雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

093:落

2006-05-22 18:46:53 | 題詠blog2006
オレンジの火玉となりて陽は落ちぬみちのくの旅終はる車窓に

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

060521 日々歌う

2006-05-22 00:32:55 | 日々歌ふ
メイド・イン・チャイナの安き品々のあふれる日々にいつしかなれど

百円で売られし中に『朗読者』の背表紙ありて痛みの走る

吹き荒れし<造反有理>の毛の無理共にす世代六十路に入れり
(毛=マオ)

奴隷らのうめきと血をば塗りこめし白き砂糖の黒き歴史よ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

092:滑

2006-05-21 15:03:41 | 題詠blog2006
肌白く滑らかなるを薄切りて塩もみなせばカブの美味しも

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

091:砂糖

2006-05-21 14:40:43 | 題詠blog2006
奴隷らのうめきと血をば塗りこめし白き砂糖の黒き歴史よ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

090:匂

2006-05-21 14:10:10 | 題詠blog2006
菜種油の匂ひ包める雲南に今年も黄に咲け菜花の畑よ
(畑=はた)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

089:無理

2006-05-21 12:48:30 | 題詠blog2006
吹き荒れし<造反有理>の毛の無理共にす世代六十路に入れり
(毛=マオ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

088:銀

2006-05-21 12:11:07 | 題詠blog2006
シャガの海花ニラの川真中にぞ銀杏の巨樹の芽吹き仰げる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

087:朗読

2006-05-21 11:25:54 | 題詠blog2006
百円で売られし中に『朗読者』の背表紙ありて痛みの走る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

086:メイド

2006-05-21 10:57:08 | 題詠blog2006
メイド・イン・チャイナの安き品々のあふれる日々にいつしかなれど

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

060520 日々歌う

2006-05-20 20:10:51 | 日々歌ふ
梅雨明けか梅雨の晴れ間か久々の陽射に惑ふ五月の空の

驟雨去り辿る家路の雲間より竜蛇のごとく虹の降りくる

公園のベンチの脇のシモツケの花芽目に見ゆ一歳経つも
(一歳=ひととせ)

                 *

肌白く滑らかなるを薄切りて塩もみなせばカブの美味しも

カブの葉の青々として捨てがたくゴマ和へ食めば農薬恐る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする