学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

省略言葉「何それ?」

2021-07-02 17:03:42 | 日記
 就職活動中の学生の間で使われる“ガクチカ”という短縮言葉は最近まで意味がわからなかった。「大学生の間に自分が力を入れた活動」という意味の言葉で会社の応募用紙にその彼らがいうガクチカを書く蘭があるらしい。コロナの影響でその欄に書き込めるほどの活動ができなくて学生が困っているという話を聞いた。なるほどそんな所にもコロナの影響が及んでいるのだ。
 ところで、今流行り(?)の省略言葉は年寄り泣かせで「コスパって何ですか?」と聞かれたこともあった。値段の割においしい、といった意味でコスト・パーフォーマンスの略などと説明できればドヤ顔ができる。ところで恥ずかしながら僕の場合はテレビなどで使われる ”バズる”という意味がわからず頭の中でモヤモヤ状態が続いていた頃があった。この言葉、英語の buzz (バズ;鉢のブンブンいう音、人がガヤガヤ言う)から派生してガヤガヤ巷の話題になっているという意味だと知って、やっと納得、モヤモヤから解放された。
 省略言葉ではないけれど短くて少ない言葉で伝達力があるという意味では僕が収集しているプラス思考の英語の格言などがある。そして俳句や川柳はその確たる物だ。明るい、元気な言葉は日常を楽しく幸せにしてくれる。ちなみに僕が好きな短い英語のプラス思考は、Yes, you can!(そうだ、君にはできる;オバマ大統領選挙標語)、あとはBe yourself! (自分らしく)やDeeds, not words! (言葉より行動) などがある。俳句といえば勿論『おくのほそ道』、中でも「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が大好きだ。最近は「8時過ぎあと飲めるのは薬だけ」などとコロナで飲酒時間を制限されている老呑み助さんの川柳を見つけてユーモアの楽しさを再認識させられた。

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