水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

第54回響高槻句会

2008年10月23日 21時27分06秒 | 句会・吟行
日時:平成20年10月16日(木) 13:30~17:00
場所:高槻市民交流会館

今月の響高槻句会が開催されました。照子さん、惟之さんが欠席され8名でおこなわれました。席題は「冬隣」。今月は捨拾さん完勝の成績でした。また、無季の句が2点句にめずらしく選ばれた。なんとタイガースCS惜敗の句でした。ファンにとってこんな悔しいことはーーー。

3点句 放鳥の朱鷺は天女の舞うごとく  捨拾
    秋澄むや旅情をそそる風吹きて  捨拾
    鰯雲レンガ造りの美術館     敬子
     
2点句 より高く孤高の一羽鳥渡る    池田よう子
    秋雨や雨読と決めて開きけり   捨拾
    木犀の香りに晒す濯ぎ物     池田よう子
    秋の空一本に描く水平線     敬子
    タイガース色なき風と共に散る  ひろよし
    コスモスに背中押されて丘の上  奥田洋子
    わが影の細く伸びたり冬隣    奥田洋子
    日本海藍深まりて冬隣      捨拾

お気に入り 亀も首長く伸ばして秋日和  照子
コメント
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