雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

092:滑

2006-05-21 15:03:41 | 題詠blog2006
肌白く滑らかなるを薄切りて塩もみなせばカブの美味しも

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091:砂糖

2006-05-21 14:40:43 | 題詠blog2006
奴隷らのうめきと血をば塗りこめし白き砂糖の黒き歴史よ

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090:匂

2006-05-21 14:10:10 | 題詠blog2006
菜種油の匂ひ包める雲南に今年も黄に咲け菜花の畑よ
(畑=はた)

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089:無理

2006-05-21 12:48:30 | 題詠blog2006
吹き荒れし<造反有理>の毛の無理共にす世代六十路に入れり
(毛=マオ)

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088:銀

2006-05-21 12:11:07 | 題詠blog2006
シャガの海花ニラの川真中にぞ銀杏の巨樹の芽吹き仰げる

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087:朗読

2006-05-21 11:25:54 | 題詠blog2006
百円で売られし中に『朗読者』の背表紙ありて痛みの走る

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086:メイド

2006-05-21 10:57:08 | 題詠blog2006
メイド・イン・チャイナの安き品々のあふれる日々にいつしかなれど

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