(これは2017年12月6日の記事です)
ゴミには「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」の他に、「燃やすしかないゴミ」なんてのもあるようで、私も「燃やすしかないゴミ」が大量にあるので早いとこ処分しないとヤバイよなあと思っています。
それにしても、
いろんなことが億劫になって来ていて、断捨離をするのはエルギーがあるうちだと痛感。毎日のゴミ出しですら面倒な今日この頃。
ゴミ出し以上に億劫なのがブログなわけですが、まだ辞める決心もつかないので、このままダラダラと間欠泉みたいに時々書きちらしてみようかと思っております。
最近見た映画で面白かったのが、
「ライオン/25年目のただいま」
ガース・デイビス監督作品。2017年公開
インドの少年サルーは5歳の時に出先で兄と離れ離れになり、たまたま空の電車に乗ってしまい、そのまま1500キロも離れた街に運ばれます。警察に保護され、オーストラリアの里親のもとに引き取られるのですが、成人した後、自分のアイデンティティーを求めて故郷を探し当て、母親と再会するという驚くべきストーリー。これ、実話に基づいた話というからすごい。
グーグルアースが故郷を探し当てるのに役立ったという、いかにも現代の物語ですが、人間、自分のアイデンティティーが定かでないと、こうも不安定になるものかと思いました。
自分のルーツって大事なんだなあ。
それにしても、ニコール・キッドマン演じるところのオーストラリアの夫婦が、世界には子どもがあふれている。これ以上子どもを作るより、恵まれない子どもを助けたい、といってサルーたちを養育するその姿勢は確かに見上げたものですが、でもそれって、どうなの?? と疑問符をいっぱいつけたい私でした。
もう一本は、「キャロル」
トッドヘインズ監督作品。原作がパトリシア・ハイスミスの小説。2015年公開。
前から見たかった映画で、ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラという豪華な出演で、映像が綺麗。
前半はすごくいい雰囲気で、何となく悲劇の幕開けといった雰囲気もあり期待したのですが、後半が少々退屈。
ケイト・ブランシェットといえば、「インディー・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」に登場するドイツの女性将校の強烈な役柄が頭にこびりついているもので、観るたびに彼女がドイツの女性将校に見えてしまったのが残念。
とはいえ、これも私好みのゲイ映画で、まだ女性のレズビアンなんて認められなかった困難な時代を生きる二人の女性を描いていて、秀逸な映画です。
冒頭のシーンが最後のシーンと重なるのは映画「逢びき」(1945年)へのオマージュか。「逢びき」は全編にラフマニノフのピアノ協奏曲第二番が流れていて素敵。すごく古い映画だけどちょっと忘れがたい恋愛映画です。
「キャロル」の最後、二人が見つめあうシーンで、これはもうハッピーエンドなのね、という感じでしたが、私的には悲劇のほうがよかったかなあ、などと(勝手に)思ったのでした。
ケイト・ブランシェットはすごい女優だなあと改めて思いました。
ゴミには「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」の他に、「燃やすしかないゴミ」なんてのもあるようで、私も「燃やすしかないゴミ」が大量にあるので早いとこ処分しないとヤバイよなあと思っています。
それにしても、
いろんなことが億劫になって来ていて、断捨離をするのはエルギーがあるうちだと痛感。毎日のゴミ出しですら面倒な今日この頃。
ゴミ出し以上に億劫なのがブログなわけですが、まだ辞める決心もつかないので、このままダラダラと間欠泉みたいに時々書きちらしてみようかと思っております。
最近見た映画で面白かったのが、
「ライオン/25年目のただいま」
ガース・デイビス監督作品。2017年公開
インドの少年サルーは5歳の時に出先で兄と離れ離れになり、たまたま空の電車に乗ってしまい、そのまま1500キロも離れた街に運ばれます。警察に保護され、オーストラリアの里親のもとに引き取られるのですが、成人した後、自分のアイデンティティーを求めて故郷を探し当て、母親と再会するという驚くべきストーリー。これ、実話に基づいた話というからすごい。
グーグルアースが故郷を探し当てるのに役立ったという、いかにも現代の物語ですが、人間、自分のアイデンティティーが定かでないと、こうも不安定になるものかと思いました。
自分のルーツって大事なんだなあ。
それにしても、ニコール・キッドマン演じるところのオーストラリアの夫婦が、世界には子どもがあふれている。これ以上子どもを作るより、恵まれない子どもを助けたい、といってサルーたちを養育するその姿勢は確かに見上げたものですが、でもそれって、どうなの?? と疑問符をいっぱいつけたい私でした。
もう一本は、「キャロル」
トッドヘインズ監督作品。原作がパトリシア・ハイスミスの小説。2015年公開。
前から見たかった映画で、ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラという豪華な出演で、映像が綺麗。
前半はすごくいい雰囲気で、何となく悲劇の幕開けといった雰囲気もあり期待したのですが、後半が少々退屈。
ケイト・ブランシェットといえば、「インディー・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」に登場するドイツの女性将校の強烈な役柄が頭にこびりついているもので、観るたびに彼女がドイツの女性将校に見えてしまったのが残念。
とはいえ、これも私好みのゲイ映画で、まだ女性のレズビアンなんて認められなかった困難な時代を生きる二人の女性を描いていて、秀逸な映画です。
冒頭のシーンが最後のシーンと重なるのは映画「逢びき」(1945年)へのオマージュか。「逢びき」は全編にラフマニノフのピアノ協奏曲第二番が流れていて素敵。すごく古い映画だけどちょっと忘れがたい恋愛映画です。
「キャロル」の最後、二人が見つめあうシーンで、これはもうハッピーエンドなのね、という感じでしたが、私的には悲劇のほうがよかったかなあ、などと(勝手に)思ったのでした。
ケイト・ブランシェットはすごい女優だなあと改めて思いました。