冬枯れの寒々とした田んぼ タゲリの姿はない
「
タゲリが11羽餌を啄ばんでいた
タゲリ 光によって色は変化する
正面から見ると
後ろ姿も
土を足で叩いて餌さがし
べつに 三角関係ではないのだ
離れた1羽に ゆっくりと近づく Xさん
大山山頂を背景に 1羽で飛ぶ
残りの10羽は群れで 電線を避けながら旋回
はばたき 飛ぶタゲリ
観 察 月 日 2012.12.14.晴 12℃
観 察 場 所 伊勢原市
晴れてはいるが、薄く巻層雲が掛かり、西へ向かうジェット旅客
機が飛ぶと飛行機雲が尾を引く。広い田んぼは刈り取った後に出
た穂も黄色く枯れ、見るからに寒々としている。タゲリがいたと言う
場所を双眼鏡で探すが、ヒバリ、タヒバリが視野に入ったが目的の
タゲリの姿はない。自動車が通る舗装道路を横切り、次の観察地
へ移動する。
「タゲリが何羽もいますよ」突然今日の案内役のRさんの声に足を
止めて見ると、黒々とした田の土をつつきながら餌を採っているタゲ
リの群れがいた。数えてみると、11羽になる。
田の土が黒いのは、今朝早く耕運機で土返しをしたからだ。農道に
水気のある土がわだちとなって落ちていたので、タゲリの予感がした
のだ。
タゲリは少し歩いては足で土を叩く動作をしては、掘り出された昆
虫やミミズ等を捕食している。
警戒心の強い鳥なので、遠くからスコープで観察する。ハト程の大
きさで頭には長い冠毛があり、羽は光の具合で変化して見える。
何故か一羽が群から離れ、農道へ出て来た。カメラを下げたXさん
が離れたタゲリにゆっくりと向かい、6~7m程に近付いたがタゲリは
落ち着いていた。
やがて一斉に飛び立ち、離れの一羽は大山を背景に西へ向かい、
後の10羽は群れのまま、田んぼに張られている電線を避けながら旋
回し、東方向へと飛び去った。
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