理科で呼吸の学習をしました。吸う息と吐く息に違いがあるのだろうか実験を通して調べてみました。
吸う息、すなわち空気と吐く息には違いがあるのだろうか?
吸う息、空気については『ものが燃えるとき』の学習で、気体検知管を使い、酸素と二酸化炭素の濃度を調べているので、「気体検知管で吸う息と吐く息を袋に集めて調べたらよい」という考えが出てきました。
さらに、「ものが燃えるとき」の学習の時、二酸化炭素を調べるのに使った「石灰水」を使って調べるという考えも出てきました。
まずは、空気を袋に入れてその中に石灰水を入れて混ぜてみました。石灰水はほとんど変化しませんでした。次に、吐いた息を袋の中に入れて、その中に石灰水を入れて、袋を振って石灰水を混ぜてみました。
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すると、石灰水は、白く濁りました。このことから、吐く息には二酸化炭素がたくさん含まれることがわかりました。
次に気体検知管を使って調べてみました。
空気には、
酸素が21%、二酸化炭素が0.05%含まれていました。
吐いた息の酸素と二酸化炭素の濃度を調べてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4d/b3e8255a8486f2cd63906aa1eded7138.jpg)
すると、
酸素は17%、二酸化炭素は3.6%
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f9/7c38e8fa1c75bdbb5e68c1c2359193fe.jpg)
酸素が4%減り、二酸化炭素が3.55%増えました。
ものが燃えたときと同じように、酸素が減り二酸化炭素が増えました。
体の中に入った酸素はどうなるのか、次の時間学習したいと思います。