「音の森林浴」 - ミューズの日記
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昨日の土曜日のミューズサロンコンサートは「音の森林浴」~佐藤正美オリジナルコンサート~でした。
ボサ・ノヴァの神様・バーデン・パウエルの音を探求し続け、パウエル本人に「世界で唯一の存在」として認められた佐藤正美さんは美しい音と絶妙なリズム感で聞く者を魅了します。普段のライブではマイクを通しての演奏が多い佐藤正美さんですが、ミューズサロンの音響をとても気に入ってくださっていて、半年に1回は生音で演奏を披露して下さっています。

この先生は本当に楽に脱力した奏法で軽快で絶妙なリズム感で演奏されます。そしてメロディーを何と美しい音色で奏でる事か。生演奏を聴いた人でないと分からないですね。今回使用した楽器が「加納木魂100号630mm」。この楽器が低音は朗々と響き、高音は甘く美しく歌ってくれました。正美さん曰く「全体のバランスは素晴らしく、甘い音色で、ショートスケールなので弾き易い」と絶賛。

今回は全曲をオリジナル曲で固めたコンサートで、中には10数年ぶりに演奏する曲も何曲か演奏され貴重なコンサートとなりました。相変わらず楽しいトークで笑いを誘い、爽やかな音楽を、魔術師の如く自由自在に音を操り、癒してくれるコンサートでした。プログラムは下記の通りですが、静岡テレビ、長野テレビ、関西テレビなどいろんなテレビ局の番組や天気予報などのバックに使われている曲が沢山あるんですよ。中には「火曜サスペンス劇場の清里ペンション殺人事件」の為に作曲された曲とかね。兎に角売れっ子作曲者でもあり、ギタリストなんですよ。

1.広葉樹 
2.そよ風のショーロ
3.有明の海
4.山小屋のワルツ
5.パサポルテ
6.安曇野
7.北のブナ林
8.モサ・ドーセ
9.清き流れの吉野川
10.アルシーラの女
11. サンバ・エテルノ
12. 小麦畑 

そしていつもの如く、終演後には同じサロンでビール、ワインや手作り料理を出しての打上げ。これが楽しいですね。演奏者と直にお話しながら飲食して、乗って来るとまた演奏が始まったりして盛り上がるんです。まだ参加したことのない方は是非次回は参加して下さい。


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