ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

南海トラフにつながる地震?

2016-04-19 15:53:36 | 日記
熊本地震は今も余震が続いていますね。
この地震がいずれ南海トラフの大地震につながるのではないか、との情報を複数得ました。
ネットの記事は気をつけないとガセネタが多いのですが、
情報発信者が地震専門家や大学の先生の場合、かなり信憑性があるのではないか、
という気がします。
ネットを調べるといろいろ出てきますので、
みなさんも、情報収集をしてみてはいかがでしょうか。

たとえば、
琉球大学の木村政昭先生はこうおっしゃっています。
日向灘に地震の空白域があり、今回の地震はこの日向灘にたまったエネルギーに九州の内陸が押されて断層がズレて起きたもので、いずれ、日向灘から沖縄、台湾にかけての空白域でM7~8クラスの地震が起きるだろう。

また、
岩上安身氏が立命館大学高橋学先生にインタビューしたUSTREAMのライブも衝撃的でした。
この先生によると、2~3年以内に南海トラフ地震が起きるだろう、
フィリピン海プレートの沈み込みによる南海トラフ大地震(台湾から東京湾に至る)が起きて、日本の沿岸に大津波が押し寄せるだろう、
東京オリンピックができるとしたら、よっぽど幸運だ、というのです!
日本には原発が54基もあります(現在稼働しているのは、鹿児島の川内原発だけですが)
廃炉にできないから、仕方なく放置しているのだとも高橋先生は話しておられました。

なんて恐ろしいこと。

南海トラフ大地震は決して珍しいものではなく、
何度も日本を襲い、津波の被害をもたらしています。
東日本大震災でも、
震災が起きた後で、昔からの言い伝えを思い起こしたりしてましたね。
(日本人は呑気ですね)
西日本にも同じような言い伝えや歴史が残っているので、
災害が起きる前に情報収集が必要かと思います。

では、どうすれば被害を少なくできるのか。
地震が起きたとき、どうすればいいのか。

日ごろから備えておくのとそうでないのとでは、
被害も格段に違うと思います。

私はできるだけ、地下鉄には乗らないようにしよう、
地下街にも行かないようにしようと思っています。

とはいえ、幸運なことに、東京では最近地震は少なくなりました。
2011年は本当によく揺れてましたけど。
とりあえず、今のところは平穏であるという幸せをかみしめつつ、
一日一日を大切に生きていきたいと思います。

地震で死ななくても、人間、いつ死ぬかわからないわけだしね。

ああ、それなら世界じゅうを旅してから死にたいなあ。
と、あいかわらず思っている私です。
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春の嵐のただ中で

2016-04-17 15:31:31 | 日記
九州の地震は収まる気配がなく心配です。
伊予灘や八代湾のほうにまで震源域が広がってきていて、
九州全体がヤバイ感じですね。

私が住んでいる東京でも、昨夜から今日にかけて強風が吹き荒れました。
春の嵐といってもいい強風でした。

災害はいつどこで起きてもおかしくない。
この際、家の中は徹底して片付けておかないと。
というわけで、また片付けにとりかかり始めたところです。

私たちはモノに囲まれて生きているけれど、
モノは時に凶器にもなります。
いくら家具をしっかり固定しても、家自体がつぶれてしまったらどうしようもない。
家具の下敷きになって死ぬかもしれない。
そんな激甚災害の時代に、
私たちは生きているということなのでしょう。
私もいつ被災するかわからない。

もうね、腹くくるしかないね。
腹くくって覚悟を決めるしかないでしょ。
でも、その前にできることはしておかないと。

というわけで、
今日はソファーを友人の息子さんに引き取ってもらいました。
押し入れの前をソファーが占領していたので、押し入れからモノを出すのが大変でした。
ソファーがなくなると、部屋は実に広々としています。
こんなに広かったっけ?という感じ。
つくづくモノはいらないと思います。

思えば、
「わたしのウチには、なんにもない」の著者ゆるりまいさんも
3.11をきっかけにミニマリストになったのでした。
今回の熊本地震でも、
人々は着の身着のまま逃げてきて、避難所では水さえ満足に飲めない状態だとききます。
家に置いてきた思い出の品の数々も、あきらめざるをえない状況でしょう。

というわけで、今回の地震を教訓に、私はミニマリストへの道をまっしぐらに進みます!
あ、えっと・・できる限り努力します。

人生の中で何が何でも必要なモノというのは
そう多くはないのですね。

ボケる前に片付けとかなきゃというのもあるし。
こっちのほうが切実かも。
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熊本地震と川内原発

2016-04-15 19:55:10 | 日記
九州で、またもや大きな地震が起きてしまいました。
被災地の皆さまには心からお見舞い申し上げます。

今も余震が頻繁に続いているようです。
もう日本国内で安全な場所はないといっても過言ではないようですね。

今回の地震は、布田川断層と日奈久断層に沿って起きているようです。
この二つの断層は、阿蘇山の外輪山から八代湾南部まで続いており、
その八代湾の少し南には、再稼働したばかりの川内原発があります。
しかも、あれだけ大きな地震があったにも関わらず、今も稼働し続けているようです。
しかもしかも、この二つの断層は中央構造線上にあります。
中央構造線は日本列島を縦断し関東にまで伸びている長い断層です。
四国では、まさにこの中央構造線の真上に伊方原発が位置しています。

原発、やめましょうよ!

この際。
きっぱりと。
きっと高天原の神さま(阿蘇山あたりに住んでいそう)が警告を発したのだと思います。
次は阿蘇山噴火かも。

以前、クリニックの待合室で、空から九州地方を縦断しながら写す映像が流れていました。
屋久島、種子島あたりから、桜島に入り、そこからずっと北上していくのですが、
九州はどこも切り立った山だらけ。
火山の島であることがこんなにくっきりわかるなんて。
私は目を丸くして見ていました。

熊本が火の国と言われるように、九州全体が火山の島なのです。
地震だって起きるでしょう。
そんな場所に原発を作るなんて、
これはもう狂気の沙汰としか思えません。

日本は自然に恵まれた国であると同時に自然災害の多い国でもあります。
自然災害だけなら、いずれ復興できるし、人々も立ち直ることができます。
でも、原発の災害だけは、何十年も、何百年も、時によっては何千年、何万年も続くのです。
私たちの世代だけではなく、子や孫やその先の世代にまでツケを残すことになるのです。
人間は核と共存できるほど強くありません。

けれども、
人間の手で始めたことなら、人間の手で終わらせることはできます。

原発、止めましょう。

今止めないと、美しい日本はなくなります。
深く危惧しています。
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旅の窓 by 沢木耕太郎

2016-04-14 11:41:45 | 旅行
本屋の店頭で見つけました。

「旅の窓」(幻冬舎文庫)

久しぶりの沢木耕太郎です。
「深夜特急」を読んで、我が息子もバックパックで海外旅行に出かけていき、
今はニュージーランドに住んでいます。

「深夜特急」を読んで旅に出た若者はたくさんいます。
それでも、まだまだ海外に行く日本人は多くないようです。

沢木耕太郎は世界じゅうを旅したのだなあ。
なんてうらやましい人生だろう!
生まれ変わることができたなら、私は絶対男に生まれて、世界じゅうを旅して歩くのだ!
そう決めています。

この本を読んでいると、もうどこかに行きたくてうずうずしてきちゃいます。

左ページが写真で、右ページに写真の解説が、というか写真を撮ったときの状況が書かれています。
短い文章だけど、さすがに沢木耕太郎、情景が目に浮かび、たった数行読んだだけなのに、
私もその場にいたような臨場感を味わうことができます。

ベトナムの男の子の話から、ポルトガルの海辺へ、さらに中国の福建省厦門へと、
ページを繰るたびに、違う国の違う風景が、違う情景が、違う人物たちが描かれていきます。
ハワイからスペインへ、また、ロンドンからキューバへと、
自在に世界を行き来し、時間を行き来します。

風景も人物も、写真に写り込んだ一瞬を彼と共有し、
そしてまた、
彼らはふたたび自身の人生に戻っていきます。
そして、
旅人は旅を続けます。

思いがけない偶然や、思いがけない風景や、思いがけない人物と出会い、
たった一度きりの邂逅に思いをはせ、
写真に写りこんだ人物たちの、越し方行く末に思いをはせます。

「深夜特急」の時代から見ると、沢木耕太郎も年をとり、
少しだけ感傷的になっているかもしれません。
でも、年を重ねるということはそういうことだと、
私も知っています。

でも、彼と私が決定的に違うのは、
彼はもう飛行機を見ても胸がうずかない。
そのかわり、沖を行く船を見たとき、久しぶりで胸がうずいたといいます。

 「いまの私には、飛行機より船のほうが(ここではないどこか)へのあこがれを引き出してくれるということなのだろう・・」(p86)

私は今でも飛行機を見ると胸がうずきます。
行ったことのない場所、見たことのない景色、会ったことのない人たちに、
会いにいきたくて、うずうずしてきます。

ああ、世界じゅうを旅したい!!
だから、これからも、ずっと、
飛行機を見ると胸がうずくことだろうと思います。
そして、今でも胸のうずくことがあるということは、
なんて幸せなことだろうと思います。
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世界じゅうを旅したい

2016-04-13 14:01:00 | 旅行
私が日本語を教えている生徒の一人、Hさんが6月にアメリカに行くことになり、レッスンもあと数回を残すのみとなりました。
彼女はとても熱心に日本語を勉強し、文法の基礎はほぼマスター、難しい敬語も何とかクリアしました。
「みんなの日本語 初級Ⅱ」を終え、四月から中級に入ったところです。
もう少し日本にいれば、絶対日本語上手くなるのに。残念です。

ところで、
レッスンのたびに私たちはいろんな雑談をしますが、
昨日は旅行の話で盛り上がりました。

――日本人の海外旅行ツアーを見てびっくりしました。たった一週間のあいだに、あっちにいったりこっちにいったり、すごく忙しい。自分で計画して、ゆっくり旅行すればいいのに。

――たしかに。でも、日本人の大半は英語が苦手なので、自分たちだけで旅行するのは難しいと思っているのです。外国ではテロもあるし、殺人事件もあるし、危険な話をいっぱい聞いて、外国はとても怖いと思っています。

――私も日本に来てから、日本の国内を旅行しました。京都、奈良、広島、沖縄、和歌山・・いろんなところに行きました。日本はとてもきれいです。でも、どこも大体同じね。海外に行くと、国によって全然ちがう。人も風景も食べ物も。だから面白い。

――同感です。でも、私の友人たちは、海外旅行にはあまり行きたがらないので、一緒に行く仲間がいなくてちょっと寂しいです。

――私の国ではインターネットで旅行の仲間を募集します。行先が同じなら一緒に旅行します。

――へえ、そんなのがあるんですか。

――日本にはありませんか?

――残念ながら、日本にはありません。会ったことのない他人と旅行するのはどうなんでしょう。

――問題ないですよ。楽しいです。日本人はなぜそうしないのですか?

そういえば、イタリア人のKさんも同じことをいっていました。
たとえば、旅行の間、見ず知らずの人たちが一台の車をチャーターして長い道のりを同乗したり、民泊の宿をフルに利用してたりして、できるだけ安く旅行するのだといいます。
若い人たちの間では、どうしたら安く旅行できるかのノウハウがあって、皆若いうちからバックパックで世界に出かけていきます。その際、見ず知らずの他人と一緒に行動することに対してのこだわりはあまりないようです。

人との垣根が低い、という気がします。
逆にいえば、日本人は垣根が高い。他人を警戒しすぎる傾向があるのかもしれません。
もちろん、たまに怖い話も聞くけれど、いいことのほうが断然多い、新聞に載るような怖い話はめったに起きないものよ、とKさんは断言していました。


私とHさんの話は続きます。

――ヨーロッパでも、国によって言葉が違います。英語が使えないところは多いです。

――そういう時はどうするんですか?

――身振りや手振りで伝えたり、伝え方はいろいろあります。どうにかなるものです。

――英語がしゃべれなくても大丈夫なんですか?

――大丈夫ですよ。だってヨーロッパ人も、英語しゃべれる人そんなに多くないですから。

――そうなんですね。

――ええ。でも、アメリカは英語が話せるから楽です。それに、アメリカは広いのであちこち旅行します。楽しみです。

――私も世界じゅう旅行したいと思っています。

――それがいいですよ。世界のどこかで、またお会いしましょうね。

――もちろん。どこでお会いできるか、楽しみです。

最近は、日本人の若い人たちもバックパックで海外に出かけるようになりましたが、まだまだ数は少ないようです。ヨーロッパやアメリカでは、割と当たり前に若者たちが海外に出かけていきます。
日本人もどんどん海外に行くといいと思います。
すでに60代後半の私も、どんどん海外に出かけていくぞと思っています。
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