暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

トッツィー Tootsie

2007年02月07日 23時34分07秒 | 洋画>消化試合>SNL
1982年/米/シドニー・ポラック監督/ダスティン・ホフマン ジェシカ・ラング &ビル・マーレイ
2007年2月7日 テレ東午後のロードショー〔ダスティン・ホフマン特集〕

【あらすじ】
演技派だが融通の利かない男優・ホフマン。演劇界から干されてしまい、苦肉の策で女優としてテレビデビュー!歯に衣着せぬアドリブで、すっかりお茶の間の人気者に上り詰めた。
しかし共演のジェシカ・ラングに惚れてしまい、しかもラングの父親と共演の男優には惚れられてしまう!
複雑怪奇な恋愛構図、厚化粧オバハンの恋の行方は如何に!?


吹き替えの声が気になって気になって…。小松政夫じゃないか?いやまさか…しかしそういえば以前テレビ放送された時に親分さんのコメントがあったような気がしないでも…だが親分さんがこんな難しい役に抜擢されるのか!?などと終始悶々としていた。本編が終わって、やっぱり親分さんだと判明。すっきりしたと同時に、自分の耳の良さに感心する。
で、ストーリーの方はあんまし楽しめなかった。女装or男装トラブルラブコメって、好きなジャンルなんだがなあ。
ホフマンの劇団仲間として、ビル・マーレイがいつもの仏頂面で登場。一服の清涼剤だ!
ところで、タイトルの<トッツィー>って一体どういう意味?
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チアーズ! BRING IT ON

2007年02月07日 10時57分10秒 | 洋画>★★
2000年/米/ペイトン・リード監督/キルスティン・ダンスト エリザ・ドゥシュク
2007年1月18日 テレ東午後のロードショー〔元気ハツラツSP〕

【あらすじ】
競技チアリーディングの名門校でキャプテンに任命されたトーランス(キルスティン)。張り切って大会に臨むが、新入部員ミッシーに教えられた衝撃の真実。それは、チームオリジナルだと思っていた振り付けが他校クローバーズのパクリだったこと!
大学生になって遠恋中のカレシのアドバイスに従って振付師を雇うが、予選に出てビックリ、同じ振り付けで踊る高校が!
過去5回優勝の実績を買われて本大会への出場は決めたが、プライドに賭けてオリジナルの振り付けを編み出す決意をしたトーランス。
恋に部活に燃える女子高生の、青春完全燃焼パンチラヘソ出しムービー!


冒頭ではちょいと腹黒そうな印象を受けるトーランスだが、普通にラブロマとスポ根を乗り越えて主人公的イイコキャラに。
作品としても、チアリーディングの魅力もスポ根の持つ努力から達成感への爽快感も生温く、何とも中途半端な印象。
部員の子に怪我を負わせてしまったことに対する反省も皆無だし、高等化学を履修したことの意味もまるでない。恋仲になるクリフ(ジェシー・ブラッドフォード)がパンクマニアで、ギターを掻き鳴らし自作のラブソングを作ってしまったりというイタい姿まで披露させておきながら、チームのダンスミュージックを担当するという気の利いた、というか当然考えられそうな演出までスルー。
普通このテの青春映画、例えば「ウォーターボーイズ」なんかを観ると、クライマックスにある演技で凄く胸が掻き立てられるような感動が押し寄せる。ところがこの映画ではそれが非常に薄いのよ。ちゅう~とハンパ~!(byちゃらんぽらん)
こんな作品に続編が出来るっていうのはどういう訳なんでしょうな!
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