Toshi~癒しのコンサート~ - ミューズの日記
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昨日は元XJAPANのボーカル、Toshiのコンサートがミューズサロンでありました。
私自身正直言ってXJAPANを殆ど知りませんでしたし、Toshiと言う歌手も知りませんでした。最初会場を借りたいとお話があったときもマネージャーのお名前で申込みを頂きましたので、変わった人がいるもんだと思っていました。何故なら住所は栃木県になっているし、弾き語りのコンサートで入場料が¥7,000もするんです。しかも、15:30と18:30の2回公演なんです。

丁度その前後に東京のテルミン奏者“三毛子”さんから『テルミンコンサート』、また神奈川県のヴァイオリン奏者皆川さんと言う方から『ヴァイオリンとギターのクリスマスコンサート』にサロンを貸して欲しいとご依頼を受けていたので、ミューズサロンも少しずつネットで調べては遠方の人からも依頼が来るようになってきたなあ、嬉しいことだなあなんて思っていたので、Toshiのマネージャーもその一つと言う感覚でいました。そしてチラシが届いて『元XJAPANのボーカルのToshi』と分かっても『ふぅ~ん』と言う程度でした。しかし、周りに聞いてい見ると皆さんがXJAPANを知っていて、Toshiの事も知っていて、そして『何故?何故Toshiがミューズサロンでコンサートなの?』と質問攻めにあう始末。

どんな人が来るのかな?と当日はやや緊張気味に待っていると普通の易しい顔をした人がスーツを着たマネージャーとお二人でみえました。別に元ビッグスターだったんだぞと言うそぶりは何一つなく、普通に丁重に挨拶されて、最初はどっちがToshiでどっちがマネージャーか分からない程でした。そこで私もコンサートを覗いてみました。そしたら、『定め』と言う歌が始まりました。そして不覚にもいきなり目頭が熱くなるではないですか。彼の歌声は人の心を振るわせる魅力を持っています。時には語り、時にはささやき、時には叫んで人の心に訴えるんですね。詩もいいんです。『生きるのは何故ですか?愛するのは何故ですか?切ないのは何故ですか?愛おしいのは何故ですか?』と心に迫ってきます。

終演後、マネージャーと話をして知ったのですが、ToshiはXJAPANを解散する前の絶頂期の頃に相当心を病んでいたらしいんです。そしてある日“MASAYA”の『愛しき生命の詩』と言うCDを聴いて、何日も聴いて泣いたそうです。そして自分の歌いたい歌を見つけたんだそうです。そして97年にグループは解散し、99年からギター1本を抱えて全国を巡るツアーを始めたそうなんですね。2001年からはコンサートの合間にボランティアで福祉施設や学校を訪れるようになり今までに全国で3,500箇所以上を訪問しているそうです。そして小学生の子供から老人までが彼の歌に感動し涙を流しているそうです。

Toshiをそこまで変えた『愛しき生命の詩』を私も聴きたくなりマネージャーから買いました。確かに素晴らしい歌詞・詩と歌声で心洗われる思いです。MASAYAのメッセージを紹介します。
『僕は見たんだ本当にみんなだまされている。人や自分や競争の論理は全て間違っている。人類の過去の概念に洗脳されている。あの日本昔話のようにやっぱり欲深じいさんになってはならない。台無しだ。純粋に素朴に正直にまっすぐ生きることこそ幸せに通じると・・・。決して闘いに参加するな。学歴、権威、地位、名誉、私財、スター、先生、教祖といった劣等感から来る武装を捨てる必要があるよ。それは鎧に過ぎないよ。そして初めて人類はともに生きれるようになるよ。それを捨てて初めて真に人に出会えるよ』


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
素晴らしい歌声 (まーちゃんのママ)
2005-11-01 08:49:51
先日ToshiさんのライブにおじゃましたToshiファンのものです。Toshiさんの歌う今の音楽を99年頃から聴き続けていますが、本当に心にくるものがあります。なんというか、ほっと温かな気持ちにさせてくれるような・。「さだめ」いい曲ですね。ファンの間でも人気がありますよ。



素晴らしい時間をありがとうございました。
 
 
 
ありがとうございました (山下 高博)
2005-11-01 20:39:59
私もToshiさんの歌声に接することが出来て良かったと思っています。また12月27日も楽しみにしています。是非来てくださいね。
 
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