こんばんは、渡辺なつ実です。
急に寒くなりましたね。やっと冬らしくなったぞと思っていたらもう3月ですね。もうすぐ桜も待ち遠しくなってきます。
突然ですが、皆さんは水琴窟(すいきんくつ)ってご存知でしょうか?
日本庭園の装飾の一つで、底に小さな穴の開いた瓶が逆さで土の中に埋められており、上に置かれた手水鉢(ちょうずばち)から水が流れると、琴のような音色が鳴り出す仕組みとなっています。水が水滴となって落ちて、瓶の中で反響し、美しくてかわいらしい音がいくつも重なって聴こえる様は、何度聴いても飽きることがありません。庭の手水鉢で人が手を洗うたびにその美しい音が楽しめるようになっています。
私は、おととしの夏、地元の郡上八幡のある博物館で初めて水琴窟の音を聴きました。聴いたときは、余りの美しさにその魅力に取り付かれてしまいました!なんというか、本当に音楽みたいなのです。しかも最初は流した水が勢いよく流れるわけですから、威勢のいい音が鳴っているのが、次第に水の勢いが弱まってくると音もまばらになってきて静かに、消えていく様子がまるで想定されて書かれた音楽みたいなのです。
日本人の庭に対する美意識に感心しました。
あまりに美しいその音色のとりこになってしまい、何度も博物館の人に水を入れなおしてもらって30分以上聴いていたのを覚えています。
皆さんももし水琴窟に出会うことがあったらぜひその音を聴いてみてください。きっとその音楽のような美しい音色のとりこになりますよ。癒されること間違いなしです!音の感じとしては涼しげなので夏に聴いたほうがより雰囲気が出るかもしれませんが・・・。
ちょっと思い出したので書いてみました。
もう一度聴いてみたくなりました。
それでは今日はこの辺りで失礼します。
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名古屋市内ですと、白鳥公園(熱田区)にも有ります。
私の住んでいる近くには和風の公園などないので残念ですが・・・。
名古屋市内にもあるとは。
今度行ってみようかな~。
情報、ありがとうございます!