MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

グレードのレパートリー

2008年08月03日 | 音楽教室
    

8月に入りました。
秋にグレードを受ける生徒さんは
自由曲に 何を弾くのか、もう決めなくてはいけません。

9級以上なら、ヤマハが出版している
「ピアノメトード・名曲編」を使うのですが
いつも迷うのが、10級のレパートリー。

ヤマハ出版の曲集は、「ピアノメトード」以外にも
「ピアノスタディ」や「オルガンピアノの本」のように
グレード対応しているものがあります。

しかし、10級くらいだと、
内容に かなりばらつきがあるのですね、これらは。

10級に対応しているヤマハ出版の本は
オルガンピアノの本 2
ピアノスタディ 4
ピアノメトード10級

内容をご存知の先生は わかると思いますが
「オルガンピアノの本 2」だけが
ずいぶんと易しいのです。
逆に、その他の2冊は 9級とそんなに大差なし。
これで、同じ10級?と思うくらい、違います。

以前、この曲集なら 何級が受けられるのか、と
いくつかの本と グレードとの対応を
同僚の先生達と一緒に 調べたことがあるのですが
同じヤマハ出版なのに???と
皆で首をかしげたものでした。

ちなみに
私のクラスで教えている生徒さんが
ピアノスタディを使っていまして
これから10級を受けるのですが

2つ年下の妹さんが、別の先生についており
そちらは オルガンピアノの本を使っているのですね。
そして、2が終わったので、こちらも10級を受けると。

親御さんから 何か言われるのではないかと
ちょっと ハラハラしました。