暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

東京の休日

2007年02月17日 23時19分38秒 | 邦画>★
1958年/邦/山本嘉次郎監督/山口淑子 久慈あさみ
2007年2月9日 テレ東昼

【あらすじ】
ニューヨークで成功を収めたファッションデザイナー(山口)が、休暇で東京にやってきた。
そんな彼女の名声を利用してファッションショーを開き、利権をむさぼろうと群がる魑魅魍魎群像ミュージカル!


タイトルから推察するに、「ローマの休日」をもじってそこからインスパイアされた酷く薄っぺらい内容を更に歌と踊りで薄めたまったく味の無い作品。
テレ東は2月の連休に2夜連続で放送した「李香蘭」にあまりにも力を入れ過ぎたため、今作(李香蘭=山口の戦前の芸名)をうっかり放映してしまった。ひょっとして見たのは私だけなんじゃないだろうか?
しかしこんなに詰まらない映画があって、しかも映画が娯楽の中心だった時代に作られていたとは驚きだ。こんな作品を濫造するようでは、人々が映画を見限ってしまっても文句は言えまい。
世界の三船、爆笑王金語楼、<世界昔話>宮城まり子が見られたのが救い。

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