1999年/イラン・日・伊/サミラ・マフマルバフ監督/サイード・モハマディ バフマン・ゴバディ
2007年2月17日 テレ朝シネマ・エクスプレス
【あらすじ】
舞台はイランとイラクの国境近く。黒板を背負って、流しの授業を生業とする流浪の教師たちが居た!
そんな教師たちのうち、2人の男が辿った一日を追う。
一人は国境を越えた故郷へ向かう村人たちに着いて、膀胱炎に悩む爺さまのバツイチ子持ちの娘(美人!)と結婚&離婚。
一人は国境越えの荷運びで生計を立てるチビッコたちに、教育の押し売りだ。
ドラマとしては、正直あんま面白くはなかった。
でも、見た意義は大きかったと思う。
イランのニュースは連日報道されていたとしても、普通の人々がどのように生活しているのかなんて見れない訳じゃない。
人々の生活の中にあって、常に脅かすものとして存在している軍隊やテロル。金も食べる物もなく、着ている物と黒板、または胡桃の木が全財産とか。知らない人を決して信用しないようにと警戒しながら生きる子供たち。読み書きも計算も出来ない圧倒的多数の民。そして学ぶゆとりもない。
産油国なのでイラン自体は豊かな国家のはずなんだけど、やはり戦争の影響なんでしょうか。
近頃日本では<格差社会>なんて言っているけれど、この国のことを思えば十分恵まれていると思って間違いないんじゃないか。
う~む、なるほど・ザ・ワールド。
2007年2月17日 テレ朝シネマ・エクスプレス
【あらすじ】
舞台はイランとイラクの国境近く。黒板を背負って、流しの授業を生業とする流浪の教師たちが居た!
そんな教師たちのうち、2人の男が辿った一日を追う。
一人は国境を越えた故郷へ向かう村人たちに着いて、膀胱炎に悩む爺さまのバツイチ子持ちの娘(美人!)と結婚&離婚。
一人は国境越えの荷運びで生計を立てるチビッコたちに、教育の押し売りだ。
ドラマとしては、正直あんま面白くはなかった。
でも、見た意義は大きかったと思う。
イランのニュースは連日報道されていたとしても、普通の人々がどのように生活しているのかなんて見れない訳じゃない。
人々の生活の中にあって、常に脅かすものとして存在している軍隊やテロル。金も食べる物もなく、着ている物と黒板、または胡桃の木が全財産とか。知らない人を決して信用しないようにと警戒しながら生きる子供たち。読み書きも計算も出来ない圧倒的多数の民。そして学ぶゆとりもない。
産油国なのでイラン自体は豊かな国家のはずなんだけど、やはり戦争の影響なんでしょうか。
近頃日本では<格差社会>なんて言っているけれど、この国のことを思えば十分恵まれていると思って間違いないんじゃないか。
う~む、なるほど・ザ・ワールド。