ジェッタ６ ＥＵ仕様発売

アメリカでは今年6月に発表され、既に1万台以上が生産された新型ジェッタ(日本未発表）。
ゴルフと同じ言い方をすれば「ジェッタ６」と呼ばれるモデルになります。
しかしゴルフと違い、中身の一部がコストダウンされて、ゴルフ４の部品を使っているので、
コストパフォーマンスに特化したモデルと言えるでしょう。

元々ジェッタというモデルは、ハッチバックにアレルギー反応を起こすユーザー向けに
企画されており、ゴルフより上級を求める方や、ハッチバックだと冬季の開閉時に
車内の暖気が逃げてしまう北欧などで重宝されています。
しかし、爆発的人気なのは北米。
特に既婚者女性に人気があります。
生産数の９割が北米で販売されていますので、今や生産はメキシコ工場だけになり
本国ドイツにまで輸出されるようになりました。

今回のモデルからは、女性が特に気を使う「価格」にも目を向け、
内外装のクオリティーを上げたまま、走りをスポーティーからコンフォートに変更。
同型他種と競合出来るような価格で、主婦層だけでなく、若い未婚女性や学生にも
手が届くようになりました。
若いを強く意識した所は広報も強く感じており、アメリカでのワールドプレミアでは
ニューヨークのタイムススクエアーで、ミュージシャンのケイティーペリーと共に
発表された事でも分かります。

今回は、そのヨーロッパ仕様が発表。
テイストの違う足回りや、リーズナブルな価格で、ヨーロッパにも再上陸しました。
今後、右ハンドル車を含め、他国にも輸出される予定です。