水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

猫柳

2012年03月27日 18時33分37秒 | 春の俳句

                清滝山登山口近くの民家

 滝山登山口近くをとおりかかり、民家の家主より声をかけられた。「これから山ですか」。猫柳の穂先に清滝山の山頂にある白くひかるアンテナを見て、思わずパチリ。

 猫柳は雌雄異株で、雪国では、雪解けのころから開花しはじめる。雄花は厚い皮をかぶってをり、これが大きくなって、その皮が脱げ、開花する。長楕円形の花穂は苞の白い毛が密生する。これが銀色に輝いて美しく、猫に似た感じがある。雌花穂は実となり、やがて柳絮となる。(平井照敏 新歳時記 春 より)

   山頂を指差す如く猫柳   惟之

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