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フォルクスワーゲン R GmbH

大量生産だけでは生き残れない今、注目を集める特注車両ビジネス。
今回は、フォルクスワーゲンでも独立採算制に見合ったというお話です。

今月、ついに本格始動を始めた「フォルクスワーゲン R GmbH」。
その歴史は古く、1970年代に純粋なレースカーを作る
「フォルクスワーゲンモータースポーツ社」
としてスタートしたものが、その合間をぬって、富豪向けの特注モデル生産を
行うようになりました。ゴルフ2リミテッド(70台限定)などもその一部です。
また、大変高額なワンオフに近いエンジンチューニングストリート用車両も
注文があれば、企画製造していました。(日本にも並行輸入で存在する)

今世紀に入り、市場のニーズに合わせて特注車両のカタログモデル化が実現。
それが後の「フォルクスワーゲンインディビジュアル部門」になっていきました。
数々のRモデル、Rライン、そしてGTIピレリなどもこの部門の作品です。

今後は、高性能スポーツモデルと個性を合わせ持った「R」ブランドのさらなる
進化の為に、ウォルフスブルグ郊外に専門会社を設立。もちろんスポーツ車両
のみならず、本物志向の内外装を手がける
「フォルクスワーゲン・エクスクルーシブ」
の企画開発にも力を注ぐそうです。
楽しみですね。

画像は日本未導入の赤いボディーカラーを纏うゴルフR。
台数は売れなくても、こういったソリッドで派手な色のゴルフは、
本物のゴルフらしくて、実は日本人にウケるんですよね。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
380人規模のR社… (1/170)
2010-03-19 05:14:48
BenzのAMGや、BMWのMの様に、ワーゲンfreakの憧れの的として、末永く頑張って欲しいものです。まずは、日本導入は微妙なれど、ポロRを日本円で、300万円台でリリースして欲しいもの!『R』は、500万オーバーという悪しき伝統は頂けません。ジェッタcoupe○!
 
 
 
1/170さまへ (H.Nakazawa)
2010-03-21 04:40:23
コメントありがとうございます。
遅レスですみません。

楽しい大人のモデルが出ることを、僕も楽しみにしています。
価格的には本国とあまり変わらないようですね。
10年前のエンジン改良を受けた特注車は、車両価格の2~3倍以上でしたので、大量生産された分、安くなっていると思います。とはいえなかなかのお値段ですねぇ。
 
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