。ラスト泣けた。
とても昔の映画だとは思えないくらい、現在にも通じるくらいの現実味もあって、本当によく出来たストーリーなんですよ。
最初はコメディかと思うくらい軽い展開だし、ジェラールが生き生き演じていてそれはそれで良かったんですが、後半の皇帝が絡んでくるところから急展開するんです。私には予想を裏切る展開でしたね。ぶっちゃけ書くと「素晴らしき哉、人生は」的な要素もあって、スピ好きには堪らん展開でした。マルグリットの使い方がマジ上手い!そう来たか!?って感じです(笑)てっきりあの二人が入れ替わるんだと思った…。
血の契約も納得の流れだし、その契約書の使い方も上手いし、私なら脚色賞あげます。あれもこれも書きたいのですが、まじオススメなのでこれくらいにします。本当の本当に「天使の微笑~」好きの方には観て欲しい!
で、もう一つの「勝負師」は、我が敬愛するドストエフスキーの「賭博者」がベースになっているんですが、これもぶっちゃけ、こんな話だったけ~???っていうくらい別の話になってます。っていう以前に原作のストーリーを忘れているんですが、こんな話ではなかったはず…。
ぶっちゃけ、私はドストエフスキーのもう一つの「白痴」だと思いました。展開が「白痴」に似てる。ヒロインのポリーナがナスターシャに似ている。理性・感情・プライドで己の感情を制御出来ない点がね。自分に正直に生きられない点が可哀想だった。
こちらは、最初は登場人物の関係性が私には不明瞭でなんことかさっぱり分からずでつまらなかったんですが、段々明確になってきてからは、こちらも急展開な流れになってました(面白くなった)。ロシアからお祖母が来てから(舞台はドイツのバーデン・バーデン。ドイツの温泉地。ここでもカジノが出来るのか不明。ドイツではヴィスバーデンが有名。こちらも温泉地でカジノがあります。原作はこちらがモデルとなってます)、本筋が見えてくるという展開となってます。
「悪魔の美しさ」には悪魔が出てくるので、抽象的かつ娯楽性がありますが、こちらはリアルに人間の中に潜む悪魔性かつ欲望を描いているので、対照的なようで伝えようとしているメッセージは似ていると思いました。
これを観て思ったのが、やはり金欲は嫌だね。特に物質的欲は尽きないやん。あれも欲しいこれも欲しい気持ちは分かるけど、心は全く満たされないよね…。って実は私自身そうなんですが…(汗)分かってるけど、やめられない…。
物質欲もそうですが、ポリーナのような女性も最近多いような気がする。女性に限らないけど、自分に正直になれない人たち。理性と本音とプライドが常に心の中で渦を巻いている人。自分に正直になろうとすると、理性で制御し、自分で制御したのに、相手にそっぽ向けられるとプライドが邪魔して怒りに変わる人。常に情緒不安定。人の話も耳に入らないくらい自分で自分をコントロールできない人。泣いたら誰かが構ってくれるとは思っていないけど、無意識に誰かに甘えたいと思ってる人。皆さんの周りにはいませんか?私にはいました。この話に関してはまた後日書く予定にしてますが、はっきり書きます、
どんな恋愛をしてもいい、不倫も致し方ないときもある。でも、仕事もプライベートもぐちゃぐちゃになる恋愛だけはするな!そんなの恋愛とは言わん!依存や!
人を好きになるということは、心が潤うはずや。幸せやと思うはずや。それが苦しいと思うのは、そもそも何か間違っていると思わないか!?好きなってはいけない相手を好きなって苦しい?お前はアホか!?好きになっていけない相手なんてこの世にはおらん!していいことと、悪いことがあるということだけや!間違ったことをしようとするから苦しいねん!分別をつけて、それを上手くコントロールできたら小さいことでも幸せだと感じられるはず!苦しい恋愛をする前にたくさんすることあるやろに。自分磨きとかさ…。負けるな、自分に!ちなみに私自身に言ってません、恋愛で苦しんでる方に書いてます。
これもぶっちゃけ書きます。「悪魔の~」でも表現されてましたが、運命は変えられます!その理由は…映画を観て!(笑)
結局何が書きたかったのか分からなくなりましたが…。毎度のことで申し訳ございませんm(__)m
今日のまとめ:今日観た両作品、意外とコメディ要素があるんですが、ちゃんと締めるとこは締めてます。上手く出来てると思った。
ジェラールは正直好きな俳優さんではなく、かっこいいだけの俳優だと思ってましたが、二作品を観て彼の才能に感動しました。
スカイビルのクリスマスマーケットでグリューヴァイン堪能。コップはサンタさんの顔。かわいいよ。
ダントツで「悪魔~」の方が面白かった!めちゃ脚色が上手い!!!
ゲーテの「ファウスト」がベースにあるんですが、原作の第一部と第二部のエッセンスだけ取り入れた完全オリジナルの脚本で、これがめちゃよく書けてる!
小池先生の「天使の微笑・悪魔の涙」も小池先生オリジナルの脚色になっていってこれもよく出来た作品でしたが、こちらも負けてなかった。これも舞台化したら面白いと思う。
チラシに書かれた粗筋を読んだ時に、ジェラールがメフィストとアンリ(ファウスト博士が別の人間として若返る)を演じることに、えっ、どういうこと!?二役を常に合成で見せるの?と疑問に思っていたら…。
いやいや、メフィストとファウスト博士が…。内緒(笑)
本当によく出来てるわ!めちゃオススメします。特に「天使の微笑~」ファンの方には。
所謂原作のマルガレーテであるマルグリットの活かし方も上手くて、最初にちょっとだけしか出て来ないんですが、後半に活きてくるんですよ。
「天使の微笑~」同様、本当の愛がテーマになっているんですが、これはマジ観て欲しい。ラスト泣けた。
とても昔の映画だとは思えないくらい、現在にも通じるくらいの現実味もあって、本当によく出来たストーリーなんですよ。
最初はコメディかと思うくらい軽い展開だし、ジェラールが生き生き演じていてそれはそれで良かったんですが、後半の皇帝が絡んでくるところから急展開するんです。私には予想を裏切る展開でしたね。ぶっちゃけ書くと「素晴らしき哉、人生は」的な要素もあって、スピ好きには堪らん展開でした。マルグリットの使い方がマジ上手い!そう来たか!?って感じです(笑)てっきりあの二人が入れ替わるんだと思った…。
血の契約も納得の流れだし、その契約書の使い方も上手いし、私なら脚色賞あげます。あれもこれも書きたいのですが、まじオススメなのでこれくらいにします。本当の本当に「天使の微笑~」好きの方には観て欲しい!
で、もう一つの「勝負師」は、我が敬愛するドストエフスキーの「賭博者」がベースになっているんですが、これもぶっちゃけ、こんな話だったけ~???っていうくらい別の話になってます。っていう以前に原作のストーリーを忘れているんですが、こんな話ではなかったはず…。
ぶっちゃけ、私はドストエフスキーのもう一つの「白痴」だと思いました。展開が「白痴」に似てる。ヒロインのポリーナがナスターシャに似ている。理性・感情・プライドで己の感情を制御出来ない点がね。自分に正直に生きられない点が可哀想だった。
こちらは、最初は登場人物の関係性が私には不明瞭でなんことかさっぱり分からずでつまらなかったんですが、段々明確になってきてからは、こちらも急展開な流れになってました(面白くなった)。ロシアからお祖母が来てから(舞台はドイツのバーデン・バーデン。ドイツの温泉地。ここでもカジノが出来るのか不明。ドイツではヴィスバーデンが有名。こちらも温泉地でカジノがあります。原作はこちらがモデルとなってます)、本筋が見えてくるという展開となってます。
「悪魔の美しさ」には悪魔が出てくるので、抽象的かつ娯楽性がありますが、こちらはリアルに人間の中に潜む悪魔性かつ欲望を描いているので、対照的なようで伝えようとしているメッセージは似ていると思いました。
これを観て思ったのが、やはり金欲は嫌だね。特に物質的欲は尽きないやん。あれも欲しいこれも欲しい気持ちは分かるけど、心は全く満たされないよね…。って実は私自身そうなんですが…(汗)分かってるけど、やめられない…。
物質欲もそうですが、ポリーナのような女性も最近多いような気がする。女性に限らないけど、自分に正直になれない人たち。理性と本音とプライドが常に心の中で渦を巻いている人。自分に正直になろうとすると、理性で制御し、自分で制御したのに、相手にそっぽ向けられるとプライドが邪魔して怒りに変わる人。常に情緒不安定。人の話も耳に入らないくらい自分で自分をコントロールできない人。泣いたら誰かが構ってくれるとは思っていないけど、無意識に誰かに甘えたいと思ってる人。皆さんの周りにはいませんか?私にはいました。この話に関してはまた後日書く予定にしてますが、はっきり書きます、
どんな恋愛をしてもいい、不倫も致し方ないときもある。でも、仕事もプライベートもぐちゃぐちゃになる恋愛だけはするな!そんなの恋愛とは言わん!依存や!
人を好きになるということは、心が潤うはずや。幸せやと思うはずや。それが苦しいと思うのは、そもそも何か間違っていると思わないか!?好きなってはいけない相手を好きなって苦しい?お前はアホか!?好きになっていけない相手なんてこの世にはおらん!していいことと、悪いことがあるということだけや!間違ったことをしようとするから苦しいねん!分別をつけて、それを上手くコントロールできたら小さいことでも幸せだと感じられるはず!苦しい恋愛をする前にたくさんすることあるやろに。自分磨きとかさ…。負けるな、自分に!ちなみに私自身に言ってません、恋愛で苦しんでる方に書いてます。
これもぶっちゃけ書きます。「悪魔の~」でも表現されてましたが、運命は変えられます!その理由は…映画を観て!(笑)
結局何が書きたかったのか分からなくなりましたが…。毎度のことで申し訳ございませんm(__)m
今日のまとめ:今日観た両作品、意外とコメディ要素があるんですが、ちゃんと締めるとこは締めてます。上手く出来てると思った。
ジェラールは正直好きな俳優さんではなく、かっこいいだけの俳優だと思ってましたが、二作品を観て彼の才能に感動しました。
スカイビルのクリスマスマーケットでグリューヴァイン堪能。コップはサンタさんの顔。かわいいよ。