MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

メトロノーム

2012年09月10日 | 音楽
引き出しの整理をしていたら
携帯用の小型デジタルメトロノームが出てきました。

最後に使ったのはいつだったやらというくらい
その存在を忘れていた電子メトロノーム
当たり前ですが 動きません。
(たぶん10年以上使っていません)

電池を交換したら動くかしら?
と 電池を購入してきて入れてみたら
最初のうちは よろよろした音でしたが
後 ピッピッピッ と音を刻みはじめ
どうやら ちゃんと働いてくれそうです。

さて
『テンポを正確に刻む器械』であるメトロノームですが
実際のところ ゼンマイ式には弱点があります。

振り子が右左振れる方向によって、微妙にスピートが変わる
テンポによって正確さに差が出る
ゼンマイが全部戻ったところで止まる

まあ最後の弱点につきましては
電子メトロも電池が切れたら止まるわけで
お互い様なのですが

この『メトロノーム』のための音楽作品がある
という事を あるコラムで読みまして
それによりますと、なんと
『100台のメトロノーム』を使うらしい。

そのコラムでは 
実際どう演奏されるのかについては全く書かれていなかったので
オーケストラの中で 効果音的に使うのかなあ
などと想像していたのですが

違いました。

100台のメトロノームを様々なテンポに設定した上
2人がかりで なるべく同時にスタートさせて
全部が止まるまでを聞く

という『作品』らしいです。



…作品?

で 検索してみて
演奏を聞いてみたら

意外に 最後まであきることなく聞き入ってしまい
結構 感心したのです。

ちゃんと音楽ですねえと思ったのですが
いかがでしょうか?

ポエム・サンフォニック

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