今月は二人の英雄がテレビ、新聞を賑わせた。『大谷翔平、メジャー日本人初の本塁打王!』『藤井聡太、八冠達成!』、全くこの二人には非の打ち所がない。二人の得意分野で花を咲かせた快挙にどのような表現が当てはまるのか分からない。どちらも謙虚で「まだまだ先が…」と努力研鑽を力説する。なんともいえない敬愛の念を抱きながら、勝者と敗者について考えた。
何か素晴らしいことを成し遂げる勝者は、社会が作る規格という名の箱に納まらない人が多い。日常のどこかに型破りな生活が隠れている。変わった人と呼ぶのか、稀な努力の人と呼ぶのか、あるいは集中力を発揮できる人と呼ぶのか、どのような名前が当てはまるのかは分からない。ただ周りの人間にとっては教えられることが多いのだ。彼らからの僕の学びは「成功につながるエレベーターはない。成功したければ階段を使うことだ」などと自分に言い聞かせる。そう言えば、「失敗したから賢くなった。賢くなったのは学びがあったから」などという言葉にも賛同、納得する。いずれにしても人生、夢は持たねばならない。でも計画と行動と信念が要求されることを忘れてはならない。一方、敗者といえば反省の言葉が口をついて出てこざるを得ない。それを口実、言い訳だと呼ぶ人もいる。でも本当は、次に向かっての意思表示だ。あーでもない、こーでもない、と想像を巡らしているのは外野の一般の人、他人はなんでも好き勝手にコメントする。気にすることはない。勝ったり負けたりそれが人生というものだ…だよね?
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