暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル Monty Python and the Holy Grail

2015年03月21日 23時03分13秒 | 洋画>殿堂>その他
1974年/英/テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ監督/グレアム・チャップマン ジョン・クリーズ エリック・アイドル マイケル・ペイリン テリー・ジョーンズ テリー・ギリアム ニール・イネス キャロル・クリーヴランド ジョン・ヤング コニー・ブース
買い取りDVD

【あらすじ】
アーサー王(チャップマン)と円卓の騎士(ジョーンズ、クリーズ、アイドル、ペイリン)が、聖杯を探してフランス人にバカにされたり植え込みを探したりウサちゃんと戦ったり。

映画ストックはたんとあるが、今日は自分のお誕生日なので今作をプレゼントとして観戦。購入したのは一昨年のクリスマス前、自分へのプレゼントとしてだった。
観戦自体はたぶん2回目。前に観たのは20年くらい前のことだが、そん時はパイソンズの認識が曖昧だったりアーサー王伝説もほぼ知らなくてまったく理解できなかったはずである。
ただ、この映画を元ネタとしたPC用ゲームを購入し、日々夜なべして遊んでいたためにパイソンズの顔認識ができるようになったという思い出の作品でもある。今回の再見は、ゲームのおさらいみたいな感じだった。そのゲームはアドベンチャーだったのだが、オマケコンテンツでミニゲームがプレイできた。中に「死体テトリス」とも言うべきパズルゲームがあって、死体をモチーフにしたブロックをテトリスの要領で揃えると「ぬちゃっ」という音とともに(腐って)消えるのである。ときどき死んでないブロックもあって、青野武の声で「わしゃまだ死んどらん」「わしゃまだ生きとる」などと、顔部分が残っている限りつぶやき続けていた。実に「らしい」秀逸なアレンジでした。
因みにそのゲームCDは、嫁に行った姉に貸したまま却ってきていない。貸したつもりだったんだけど、もらったつもりになってるのかな…。
メニューに<特典映像>というコンテンツがあって、観ようとしたら広川太一郎の声で「ディスク2を入れてください」と言われた。そんなもんはない!これもギャグかと思ったらちゃんとその特典ディスクというのは存在するらしく、廉価版を買ったばかりに享受できない羽目に遭ってしまったようだ。
その他に<山田康雄もいる伝説の日本語吹き替え版>とか<本作とは関係ないけどシェイクスピアの「ヘンリー四世」字幕版>とか洒落たメニューが存在する。さすがにセンスがいい。

ところで、最近読んで一目ぼれしたSF小説「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズの作者ダグラス・アダムスは、モンティ・パイソンに憧れケンブリッジ大学に入ったような人で交流もあったという。
そんなことは知らなかったのにシビレたってことは、やっぱり私は<モンティ・パイソンサイド>の人間なんだなあ、としみじみ納得したのでした。
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