暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

マイケル Michael

2008年05月09日 22時30分42秒 | 洋画>★★★
1996年/米/ノーラ・エフロン監督/ジョン・トラボルタ ウィリアム・ハート アンディ・マクダウェル ロバート・パストレッリ
2008年4月30日 日テレ水曜シネマ

【あらすじ】
ゴシップ誌の犬頼み記者クインラン(ハート)とヒューイ(パストレッリ)&犬のスパーキー、そして新人記者ドロシー(マクダウェル)は、「ウチには天使が住み着いている」という投書を追って現場へ急行。手紙をくれたバアさんの家に居た天使とは、肩甲骨から翼の生えたトラボルタだった!
でっぷり体型に胸毛腹毛、ビールに煙草に砂糖が好物…。とっても天使にゃ見えないが、翼があるから写真を撮る価値はあるとして編集部のあるシカゴへ連行。バアさんは死ぬし、道中女たらしまくってバトルしまくって大騒ぎ!
そんなドタバタの中、クインランとドロシーは急接近。下らないことに奇跡を使っちゃいけません。


どういう訳か、この作品は公開当時劇場までわざわざ観に行っていた。しかもワンマン観戦だったから、<誰かと会うためのネタ>ではなく、純粋に<観る>為に時間と金を割いたのだ。
何でそこまでしたのかは忘れてしまったが、満足した事は覚えている。トラボルタは可愛いオッサンだということも覚えた。当時参加していた同人誌(大川興業の)で、ネタにもした。
そんな思い出深い作品。ストックもだいぶ減った事だし、折角放送してくれるというので再見。
やっぱ可愛いんだよなあ。あの体型であの少年のような声!吹き替えにしないでくれて有り難う。このマイケルの印象が強かったから、ヒールのトラさんにはなかなか馴染めなかったものだ。今じゃもう慣れたけど。
メガテンシリーズで、ミカエル様をトラボルタモデルにしてくれたりしたら幸せかも。
そんな訳で、トラボルタ天使を楽しむというだけの作品ではある。主人公なんか見ていて結構腹立つし。犬なんか生き返らせなくたっていいよなあ。
駅の<ミケランジェロ>の看板が<マイケル+エンジェル>に見えるってネタ、主人公達はだからといってそのミケランジェロ展に行く訳ではない。
私の予想では、この作品自体が誰かによる「ミケランジェロって、マイケル+エンジェル+Oなんだな」って気付いた所から膨らんだものなんじゃないかと思う。
とにもかくにも。レビューを拝見したら、「天使って本当はあんなオッサンかも」って感じてしまった人が多かった。トラさんを天使にしようと思い付いたスタッフ、そして見事に天使になってしまったトラさん。大勝利ですぞ。
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