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お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

苺のプディングタルト

2008年02月22日 | パイ生地


Strawberry Pudding Tart

小山シェフの「The sweet trick」に載っているレシピで、苺のプディングタルトです。お店でも人気の商品ということで作ってみたかったお菓子です。本では大きなタルト型で作ってありますが、今回は友人宅へ持って行ったので食べやすいように小さいサイズで作ってみました。

まずパイ生地を空焼きし、そこにホイップクリームを薄く塗り、薄いスポンジを敷き、またホイップクリームを塗り、その上にクリームチーズ入りの苺プリンを載せてあります。プリンは冷蔵庫で冷やすとあったのでそうしたのですが、型抜きに苦戦・・・。かなり崩れてしまって、もう持って行くのは無理かと。でも味見したら美味しかったし、その後ナパージュとパウダーシュガーでどうにか誤魔化せた範囲かな?と思って結局持って行ってしまいました。今度作る時はプリンは冷凍しておいた方がいいですね。

パイ生地は最後にパウダーシュガーを振ってキャラメライズしてあるので、時間がたってもザクザク香ばしいまま。クリームチーズ味のプリンも苺やラズベリーの酸味とあわさって美味しくて気に入りました。次回、もっと綺麗に仕上げられるようにまた作ってみたいです。いつか、お店で本物も食べてみたいな~。


コンベルサシオン

2008年01月08日 | パイ生地


Conversation

ガレット・デ・ロアを作って残ったパイ生地はとりあえず冷凍庫に入れたのですが、半端生地が残っていたのでそれを使ってコンベルサシオンを作りました。この名前は、コンベルサシオン=会話で、食べるとざくざくはじける音がするから、とか、フランス語で会話を意味するジェスチャーが指を交差させるので形が似てるからとか色々説があるみたいです。

フランスの伝統菓子ということで一度作ってみたかったのですが、パイ生地が無いと出来ないのでなかなか作る機会が無かったのです。生地もアーモンドクリームも余っていてちょうどいいと思って。ほとんどガレット・デ・ロアと同じ構成です。

パイ生地の中にアーモンドクリームを詰め、表面にグラスロワイヤル(卵白と粉砂糖を混ぜたもの)を塗って焼くだけです。今回はアーモンドクリームの中にラムレーズンを入れてみました。

この前パリで買った6.5cmの小さいタルトリングを使いました。1人分のタルトが可愛く作れていいですね。焼く前はこんな状態だったものが、

焼き上がりはこーんなにふくらみました。

表面のグラスロワイヤルがざっくざくで香ばしいです♪ラムレーズンもよく合うし。手軽で美味しいおやつになりました。


ガレット・デ・ロア

2008年01月06日 | パイ生地


Galette des Rois

1月6日のエピファニー(公現祭)に食べるお菓子、ガレット・デ・ロアを焼きました。去年の物よりは上手に焼けていると思いませんか?今年も小さめサイズで、直径約12cmです。そしてまたまた王冠無し・・・です。それも手作りすればいいのかな~。

折り込みパイ生地を作るのは1年ぶりなので、どうかな~と思いながら作りましたが、今回は自分で言うのもなんですが(笑)、よく出来ました。焼きたてをおやつに食べたのですが、さくさくはらり、と香ばしいです。アーモンドクリームもほこほこで美味しい♪

パイ生地を作る時、CSCAでは1単位で小麦粉を2パウンド(約900g)使うので折り込むのも結構力仕事だったのですが、今回はその1/4の分量にしたし、前日からちょっとずつ折り込んだので楽々でした。

まだ半分以上パイ生地が残っているので何にするか楽しみです。ミルフィーユがいいかな~。


ショーソン・オ・ポム

2007年01月22日 | パイ生地


Chaussons aux Pommes

ショーソン・オ・ポム。フランス語でショーソンはスリッパとか上靴という意味で、形が似ているからそういう名前がついているそうです。ポムはりんごで、アップルパイです。

パイ生地は先日ガレット・デ・ロアを作った時のものがまだあるのでそれを使いました。中身のりんごは藤野真紀子さんのレシピが一番美味しそうだったのでそれを参考にしました。今回の場合、参考というのはうちにない材料は省略して分量も適当に作ってしまったという意味です・・・。でも美味しく出来ました。りんごはキャラメルで煮て、ラムやシナモンで風味付けしてあります。最後にラムレーズンもあわせてあって、もうこの中身だけぱくぱく食べたいくらいおいしいです。レシピではカルバドスやシードルも加えてあるので、きっともっとおいしく出来るのでしょうね~。

ちょっとパイ生地が薄すぎたかな?とも思ったのですが、ざくざく香ばしく焼き上がりました。焼きたてのパイは本当に美味しいです。作った人の特権ですね♪


ガレット・デ・ロア

2007年01月06日 | パイ生地

ガレット・デ・ロア、焼いてみました。


Galette des Rois

でもでも、王冠もないし、実はフェーブも入ってないので正確にはガレット・デ・ロアとは呼べませんね・・・。日本で買ってくればよかったです。すっかり忘れてました。王冠があればだいぶ見映えが違うのになー。
作ったのは直径約12cmの小さめサイズです。

これはキリストの公現節である1月6日に食べるもので、名前は「王様のお菓子」という意味です。中に1つだけ陶製の人形(フェーブ)を入れて焼き、切り分けた時にそれが当たった人が紙製の王冠をかぶり、その年は幸運がくると言われているのだそう。フランスではとてもポピュラーな習慣だとか。

折り込みパイ生地は、学校で作った時に失敗して以来作ったことがなかったのでちゃんと出来るか心配だったのですが、意外と楽に作れました。気温もちょうどよかったのかな?

結構ちゃんとふくらんでます♪
ツヤツヤといい色になったのでそれも嬉しいです。でも、これは表面にパウダーシュガーをふってオーブンで焼いているのですけど、ちょっとシュガーの量が多すぎてしまったみたいで溶け残り(?)が出来てしまいました。それ以上焼いていると底が焦げそうだったのでしょうがなくオーブンから出しました。残念・・・。

それに、表面の模様もあんまり綺麗じゃないですね。ナイフで入れた切込みが深すぎたのかな・・・?

中にはアーモンドクリームにカスタードクリームを合わせたものが入ってます。しっとりとしていて美味しい。パイ皮もパリパリさくさくに焼けました。

学校でペティビエ(ほとんどこれと同じお菓子)を作った時は、パイ皮が失敗で全然膨らまないし、中も生焼けで散々だったんです・・・。今回はちゃんと仕上がってよかった~。