観察月日 2021.9.28.27℃ 晴
観察場所 Yokohama
若い頃、駅前の馴染みの果物店で買った、500gもある渋種
の富士柿に魅了して、苗木を購入、庭の一画に植えた。その後
見事に実を付け、渋抜きをしては近所や知り合いに、時には
干柿用にとそのまま配り、家でも随分楽しんだ。
柿の木は大きくなり、世話する体力の事も考え、ここの所、毎
年枝を切り詰めてきた。去年は特に、コロナや暑さもあって手入
れも出来ず、実の成りもぐっと少なかった。それも有って、この秋
は「実を採るのを止めよう」と初夏の頃から決めていた。
所が暑い盛り、柿の実はまだ小さく、色は青々としているのに、
道路に、庭の野草の中に落ちているのが目に付いた。しかし、
これは毎年ある事で気にはしなかった。
9月に成り、実は大きく成長したのに、落下は続く。葉は青々
としているのに、中には黄色く色付き、落下するのが目立ち、
それが熟れたアルコールの匂いと実の崩れた汚れが気になっ
た。「このまま放置はできない」と結局は高枝鋏を使い、49個
を収穫し、残りは野鳥に残した。
やれやれ修了と足元を見たら、片付け忘れに熟れた柿に、
キタテハが止まり吸汁していた。庭には食草のカナムグラはな
いので、何処からか飛んで来たのだ。成虫越冬する蝶にとっ
て秋は大切な季節、役立ってよかった。
収獲した柿を計って見たら、1個最大300g。ホワイトリカで
渋抜き中、今年も近所や知り合いに配る事にした。
結局、バケツ2杯収穫した。
並べて見た。大きさ色々、最大は300g。
庭に落ちたまま、片付けない柿があった。
キタテハが来ていたが、羽を閉じていると目立たない。自然は巧みだ。
羽を開閉しながら、発酵した汁を吸っている。高カロリーだ。
これから、成虫で厳しい冬を越して行くのだ。がんばれ!!
只今 渋抜き中です。
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