暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

グエムル/漢江の怪物 The Host

2008年05月05日 23時18分52秒 | 洋画>★★★
2006年/韓/ボン・ジュノ監督/ソン・ガンホ コ・アソン ビョン・ヒボン パク・ヘイル ペ・ドゥナ
2008年5月3日 テレ東バリ・シネ

【あらすじ】
米国人研究者によるずさんな化学薬品垂れ流し…が原因かどうかは定かでないが、漢江に謎の怪物出現!体高2メートル、全長10メートル程度の、魚類とも爬虫類とも両生類ともつかぬその怪物は、漢江(ハンガン)川岸でくつろぐ人々を猛烈に襲撃!
売店でぐうたら働くパク・ガンドゥ(ソン)は、どういう訳かこの怪物に勇猛に応戦。が、娘ヒョンソ(コ)が怪物にさらわれた!
怪物はウィルス汚染源であるとして隔離されたガンドゥだが、彼の携帯にヒョンソからの助けを求める着信が!父(ビョン)、弟(パク)、妹(ペ)と共に、ガンドゥはヒョンソ救出に立ち上がる!


怪物が人間を追っかけ回す、あのテンションが続けばなあ。惜しい!バスの中から川岸の騒動を見たら、なんかお祭りみたい。誰かが<通り魔>って表現していたけど、言い得て妙。
円谷怪獣と違ってあのサイズだし特殊能力(怪光線とか強力消化液とか…)もないので、軍が出動すればあんな毒撒かなくたって生け捕りにすらできたように思う。
仮にアイツが渋谷に現われたとしたら、アイツは大して若者どもを食うことも殺すことも出来ずに、殺されてしまうだろう。か弱い怪物なのだ。
怪物が一旦引き上げてしまってからの、パクさん一家奮戦記になってからは退屈だった。
私が求めているものは、家族愛でも、怪物を生み出す背景でもなんでもなく、とりあえず怪物が暴れてパニックになっている映像なんだな…。
漢江にはまた新たに毒が撒かれたから、新型グエムルの出現に期待したい。
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