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もう1台の 2000E/16(973号車)

僕は幅広く日本のエッティンガーの生態を調べていますが、情報は突然入ります。
それも「それらしき車を通勤途中で見かけた」という目撃情報からスタートし、
随分経ってから、その車を手に入れたオーナーさん自らコンタクトしていただき
情報提供を受けるケースが多いのです。

今回もそのパターン。
今年の夏からメールでのやり取りがあったT氏の購入された車が、
正規輸入車(TOY'S BOX物)らしいという話から全てがスタート。
その後、その車の一部部品が、ウチの会社から以前出荷履歴のある車と分かり
メールや電話をしているうちに、確実な整備が必要と思われ、おなじみの
石口メカをご紹介しました。
そして先日、僕の予定も合い、Toy's box内にある石口メカがいらっしゃる
「アインスアウト」に参りました。

画像は、初めて出会う2台目の「1988年式エッティンガーゴルフ2000E/16」。
なんと、ファーストオーナーが都内で4年前に手放されてから、行方不明に
なっていた1台だったのです。
もっと驚いたのは、4年前に最後に整備されていたのは石口メカ!
だから、新車から4年前までの情報はバッチリあるのです。

新オーナーのT氏いわく
「やっと帰ってこられたんだね!」
と愛車に声をかけていらっしゃいました。
僕はとても嬉しい気分。

さて、不調だったエンジンは約1時間強のチェックである程度直ったものの、
問題点の一つは、燃料噴射のKジェトロニクスシステムと判明。しかし新品の
製造は終わっているので、海外からリビルト品を取り寄せる事になります。
パーツが着たら、エンジン調整をして、噴射ノズルのチェック。それでも
ダメなら、エンジンを開ける大掛かりなオペになるのです。
そうならなければいいなぁ。

4年間の間に一体この車に何があったのか???
謎だらけですが、部品等の欠品も少なく、オドメーターを信じれば、
4年で1万キロしか乗られていませんので
(それも前オーナーは2件共、中古屋さん)噂話より、現物チェックが早そうです。
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