雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

060521 日々歌う

2006-05-22 00:32:55 | 日々歌ふ
メイド・イン・チャイナの安き品々のあふれる日々にいつしかなれど

百円で売られし中に『朗読者』の背表紙ありて痛みの走る

吹き荒れし<造反有理>の毛の無理共にす世代六十路に入れり
(毛=マオ)

奴隷らのうめきと血をば塗りこめし白き砂糖の黒き歴史よ

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2 コメント

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朗読者 (saheizi-inokori)
2006-05-22 11:37:11
涙が出てきました。もう一度読もうと思ってとってあるのですが、読んでいません。
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佐平次さんも… (髭彦)
2006-05-22 18:20:00
『朗読者』に胸締めつけられる思いをされたんですね。

つれあいに教えられ、かつて僕も読んだのですが、100円で売られているのを見て、胸締めつけられる思いが甦り、ついまた買ってしまいました。

作者のシュリンクは、僕と同じ1944年生まれですね。

佐平次さんの再読と感想を期待します。
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